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アースバッグハウスを作る Week7

ひぃいい!!!!😱
3週間も間が開いてしまいました。お元気でしたか??
また読みに来てくださってありがとうございます!

前回、やっと!!バッグを敷き始めた我々ですが、な~んか敷きづらい。
今回は、その改善策をいくつか用意してきました。
はてさて、どうなる???

前回はこちら

いってみよ~、やってみよ~!!

スピードアップ作戦1 - 日影を作る

先週働いてみて、何が大変だったかと言えば、暑さ
お日様が山の陰から出る9時以降は、べらぼうに暑いです。
今までの人生で、「汗水を垂らす」の「垂らす」がピンとこなかった私ですが、家づくりを始めてからと言うもの、体現しまくりです。

気温については成す術がありませんが、日陰があるのと無いのとでは雲泥の差です。

ということで、ホームセンターで買ってきたシェードの生地を、パラコードで木に結び付けて、日除けを作りました。

最初は四隅を引っ張るだけで十分と思っていたけど、それだけだと低い…。
どうしようかと色々考えて居たら、デデンボが長い木の枝を持ってきて、真ん中につっかえ棒として立てました。

手づくりシェード

「いや!!埋めたりしないと倒れるでしょうが!」と思ってたんだけど、意外と倒れない(笑)
こういう風に、シンプルに物事を解決できると、感激します。

スピードアップ作戦2 - 太陽光式ポンプ

これで井戸から水をくみ上げる

バッグに入れるミックスを作るには、水が欠かせません。
でも井戸までは距離が20メートル程あって、しかも坂!!
20Lバケツに水を入れて持ってくるのって、地味~に大変なんですよね…。

でも!このソーラーパネル式ポンプのお陰で、水をくみ上げる事が出来るようになりました!体力的にも楽になるし、時短にもなる!素晴らしい!

スピードアップ作戦3 - バケツを3つにする

前回「やりづらっ!!!!」と言っていた、バケツにバッグを被せる作戦のバージョンアップです。

もう「これ、やめた方が良くない?」という結論が出そうだったのに、諦めの悪い私は「バッグを全部被せる事が出来たら、また違うんじゃ??」と、今まで2つだったバケツを3つに改造。

結論から言いますと、大失敗(笑)

袋を被せるのが大変で、指が痛くなる上に、時間がかかる!(本末転倒)
「勝手に敷かさる」なんて夢のまた夢だし、長くなった分さらに扱いづらく、挙句に、バッグの中でバケツが外れるという悲惨ぶり。

ここまで上手くいかないと、むしろ清々しいです。

また30分かけてバッグを被せ直す…なにやってんだか

しかしここで…!!

スピードアップ作戦4 - セメントミキサー召喚

ミキサー来た~!!!

オンボロなので格安料金で借りれました。(頭痛の種でもあったけど・笑)

今までの4倍の量があっという間に完成!
「いらなくない?」とか言ってた私達がバカみたいです。
みたいって言うかバカ。

ミキサーを持ってきてくれたエイドリアンの友人が、私達が敷いている間にもミックスを作り続けてくれたお陰で、初日に1時間かかった分がたったの15分で敷き終わりました。

基礎の2層目が完成

仕上げ(タンピングと有刺鉄線)を終わらせた後、ついに最後のスピードアップ作戦に出ます。

スピードアップ作戦5 - バケツ&ドリー撤廃


前回と、今回の失敗で懲りました!(やっと)
諦めの悪い人間と言うのは、2度失敗しないと懲りないのです。


勝手に敷かさるってのは、スーパーアドビバッグでは無理です!

基本に戻って、バッグを裏返して長さを半分にする事にしました。

こういうこと

バッグを被せる時間と労力、扱いづらいバケツ、重くて煩わしいドリーから解放され、初日の「作戦3」を全否定する形で、スピードアップに成功しました!

次のドームの基礎を敷き始める
ここまでで1時間半!!
基礎1層目終了!!
廊下(約4メートル)はなんと15分で敷き終わった!!

敷いているあいだ中「もうこんなに敷けた!!」と何度も感動する我々。
前回は2日かかったドーム1層分を、1日で敷くことが出来ました!



スピードアップの副作用…

数々の作戦が功を奏し、確実にスピードアップしました。

でも、私は大事な事をすっかり忘れていました。

2日かかってた事が1日で出来るようになるという事は、1日の労働が倍になるという事なんですよね…。そこ、見落としていました(苦笑)

ミキサーでミックスを一回分作るには、19Lのバケツ3個分の砂を運ばなければなりません。

もちろん、そんなの持ち上げられないので、私とニーニョ達は小さなバケツで行ったりきたり…を28回!

タンピングだって、今までは一回につき5メートルくらいだったのが、沢山敷けるようになったら3倍に増えました。

早く家を完成させるためには、もっとスピードアップしたいけど、この重労働が増えるはキツい…。

キャンプから帰る車の中で、「ミックス作りとタンピングをしてくれる助っ人を雇おうか…」と話し合うのでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

成功したり失敗したり(笑)
今振り返っても、なんとも私達らしい軌跡です。

まだ基礎すら終わっていないので、長い旅路ですが、次回もお付き合いいただけると嬉しいです。
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それでは、また次回まで!!
アディオス、アミーゴス!



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