【有償】医師研究者が芸術大学のMFAに?社会課題をデザインと戦略で解決する
2023年4月から京都芸術大学大学院の芸術学修士過程(Master of Fine Arts, MFA)コミュニケーションデザイン専攻の第一期社会人大学院生として週末に学んでいます。MBA(Master of Business Administration)などと比べて馴染みがないと思いますが、当MFAからは、宇宙飛行士候補になった米田さんはじめ、何名かの医師・医療関係者の方が卒業されています。
芸術大学というと美術や音楽を学ぶ場所と思われるかもしれませんが、僕が学んでいる専攻分野における主な目的は三つ。
自分の専門性にコミュニケーションデザインの視点を養う
人を動かすデザインとは何かを考える
デザイナー・クリエイターとの繋がりを構築する
下記には当専攻のwebpageからコンセプトを引用しましたが、細かいデザインのテクニックを学ぶのではなく、問題解決のための思考とデザインを学び、研究結果を実装していくための仲間を作りたいと思っています。
僕の研究メンターであった長谷川耕平先生(現ハーバード大学医学大学院准教授)が学び続ける人であったことからも影響は受けています。
また、歳を取るたびに新しく学び直す・物事を考え直す時間を作るのが苦痛だと感じていたため、国内で唯一オンラインで週末に学べる当大学院を選択しました。Degreeのない独学は続かなくて無理だし、それ以上に人との繋がりがない。
MPHの時に思ったのですが、こういう記録はその時に残しておかないと後になっても書けないし、残しておくべきだったと反省しているのでnoteで残します。本記事は有償記事ですが、普段思っている事や悩み、それにMFAがどう絡むかを書いた記事になります。
1. Why MFA?
単にMaster of Fine Artsという響きがかっこいい。僕の持ってるMPHなんかはMaster of Public Healthって言っても一部の医療者にしか通じないことが多いですが、Fine Artsって聞いたらそれだけでオシャレ。
…というのはさておき、
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