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弦の種類多すぎだろという話

私がヴァイオリンの長いブランクから帰ってきた時に驚いたのが
弦の種類が増えすぎていた事。

私のジュニオケ時代は練習期間はナイロン弦のドミナント
本番でガット弦のオリーブに張替えて
本番が終わったらオリーブは外して取っておき
新しいドミナントに張替えて
次の本番でまた取っておいたオリーブを再利用するサイクル。
その2種類ぐらいしか楽器店に売って無くって
あとは分数楽器用のスチール弦でクロムコアが有るぐらい。

今ではナイロン弦が主流。特にエヴァピラッチィが猛威を奮ってますよね。
しかしナイロン弦の種類が増えすぎていることに加え
高価格化も進んでいてとても驚きました。
4本セットで2万円台とかもあります。ビックリです。

ちなみに現在出回っているヴァイオリン弦の種類ですが
Pirastro社 ナイロン10種類 ガット弦6種類 スチール5種類(E線のみ含む)
Thomastik-infeld社 ナイロン17種類
Larsen社 ナイロン6種類
Warshall社 ナイロン6種類
いやー・・・多過ぎでしょう!これは何買ったら良いかわからないですし
生産ラインこれだけ増やしたらコストも掛かるので
弦価格も上がりますよねー。

私もそれなりに弦交換の度に違う弦に変えていろいろ試しましたが
最近はヴァイオリン弦はLarsen社Il Cannoneに落ち着いてきました。

Larsen Il Cannone

4本セットで8000円程度で寿命も長くスッキリした音が気に入っています。
ただこの弦もSoloistとMediumの2種類が出ていて
しかもA線だけWarm&Broadという別モデルが出ているという複雑さです。
私はソロ曲演る時や1stヴァイオリンで乗る時にSoloist
2ndヴァイオリンで乗る時にMediumにしています。

ヴィオラ弦に関してはまだコレ!というところに落ち着いていないのですが
ヴァイオリン弦以上に高いので低価格重視で
Thomastik-infeld社Visionを張ることが多いですね。

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