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邦画好きの映画の話。【Winny】

今月も映画館に足を運んでいます、但木です。
今まではInstagramのストーリーに「これ観に行ってきたよー」と簡単な感想を載せるくらいだったのですが、毎月たくさんの映画を観に行けているのでせっかくなら分厚めに感想を残したいと思いnoteにも映画の話を書こうかなとPCカタカタ打ちはじめています。(PCで書いてるアピール)

映画の話を書くときはもちろんのもちろんでネタバレはしません!
それ以前に作品の内容、公式に出ていることであっても深くは書かないようにしてしまうタイプなので物足りないかもしれません。私自身、予告映像以外の情報を入れずに映画館へ行くことが好きなので・・・!でも、邦画好きとしてこれはおすすめだよ!という思いは熱く綴っていきたいので最終的に「観てみたいな」と思ってもらえたら嬉しいです。そして、一緒に映画の話ができる人が増えたらはちゃめちゃにめちゃめちゃ嬉しいです。なにとぞです。

今月は、6つの作品を観てきました。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス/2023年3月3日公開
レジェンド&バタフライ(2回目)/2023年1月27日公開
THE FIRST SLAM DUNK(3回目)/2022年12月3日公開
赦し/2023年3月18日公開
零落/2023年3月17日公開
Winny/2023年3月10日公開

2つはおかわりなのですが、他の作品は今月公開された作品です。素敵な作品ばかりであれもこれも書きたいことはいっぱいあるのですが、今日は一番最近観た【Winny】について書いていきます。

【Winny】は実話事件を元にした映画です。お恥ずかしながら、私はこの事件をほとんどと言っていいほど知りませんでした。ニュースを見ていなかった、世の中のことに興味がなかった私です。予告を見た時に、だいぶ昔にあったお話なのかなとすら思いました。しかしです。ご存じの方も多いかと思うのですが、
「Winny事件」は2000年代の初頭にあった出来事なのです。2000年代と聞くと突然最近のことに思いますよね。

革新的なファイル共有ソフト「Winny 」が金子勇さんにより開発され、利用者による悪用が大きな社会問題になっていきました。そして、開発した金子勇さんまでも逮捕されることになり・・・。なぜ、金子さんは逮捕されてしまったのか。金子さんと弁護士が無罪を勝ち取るために戦っていくていく物語です。

ざっくり!!この情報だけわかっていれば十分楽しめます!

金子勇さん演じる、東出昌大さん。掴み所のない独特な空気感と好きなものへの真っ直ぐさ、嘘のない素直さに惹かれていきました。
一緒に戦う弁護士、壇先生演じる三浦貴大さんもとってもかっこよかったです。
予告でも流れるシーンで、公式HPのストーリーの文章頭にも載っているのですが
「殺人に使われた包丁をつくった職人は逮捕されるのか」と檀先生が言っていてそこがとても興味深かったのです。この映画気になる!と予告をみて思い、すごく印象に残っていました。

邦画の独特な暗さがわたしは大好きで、わたしはいつも「くらうなー」と表現しちゃってます。くらいたがりです。この作品もなかなかくらいそうだなと思っていたのですが、ところがどっこいです。ものすごく希望のある作品でした。もちろん、起きてしまったこと出来事に対しては「悔しい」「悲しい」もあるし、ストーリーのなかで起こるあれこれに対してくそー!あいつー!もあります。(急にばかっぽいですね)ですが、それだけで終わらずしっかりと希望を見せてくれる作品だったのです。救われる、、というか救ってもらえるような。そんな気持ちにもなりました。

今あるもの、全てに作り手がいるのです。作り手の思いがあるのです。
そして、やっぱりです。悪いことをしちゃいかんのです。悲しむ人がいます。こんなシンプルな感想も持ってしまいました。

個人的に、(ここまで全部個人的ですが)キャストに皆川猿時さんがいると上がります。今回もあげでした。猿時さん、あげです。

あと、吉岡秀隆さんも出演されています。出てきた瞬間に、良い人であってほしい・・・!と願ってしまいました。吉岡さんがどんな役で出ているのか、(公式HPにははっきり書いてありますので隠すことではないのですが)良い人なのか悪い人なのか、ぜひ劇場で!!!!!!!!!!!!!
※見どころはここじゃない

【Winny】とってもおすすめです。



ぜひ、映画館に。



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