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「5歳の子がわかっていること」から余計な一言を考えてみた

赤羽雄二さん『自己満足でない徹底的に聞く技術』で書かれているアクティブリスニングを実践中の畑中です。

小5長男は、思春期に片足を突っ込んでいます。
長男にはとって、親のよかれと思っての余計な一言や正論は、親子ゲンカの火種でしかありません。

我が家の「5歳の長女がわかっていること」から余計や一言や正論は何かを考えてみました。

汚い言葉は使ってはいけない

5歳長女が、

「これ、お兄ちゃんに読ませてあげたほういいかな?」と絵本『ことばのべんきょう』を持ってきました。

『ことばのべんきょう』 かこ・さとし

私:「え?なんで?お兄ちゃんって、小5長男のこと?」

5歳長女:「うん。だって。『くっそー』とか汚い言葉を使うから」

私:「あ~。なるほど。そういうことか。汚い言葉は使わない方がいいもんね(*'▽')」

汚い言葉を使ってはいけないことは、5歳の子でもわかっています。
汚い言葉を使っているときに、「その言葉やめなさい」という注意ではなく、なぜ、その言葉を言いたくなったのか?に寄り添って、アクティブリスニングができれば問題の本質が見えてきます。

順番待ちをする

保育園のお便りノートの先生からのメッセージです。

「保育園のお便りノート」(一部抜粋)

自分が乗りたいブランコの順番待ちができたようです。

メッセージを読んで、

「順番待って、乗りたいブランコに乗れたんだね」と声をかけると、

「待っている間に、他の場所に行く時間になってしまったの。だけど、私が楽しみに待っているのを知っていたから、乗り終わるまで、〇〇先生が一緒にいてくれたんだよ」

自分に関わっている人たちを、こんな風に見ているようです。

子どもが3人いると、テレビで何をみるか?どの順番で見るか?で揉めることがあります。

揉めるとイライラして怒って、ガミガミ言っちゃいがちです。

でも、順番を守らないといけないのは、5歳の子でも、わかっています。
ガミガミ言っても何も解決しないので、子ども同士で「どうしたら、いいか?」を考えてもらうのが、解決の近道です。

私には、気づかないことを発見している

週に1回、5歳長女は、保育園で絵本を1冊借りてきます。

先日、絵本『きょうはなんのひ?』を借りてきて、「読んで」と言うので、読み聞かせをしていました。

3回くらい読んだでしょうか。
ストーリもわかって、わかったつもりになっていましたが、

「ねえ、お母さん、このポケットから出てくる手紙。どこで、ポケットに入れたか知ってる?」と問題を出されました。

『きょうはなんのひ?』

「え?どこで、ポケットに入れたかなんて、書いてあったっけ?」

「うん。ここだよ!」

『きょうはなんのひ?』

なんと、表紙のイラストにその答えが、描かれていたのです。

全然、気づきませんでした。
読んであげて、自分の方がわかっている気になっていましたが、5歳の子は私には、気づかないことを発見し、絵本をより楽しんでいたんです。

文字が読めるから、経験があるから、と親の方ができる、知っている。

だから、子どもに教えてあげなきゃ!なんていう気持ちから、余計な一言を言いがちですが、そんなものはいりません。

子どもたちを観察し、アクティブリスニングしていると、子どもを信頼でき、余計な一言や正論を言わずにすみます。

思春期に足を突っ込んでいる長男とバトルをしないために、覚えておきたいこと

今日は、3月11日。
12年前の3月11日は、東日本大震災がありました。

私は、小5長男を4月11日に出産しました。長男の名前は震災のことも踏まえて名付けています。
出産した日のちょうど1カ月前に、震災が起こったので、産院では院内アナウンスが流れて、皆で黙祷をしました。生と死の両方の記憶が今でも、鮮明に残っています。

岩手日報のサイトに「3.11」は大切な人を想う日として、詩が紹介されています。

最後だとわかっていたなら(作者不明)

あの日の気持ちを忘れずに、生まれてきてくれたことへの感謝や大切に思う気持ちが伝わる、アクティブリスニングを徹底していきたいです。

苦しくつらい子育てから抜け出し、家庭を安全基地にしたい方へ、情報を更新しています。

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