ケアプランの作り方、そもそもちゃんと教えてもらってないぞ! その4

自分なりの「動作分解表」をつくりはじめて、最初に考えたのが、「自分はどうしているか」って事。
ここでまず、普段は生活動作を意識しながらやってないって事に気づく。
そうか、生活ってそういうもんなんだな…。

始めに分解をした生活動作は「洗濯」だった。

当時、私が勤めていた居宅介護支援事業所は同じ建物の中にケアハウスがあって、介護保険を使いながら生活されてる方も入居されてた。
そのケアハウスでは、100円を入れて動かす洗濯機を使っていた。
つまり、「100円を入れる」という、動作が必要だった。
自宅にいらっしゃる利用者さんも担当していたから、そこは違うなーって考え始めると頭が整理しやすかった。
今思えば、それが洗濯を最初に選んだ理由だったように思う。

ここではたと気付く。
利用者さんが洗濯の時にどんな動きをしているのかわからない。
ホントに何もみてない…。まったく…もう。
ケアハウスの、自分で洗濯が出来る方にお願いして動きを見せてもらう事にした。
こうしてやっと、動作分解表の第一弾「洗濯」を作り上げた。

今は職場が変わり、「100円を入れる」洗濯をしてる利用者さんがいなくなったので、こんな感じの動作分解表を使ってる。

これ、今、ケアプラン点検で、ケアマネさんへのアドバイスにも重宝してる。

こうやっていろんな生活動作を分解しまくったんだけど、そうすると、いろんな事がわかってきた。

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