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最速の企画書作成 第1回(赤羽雄二さん アウトプットイメージ作成アプローチ)

本気で「A4メモ書き」をしていなかったことに気がついた

2022年5月16日(月) 毎日文化センターで開催された“3回シリーズ ビジネスパーソン特訓講座「最速の企画書作成」第1回 言いたいメッセージをすぐに書き出す”のセミナーを受講しました。

私は、2021年にクラブハウスで赤羽雄二さんを知ってから、アクティブリスニングという信頼関係を築ける『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』A4メモ書きで頭が良くなる世界一シンプルな思考が書かれた『0秒思考』各種書籍で紹介されている仕事術などをとにかくまねることから始めています。

赤羽雄二さんのリアルセミナーに参加するのに、文章を書くのに苦手意識があり、考えの浅い私にはレベルが高いのではないかという不安もありました。

しかし、こういった自信のなさを少しでも減らすことを目的に参加することにしました。

セミナー開始3分ほど前に赤羽さんが会場入りされ、スライドの映り具合を調整したあとは、開始時間になるまで、PCを広げてカチャカチャ。この数分も無駄にしないのが赤羽雄二さんなのでしょうか。イメージ通りです。

時間ピッタリにセミナーは開始して、

「30分もしないうちにメモ書きしますから!覚悟してくださいね」とおっしゃいました。

お話ししていたより早く、冒頭約10分の説明が終了すると、言いたいメッセージをすぐに書き出すためのトレーニングということで、16個のテーマのメモ書きが開始されました!

それも「タイトルも書いてあるので、1分ではなく、50秒でいきますよ!」っとおっしゃるので、超集中です。

そして「言いたいメッセージを4行、15文字以上は必ず書いてくださいね!」とおっしゃるので、「え~、それはできるのか?」という思いが出てきます。
しかし、やってみると案外書けるものなのです。

「韓国の大統領が交代した今、どういう関係構築を進めるべきか?」のテーマは、あまり知識もなく2行しか書けませんでしたが、他の15個のテーマは、何かしら書くことができて、自分の頭って結構いろいろなことを考えていることに気がつきました。

・自分の考えることなど大したことがない、という気持ちもブレーキになります。
・そうではなく、何かの気持ち、発見、感情が浮かんだ瞬間にすぐ、無理やりにでも書き留める癖をつけておくと、はるかに気持ちが楽になります。
 - A4メモに毎日10~20ページ書くのが一番楽です。
 - 慣れればノートに書くより気が楽になります。一件一葉だからです。

「最速の企画書作成」 第1回 言いたいメッセージをすぐに書き出す セミナー資料

自分の考えなど大したことがないと、思い込んでいたことに気づきました。

こんな気持ちがあり、セミナーの場に自分はふさわしくないのではないか?と参加することにも迷いがありましたが、こんな気づき・発見ができただけで、参加した価値がありました。

言いたいことを伝えるだけなら、文章が苦手な私でもできそう

1.文章は一文字でも短く書く
2.動詞はなるべく名詞で置き換える
3.「こと」「~ということを多用しない」
4.主語+述語が二度重なる複文は、一度のみ
5.一つの文章は最大でも2行程度で切る

『入社者3年目塾』 著 赤羽雄二

コマツからマッキンゼーに転職された赤羽さんが、文章を書くのが苦手で苦労した結果編み出した技だそうです。

頭に思い浮かんだことをそのまま書けばいいことがわかりました。

「最速の企画書作成」 第1回 言いたいメッセージをすぐに書き出す セミナー資料

衝撃ですよね。
今までの文章の書き方で習ってきたことと全然違いませんか?

このことは、赤羽さんの書籍を読んで知ってはいましたが、ご本人が語ると本当にそう思っていることがダイレクトに伝わってきます。

それで、伝わる文章が書けちゃうなんて、すごいですょね。

アウトプットイメージ作成アプローチ、私にもできた

このセミナーに参加するとき、私が「2時間のセミナーで企画書を仕上げられるのか?場違いだったら、どうしよう」と不安でいっぱいでした。

でも参加者の中に、Clubhouseのアイコンを見たことがある方や、赤羽さんのオンラインサロンのメンバーの方たちも複数名いらして、アウェイ感もなく、受講できました。

赤羽さんが「質問のある方?」と参加者に問うと、ポンポン!と質問が飛びます。ここ日本ですよね?と確認したくなるほど、参加者からの質問が止まりません。とても活気のあるセミナーです。

  • 良い企画書とは?
    →目的が達成できる企画書がいい企画書です。

  • 1週間に1回はアウトプットイメージ作成アプローチを作成してみます。
    →それは無理です。できたとしても、つらいです。アウトプットする場を強制的にでも用意しないと、続きません。

  • 目次は、たくさん書き出して、いいものを選び出せばいいのか?
    →たくさん書き出して後から選ぶのではなく、出てきたもの3~4つを取り上げます。

何より自然体!

素晴らしい経歴を持って、即決・即断・即実行を体現されている赤羽さん。
Clubhouseでお話しを聞かせてもらったつながりだけにも関わらず、書籍で紹介された仕事術を実践してわからないことをメールで質問すると、すぐに的確な返信をくださる赤羽さん。
リアルでお会いするのは、とても緊張感しましたが、自然体の赤羽さんを見ていたら私の緊張もほぐれました。

笑顔もたくさんあって、冗談も言って、複数プロジェクトを同時進行する様子を皿回しのジェスチャーで表現して笑かしてくれたりと、どうだ!と押し付ける威圧感もありません。

苦労して編み出した方法をこんなにわかりやすく、誰でもできる形で教えてくれて、私にも作れた!という体験をさせてしまう。

書籍『マンガでわかる!マッキンゼー式リーダー論』で学んで試した「アウトプットイメージ作成アプローチ」は、目次を出すところでつまづいて、時間がかかってしまうことが多かったです。

そのため、目次の出し方について質問してみました。

・「頭に思いつくものを順番に書き出せばいいです。このテーマってこれが問題だよね。どうしたらいいのかな?こうしたらいいよね?と話しをするように書き出していけばいい」
・「うまく書こう、わかりやすく書こう!という気持ちから抜け出し、頭にあるものをただ順番に書き出すだけで、伝わる文書が書けます」

この赤羽さんの回答に後押しされて、本日はブログを頭に思いつくまま書いてみました。

次回のセミナーは、
2022年6月8日(水)「最速の企画書作成  第2回 チャートにもう悩まない」
2022年7月4日(月)「最速の企画書作成  第3回 何度も何度も見直して仕上げる」

来月の開催がすでに待ち遠しいです。

そして、セミナー後に、今回のセミナーの参加者が、翌々日から5日間、本日学んだ企画書を作成する勉強会を開催しよう!というのです。

その方は、10年以上前に赤羽さんの仕事術に魅了されて行動されているそうです。これも、赤羽さんの仕込みの賜物ですね。

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