心が必要とするもの。

2023年5月24日 05:20

朝の通勤電車。
私は大概座席に座って何かしら、読んでいます。
今日もいつも通り本を読んでいました。
降りる駅にまもなく到着するというアナウンスが聞こえたので、私は本とメガネを鞄にしまいました。
その時、ふっと私の隣の席の女性も、私と同じく本を読んでいることに気がつきました。

どんな本を読んでいるのかな？

好奇心にとらわれた私は
申し訳ないんだけど、チラッと覗いちゃいました。
チラリ、だったのですが、私の目に２つのワードが飛び込んできました。

アウトプット
創作

この方も、自分の何かを外に出し、そして何かを作りたいのだなぁ。
私と一緒やなぁ。

嬉しくなりました。

さてこの創作活動。創作作品。
文化と呼ばれるもの。
何故私達はこんなにもこの文化、芸術に惹かれてしまうのでしょうね。

無くても生きていけるのにね。

本、絵、音楽、踊り、演劇、
スポーツだって。

作品そのものもすごいけど
そこに到るまでのドラマ。
これにも心が奪われるし心が震える。
そのドラマを作り出した側も。受け取った側も。

つまり、心のご飯ということか。

私達の身体が食べ物を必要とするように
心が必要とするものもあるのね。

ところで、ライターである近藤康太郎さんの、私が大好きな言葉。

物を書くなんてたいそうなことではないんです。あってもなくてもどうでもいいことなんです。
それが表現するという行為の本質なんです。
音楽でも絵画でも芝居でもダンスでも
およそ表現というものは人間の生死に直接関わり合いがない。
その「あってもなくてもどうてもいいもの」に命を賭ける。そこが尊いんてす。

この近藤さんも、表現なんてどうてもいいものと書かれてていますが　
これは謙遜かもしれない。　
必要じゃない、なんて伝わってこない。むしろ必要と。

なくても生きていけるなんて、思っていたけれど　
実はなくては生きていけないものなのでしょう！

縁あって電車でとなりに座った女性の方！
私達、表現を頑張りましょうね！
同士や！

幸せなママがいっぱいの世界を見たい！子育て・妊娠・出産アドバイザーただのかおるです！

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