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Inkscape事始め(1)

※トップ絵は「パソコンでデザインしようと頑張る女の子」というお題でSpellaiに頑張っていただいた一枚。
何かやらかしたような表情が面白いですな。

トップ絵について

イラレとは別物

チラシやパンフレットなどの紙媒体のデザインや、ボームページで使いたい粗材を作る際には、個人的にはドローソフトを使いたいと思っていて、これまでは業界でのスタンダードのAdobe Illustratorを使っていたわけですよ。
多分足掛け三十年近く、バージョンとしては5.5あたりから利用していて、MacでもWindowsでも使っていたこともあって、古い機能ばかりを使っているけれど「これがないと」な状態でした。

でも、今回Adobeに課金できる余裕がなくなり、オープンソースのドローソフトであるInkscapeに頼ることになり、「そうは言っても大して変りゃしないだろう」と軽く見ていたわけですよ。

色々調べてみたら、Inkscapeのデータでも入稿できる印刷屋さんはあるようなので、使い勝手は若干違うだろうけど、まあなんとかなるだろう程度に考えてました。

で、んじゃあ製作事例でもチャチャっと作ろうとMacに向かったわけですけど、まあ機能がよく分からない。

昨日ホームページの画像の加工をしてた時はGIMPの使い方を知らないままに作業してて、jpeg画像の保存の仕方がわからず、メニューを眺めていて「ひょっとして書き出し扱いなのか?」と思ってエクスポートを選択したらビンゴ。

この辺でもPhotoshopとの違いに困惑したんですけど、 Illustratorと Inkscapeとでは、文字組のあたりがかなり使い勝手が違って、ちょいと驚きました。

平体や長体ができない

とりあえずA4サイズのチラシを作りながら、機能を確認してみようと、見出しの文字の作り込みを始めたんです。

適当にお店の名前を考えて、文字を打ちながら「ああ、インラインで文字入力はできないのかなぁ。なんか昔のソフトを思い出すなぁ」なんて思いながら、キャンバス部分に表示されている文字を大きくして、個々に長体や平体をかけてバランスを……、と思って文字の変形に関するメニューを探してみたけれど、パッと見た感じでは縦横の変形の仕方は見当たらない。

Inkscapeでは、こうした場合は打った文字を図形として変形させる必要があるみたいで、今回はどうせ文字の細部を弄るのでパスにしてしまって変形させたのだけれど、もしまとまった文字数の文章などに平体十パーセントとかかけるという場合は、Inkscapeでは処理が難しいかもしれない。

あと、ペンツールの機能が少なくて、パスにポイントを増やしたりするのがちょっと面倒だったりして、慣れるのに時間がかかりそうな気がした。

でも、まあ、今はこれしか使えないのだから、Inkscapeでできることを模索していくしかないなぁ……。

明日のこともあるので、今日は練習を早めに切り上げてしまったけど、毎日少しずつでも触って練習したい。

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