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カリフォルニアの巨大な山中湖に広がる山岳地帯でキャンプ、のはずがハイキング:Desolation Wilderness in South Lake Tahoe
2022年6月25日(土)
車で東に2時間ほどのところにある巨大な山中湖、レイク・タホ
その周辺は美しい山々や大小の山中湖が点在する絶好のアウトドアの遊び場になっています。
今回はレイク・タホの南に広がるDesolation Wildernessで待望のバックカントリーキャンプ!
のはずだったんですが、日帰りハイキングに変更を余儀なくされました。
ま、こういうことはアウトドアでは良くあることですね。
あ、人生でもしょっちゅうやな。😅
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ここでキャンプするには許可証が必要です。
ほれ。
地域の自然を保護するため、キャンプが許可される人数、日数、場所が細かく指定されています。
やはり人気のある場所の週末は全て埋まってしまっている。
6月25日土曜日Lower Velma Lake のセクションに空きが一つあるのを発見、すぐにゲット!
早朝5時半起床。
朝食とって荷物を車に詰め込んで、7時出発のはずが7時半になってしまった。
さらに途中で休憩入れて、レイク・タホのエメラルド・ベイにあるトレイル入り口の駐車場に着いたのは午前10時近く。
すでに駐車場は満車、道路の路肩にまで車が溢れていました。
自分も路肩に車を停め、トレイル入り口にいたレンジャーのおじいさんに話を聞く。
週末は朝8時、いや7時半くらいに来ないと空いてないかもな、と言われました。
マジかよ〜
ま、しかしそれも仕方ないかも知れん。
こんな景色が道路から簡単に見れてしまうんだから。
インスタ映えバリバリやん!
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事情を説明して路肩に車を停めてバックカントリーキャンプ出来ないか聞きましたが、チケット切られちゃうかもねーという返事。
よし、バックカントリーキャンプは諦めてハイキングに変更。
優柔不断なイクラちゃんにしてはスパッと決定、どうした俺?!
せっかく詰めたテントやら寝袋やら取り出して、ランチやら水やらカメラやらだけ残して出発!する頃にはすでに11時近くになっとりました〜
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目的地はキャンプする予定だったUpper Velma Lake、片道約5マイル
AllTrail によると往復約5時間、しかし5時間では全然済まんかった。
はじめの1時間くらいは人が多い。
皆の目的地は美しい山中湖のEagle Lake。
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ここを過ぎると途端に人がいなくなります。
そして登りがキツくなる。
さらに基本この辺は岩石地帯で歩きにくい。
ふらつきながらなんとか進むと盆地帯に入り楽な道になってきました。
喜んでいると今度は雷雲が。
天気予報では午後に軽い雨が降るとあったが、その通りになりそうな雰囲気。
しかしレインギアを車に置いてきてしまった。😭
ま、軽い雨で助かりました。
そしてUpper Velma Lake着。
周りの山にはまだ雪が残っている。
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この辺から蚊が多くなってきました。
日本と比べると米国は蚊がとても少ないのですが、だからこそたまに出ると実に鬱陶しい。
ここからさらに湖の奥を目指しましたが、川に阻まれ断念。
水に入れば渡れましたが、そんな気力なし。
午後2時半、ランチ食って引き返すことに。
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元来た道を戻って、Eagle lake でまったりするか、と思っていましたが、途中の分かれ道でしばし迷う。
すでに午後3時半、でも夏至近くで日は長い。
よし、ちょっと遠回りしてMaggies Peakに行ってみよう!
同じ道を引き返すなんて性に合わんし。
Maggies Peakまでの最後の登りが半端なし。
息は上がるし、岩を渡る足はふらつくし、立ち上がると立ちくらみするし
もう年か〜と悲しくなる。
が、思い切って来てよかった。
Maggies Peakの山頂から見下ろす世界は想像を超えた素晴らしさでした。
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手前にLower Velma Lake、その向こうにDesolation Wildernessがずーと広がっています。
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結果的にキャンプ中止になって良かった。
重い荷物背負って蚊の多い湖畔で雨に降られながらキャンプするより
こうやって素晴らし眺めに心震わせている方がずっと心地良い。
しかしそう考えた途端、あれ、俺って何がしたかったんだっけ?
すっかり重くなった足を引きずり駐車場に着いたのが午後7時。
でもまだ日は出ていて明るい。
やれやれ、夏至近くで良かった、これが秋だったら終わってたな。
くっきりと7色に分かれた虹を見ながら車で繁華街へ。
レイク・タホは観光地なんだなと実感。
一押しのホールフーズで惣菜とコーヒー買って
明日食べるはずだったおにぎりと一緒に食べました。
すでに午後8時過ぎ、流石に日も暮れ暗くなってきた。
スタバも午後9時には閉まるし、ここから2時間ノンストップやー!
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