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私の老婆心が私の思いを邪魔する。

4人の子育てをしている私。
かつて、私は親としてどう在るかなんて考えたことなかったかな。

4人のヨチヨチ歩きを引き連れて。

安全にいくように
人に迷惑かけないように
そんなことばっかり気にして生きてきた。

今となれば、私にとってそれは本当に窮屈な生き方でした。
人の目ばかり気にしていたんだもんね。

それよりも、本当に毎日がストレスフルだったのは、私の重圧をまっこう喰らっていた私の子供達だったに違いない。

申し訳なかったな。

でもいくら悔やんでも、もうやり直すことは出来ません。
これからにかけるしかありません。
いい親ではなかったのですから。


過去、ダメ親だった私も
少しずつ改善、改良を重ね
自分が好きな自分、なりたい親として生きる事を実践中です。


自分が思う、在りたい親としての姿勢。
幾つかあるのですが、その中の1つ。

子供がそうしたいと思ったことは
なにも意見せず
そのまま受け入れること。
好きにやらせてあげること。

うまくいったら共に喜び
うまくいかなかったら共に残念がり

ともかく全て子供に付き合う。


心からそうあろうと思っている。
思って、いる。


しかし。

思っているのは確かなのですが
私の、子供を心配する老婆心がそんな私をたびたび邪魔してしまうのです。


例えば肥満体型のわが息子(中1男子)。
どうやったら痩せられるか、息子は自分で自分なりに考えて行動しています。

朝はヨーグルトに蜂蜜。
昼はトリムネ肉。
おやつは我慢。
こんな感じに。

でも、頑張っていたって時にはそれを守らず食べたくなってしまうことだってあるではないですか。

そんなイレギュラーに食べてしまいそうになる息子に
「もう少しでご飯だから少し我慢したら?」
とか
「こっちの方がいいんじゃない?」
とかつい言ってしまう自分がいます。

心では分かっているんです。

何も言うな、って。
息子が自分で決めた事なのだ!と。
でも私は、なにかしら言わずにいられなくなってしまいます。

そんな私の余計な助言を受け、息子は時にはプーッと膨れてその場を去っていきます。

あぁやってしまった‥。

こんな感じなんです。


何日か前は
末っ子(小6女子)がメロンパンを焼きました。

メロンパン、作るの初めて。
母親である私も作った事がありません。

鼻歌を歌いながらご機嫌で娘はパン生地とクッキーの生地を作ります。
メロンパンはパン生地の上にクッキーの生地をのせて焼くのです。

クッキー生地はプレーンとココアの2種類。

2種類のメロンパンにチャレンジ。

そうしたら、クッキーの生地が少しあまりました。

私がすかさず口を挟んでしまいました。

バニラの生地をココアのメロンパンの上にちょこっと乗せたら可愛いんじゃない?

娘がキツく返します。
「もう!言わないでよ!そうするつもりだったんだから!」

あちゃー。

反省。

反省したのに、すぐ忘れて次の娘の行程に目がいきます。

メロンパンの生地の上に、またクッキー生地をのせるってことは、オーブンで焼いて火がちゃんと通るのかな?
のせるクッキー生地は薄くした方がいいんじゃないかな。

そんなこと思って
又娘にそれを言ってしまいました。

「ええ?!もう薄くしないでのせちゃったよ!」

あ、そうなのね。
大丈夫、うまくいかなくてもそれも学びよ。

「はあ?!そんなこと言われたら
気になっちゃうじゃん!」

結局娘はそこだけ作り直しをしたのでした。
プリプリしながら。

私の方も。

よかれと助言したのに
その後後悔の念しかない。


嗚呼この私の困った老婆心よ。

少し黙っておくれ。

良好な親子関係を持ちたいのだ、私は。

好きなようにやる事で得る結果を
味わってもらいたいんだ。


この私の老婆心は、何者なんだろう。
もしかしたら
私は正しいっていうことを主張したい私なのかな。
あなたは私の言うこと聞いてればいいのよ、的な。

なんだか恐ろしくなってきた。
やはりこの困った老婆心は
さっさと手放したい。

幸せなママがいっぱいの世界を見たい!子育て・妊娠・出産アドバイザーただのかおるです!


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