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不可研最恐の五日間のあらすじ書き上げた

なんとか書き上げられました

単にあらすじだけ書く予定が、なんかもう色々書きすぎてしまって、気がついたら一万字近い文量になってました。

たった五日の話とプロローグとエピローグだけなんですけど、一万字のあらすじですから、本当に書き始めたらどれくらいのボリュームになるか、全く見当もつきゃしません。

なので、もし仮に創作大賞向けに作品を描くとするなら、どこかの日のエピソードだけを抜き出して書き進めるかなと思ったり。

蛇足なこととか

ここで書いてしまうと、作中の多田野ってのはまあ僕をモデルとしたキャラクターで、作中では最後に死んじゃう(作中のキャラクターは推測で「死んだのだろう」と考えていますが、事実死んでいでいます)んですけど、これは当初から「ホラーなんだから誰か死んでないとそれっぽくないよなぁ」って思って、だったら作者が犠牲になったほうが面白いなーって思ったわけです。

なお、登場人物には一応モデルがいて、飯野と兵頭と三田は僕の旧友で、早崎は高校の頃の同じ部活にいた人物です。
北山は中学の頃のパソコン部の顧問です。

ホームページの解析というか、粗探しについては、もうちょっと細やかに色々やりたかったんだけれど、僕の知識ではそこまで細かい描写や、正確な手法は思いつかなかったし、そもそもコメントアウトで重要な情報を隠しておくかって部分は、正直言って「んなわけあるかい」って部分もありますが、その辺りのギミックな凝り始めると書き始められなくなりそうなので、その辺りの作りの荒さは今後の課題ということで。

一応、クトゥルフ神話的な話にしたかったんだけれど、僕の記憶力がもう残念なので、かつて読んだ小説の内容や、「クトゥルフの呼び声」のルールブック、そして様々なサプリメントの内容なんかはすっかりぽんと忘れておりまして、クトゥルフ神話としての整合性については担保できかねるといった感じですが、件の神話作品群も、作者個々人で解釈が異なる部分が多々あるようなので、そこは多めに見てほしいです。

神話生物にマイニングをさせるというのは、山本弘さんの「ラプラスの魔」ではハスターに未来予知をさせていたわけですから、小神たちなら、さすがに未来予知ほどの演算能力はないにしても、仮想通貨のマイニングくらいには使えるんじゃねーのかな?的な、安易な思いつきでしかないんでけど、本来ならそれが星の恵み教団や有村精機の財源になってる的な話をどこかで描く予定でしたと……。

出番的には、前半は多田野の出番が多く、後半は三田の出番が多いんですけど、飯野と兵頭は基本ただの人なので、活躍するシーンが乏しいんですよねぇ。
で、飯野には主に物語の引きとしての役を、兵頭には不足している情報を与える役柄を与えてみました。

三田がダークウェブを使って情報収集したり魔導書を購入しているというのは、こういう限られた情報やアイテムはら一般的な手法では入手したできないかなと感じて、だったら地下の地下というか、違法スレスレの方法で入手しているのではないかなと思った次第で、物語の中で一番常人から逸脱しているのは三田だったりします。

あと、QRコードの設定や積層魔法陣の設定なんかは、四日目と五日目に伏線が回収される予定なんですけど、ざっくり書くと、どちらも有村精機の設備によって印刷される(される予定の)代物で、人間の生命力を封じることで活性化し、印刷された魔法陣に更なる効力をもたらす素材と、従来のチョークやペンキのような塗料よりも、より魔術的儀式に適した塗料によって精密に印刷された、儀式魔術に最適化された代物ってことです。

有村精機は、表向き家庭向けのプリンターや小規模なオンデマンド印刷機なんかを製造しているという設定なんですけど、実は裏で世界中にある星の智慧派教団の支部的な組織と連携して、世界を混沌と破滅に向かわせる活動をしていて、そのための儀式魔術用のツールをアウトソーシングされている部門だったりします。

んー、とりあえず思いついたのはこの辺ですかねぇ……。

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