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記憶って曖昧だよね

もう僕自身がポンコツなので、常々実感していることですが、本当に記憶力が衰えたなぁって思う時が何度学んだものあるわけで。

でも、思い返してみると、最近のことじゃなかったんだよな、これが。

観た映画なのに覚えてない

一番それを感じる時が、「この映画(アニメ、本、漫画など、なんでもあることなんだけど)一度観たはずなのに内容覚えてないなぁ」なんてことが多々あって、そのうち書くと思うOVA「フォトン」を再視聴した話でも「あれ、こんなシーンあったっけ?」や「こういう展開だったかなぁ?」と、面白がって何度も観たのに忘れてる部分が多いってのは、なかなかショックだったりする。

まあ、観たのはもうかなり昔(1998年ごろ?)だから忘れてるのも当然っちゃ当然なんだけどね。

でも、最近のというか、今期のアニメでも「あれれ?そんなシーンあったっけ?」って戸惑うこともあったりしてね。

あと、これはちょいと前の話なんだけど、観たはずの映画を何度もレンタルしてしまうとか、買ったはずの漫画を数ヶ月後に再び買ってしまうとか、まあよくやらかしてたんだよね。

思えば昔からポンコツなわけだけど、そこからさらに拍車がかかった気がするんだよね。

言った•言わない問題

記憶というと、僕の中では「言った・言わない問題」を連想してしまうんだよね。

僕は電話がかなり苦手で、会話することに必死になって相手が何を話していたかを忘れてしまうことが多々あって、大切なやりとりはできる限りあとで残る形(メールだとか)で交わしたいんだ。

でも、相手はそれを望まないことが多くて、結局は「あの時言ったはず」なんてことになってしまう。

できれば録音なんかしたいんだけど、急かされるとそういうわけにもいかず、ミミズがのたうちまわったような字でメモするんだけど、後から読もうとすると前衛的なアートみたいな落書きに化けてて、読めなくなっていたりする。

なので、ある時期からは「申し訳ありませんが、念のためメールでもその要件を送っていただけませんか?」と必ず伝えるようにした。

多くの相手は対応してくれたけど、中にはそれを頑なに拒む相手もいて、なかなか手こずらされたなぁ……。

老化以前の話かもだが

まあ、書き始めてみると、老化以前の話のような気がしなくもない。

だけど、世の中には僕みたいに記憶力が乏しい人ってのもいると思うんだけど、そういう人ってあまり表に出てこない感があるんだよなぁ。

よく「メモ帳を持って、大切なことはメモれ」みたいな話ってあるじゃないですか。

あれも、話していることを必死に聞いて意味を理解しようとしている時に、同時にメモを取るなんて正直無理ゲーだといつも思ってた。

色んな職場で研修を受けてきたけど、名ばかりのOJTという体裁で「やって覚える」仕組みみたいなのがコスパ高いみたいに考えられてる気がするんだけど、あれは研修するためのコストを下げるために資料なんかを作らないですむからなのかなぁ、なんて思えなくもない。

僕の老化のことも心配になるんだけど、世の中の方も、そういう人には優しく作られていない気がしなくもない。

所詮、この文章も、ポンコツな中年の戯言でしかないのだけど、できることならポンコツにも優しい世の中になってほしいと思うわけよ。

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