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PROGOSの対策とか1文でしか答えないとどうなるかとか

PROGOSというAIが採点するスピーキング・テストがあります。私も最近、ネットで知ったのですが。レアジョブのグループ会社が開発したテストで、企業や学校に向けたものらしいですが、AndroidやiOS向けのアプリケーションもあり、これをインストールすると個人が無料で受けることができます。但し、一日一回。
採点結果はCEFRのA1からB2までのレベルで表示され、それ以上はB2 High and aboveと出ます。採点項目は表現の幅、正確さ、流暢さ、やりとり、一貫性、音韻の6項目で行われます。AIの採点ということで精度とか採点方法とか気になるところですが、この辺りは自分の結果から推し量るしかありません。…と思い、色々試して推し量ってみました。(2023年1月時点での採点結果によるものです)

まず気になったのがPart1のインタビュー問題で質問に1文でしか答えなかったらどうなるのか?ってことです。例えば「兄弟、姉妹はいますか?」の質問に対して20秒間の解答時間が与えられるのですがそこに「はい、弟が一人います。」と言って残りは無言だったら?
実際に試したところ、やりとりの項目がB1に落ちました。つまり話を広げて20秒話すことが必要ということであり、また、他をしっかり答えればここが1文のみの答えでもやりとりがB1に落ちるだけにとどめられるということでもあります。
極力、話し続ける、でも失敗しても他の問題まで引きずらないようにしましょう。

Part3のプレゼンテーション問題は特定のテーマに関して3つの質問が与えられ、それをベースに60秒話すことが必要です。では、ここで各質問に1文で答えるだけ、合計で3文しか話さずに残りが無言だったら?
この場合は特にスコア上は落ちることなく全項目でB2 High and aboveになりました。つまりここでは話し続けるよりも聞かれたことに答えることの方が重視されているようです。

以下の動画では他にも、話し続けるためには話すことが浮かばないといけないわけで、どうアプローチすると良いかとか、難しい言葉はやさしい言い回しに言い換えると英語にしやすいということなどを解説しています。よろしかったらご覧ください。


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