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松脂の話

私は正直、松脂にはあまりコダワリがありません。
極論言うと琥珀色のライト系からブラックのダーク系
その中間のどの辺りが好みか?ってぐらいで
価格に比例して性能が上がるタイプの物では有りません。

ライト系の代表はベルナルデル。
引っかかりが弱めのサラサラで繊細な音が出しやすいです。
粉の飛び散りが多いので演奏後に楽器の表板が
真っ白になっていたりしますが
サラサラ系なので掃除はしやすいですね。

ダーク系の代表はコルスタインなんですけど使ってる人少ないので
ミランのダークの方が代表にふさわしいですね。通称クロネコです。
引っかかり強めの粘りがあるタイプでパワフルな音色が出しやすいです。
粉の飛び散りが少ないので掃除をサボりそうになりますが
実はダークの方が楽器や弓毛に黒く固着しやすいので掃除は大事です。

げ、結局のところ松脂の違いって
ライト寄り、ダーク寄りの配合比の違いでしか無いので
好みの配合比に当たった時にそれが安いか高いかだけの事だと思います。
私はGuillaumeを使っています。
以前、いつも使っていたクロネコを家に忘れて合奏に行った時
たまたまチェロ弾きの妹が居たのでコッソリと「松脂忘れたから貸して」
と頼んだトコロ、渡されたのがGuillaumeでした。
コレがドンピシャでツボにハマりました。
ちなみにGuillaumeはチェロ、ヴィオラ、ヴァイオリン兼用なので
ヴァイオリンとヴィオラを両方弾く私にはちょうど都合も良いのです。
そして価格も安いのです。
個人的にはライト40%、ダーク60%ぐらいかなー?という感触です。

Guillaumeのアルミ缶は3種類有る

ちなみにGuillaumeは以前はメイプル製の木製ケースに入っていましたが
今ではアルミ缶に入っています。このアルミ缶も気に入っていますが
実は3種類あるのです。
 1. 外も中もシルバー (左)
 2. 外がシルバー、中がグリーン (中央)
 3. 外がグリーン、中がシルバー (右)
楽しくてつい集めちゃいましたが
ヴァイオリンケース、ヴィオラケース、ダブルケースケースに
それぞれ分けて入れています。
使い切ったら缶無しの詰替え用も売っていて少し安く上がりますよ。


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