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トップのお仕事

9月に3本の本番が有るのですが、そのうち2本でトップをやっています。
同じ時期に2つの団体で本番2ヶ月前になりましたので
トップのお仕事がかなり忙しくなってきました。
でも具体的に何やってるの?と思いますよね。
別に合奏で一番前で偉そうに弾いているのが仕事じゃないんです。
もっと地味でツラい仕事がたくさんあるのです。

・エキストラさんの手配
本番2ヶ月前になるとエキストラさんも揃っていないといけない時期です。
エキストラさんに依頼を掛けてスケジュール調整し
楽譜を印刷・製本してボウイングを書き写し郵送したりと
コレがかなりの労力です。

・合奏練習での変更ポイントの伝達
欠席したメンバーやまだ参加していないエキストラさんに
マエストロからの注意事項や他パートとの調整で発生した
ボウイング変更を達します。
私の場合は書き込みした楽譜をスキャンしメンバーに送付して
変更点を伝えています。

・プルト決め
本番でのメンバーの配置を確定します。
表裏で弾く内容も変わりますのでバランスや人間関係を考えて
配置するのですがコレなかなか難しいです。
私は後ろの方に実力者を配置しますし
表裏の隣は敢えて面識が無い人にしたりします。
これは面識が有る人で固めると面識無い人が孤立するからです。

・絶対に間違えずに弾ける様にする
コレが一番ハードなのですがトップが間違えると
後ろもつられて間違えてしまうので、トップはすべての音を
ノーミスで弾けるようにならなくてはなりません。

・勇気を持ってザッツを出す
本番前に人数が増えてくると合わせるのが更に難しくなってきます。
トップは勇気を持って大きくザッツを出して
メンバーのタイミングを揃えます。

なかなか厳しいのです・・・

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