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アマオケに入ると演奏は荒れるのか問題【前編】

今回は荒れる話題です。コレまで何度も書く事を躊躇してきました。
よく言われるアマオケに入ると演奏が荒れるという言葉についてです。
楽器を始めてレッスンを受けて少し自信が付いてきた時期に
先生にアマオケに入る相談をすると多くの場合
「アマオケに入ると演奏は荒れるよ」と言われて
引き止められる事があります。
ただコレにはポジショントークが入っている部分もあり
大抵の生徒はアマオケに入ると譜読みに追われるので
レッスンの課題などが蔑ろになり
次々やってくる演奏会を目標に練習しだして
やがてレッスンを辞めていくというパターンなので
ポジション的には引き止めるという選択肢を取る事になります。
ただ生徒としてはソリストを目指して始めた訳ではなく
どちらかと言えばアンサンブルを始めたいという動機で始めている方も多く
楽器を始めた目的自体を否定されてしまうと
永久に目的に辿り着けないレッスンになります。
なかにはオーケストラの演奏に特化したレッスンに切り替えて
継続してくれる先生もいらっしゃって
そういう方のレッスンを受けている方の楽譜を見ると
素晴らしく合理的に考えられたフィンガリングや
シフティングが書かれていて感心します。

ではアマオケに入ると演奏は荒れるのか?「後編」に続く

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