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パラレルワールド××デスゲーム 〈漫画原作/企画書〉 学園バトルサスペンス


OPイメージ曲


ターゲットとベンチマーク作品


《ハンター・ハンター》を参考に着想。
緻密な設定の上で繰り広げられるバトルアクション。過酷でタフな状況にさらされる少年少女達を描く。
少年漫画を読んではいるが、かつて該当年齢であった現在成人層男女がメインターゲット。


ログラインとあらすじ


《放課後フェイクバトル》
《戦え。大好きな人間を出し抜いてでも》

大量発生したかのような赤トンボの群れが空を一色に染める。

それはパラレルワールドからのデスゲームの合図だった。

並行する別の世界が仕掛ける〈オルタナティブ〉に巻き込まれた中学生女子が、自我に目覚め成長していくバトルアクション。

指環状のゲームデバイスを使い、空想上の動生物と融合。

細かく張り巡らされたルールと騙し合いのデスゲームを生き抜く、男子顔負けの運動神経を持ったリナの物語。


放課後フェイクバトル

テーマやメッセージと書きたい事



自分の中でのジェンダーレス及び外の世界のジェンダーレスとの戦い。
少年漫画の男女の枠を正面から取り去りたい。

主人公を男子と互角以上に渡り合う女子とし、身近な男女差問題に直面している者とする。


主要キャラクター




⚪︎リナ・モラント・ファイティングファルコン(12)
伸び盛りの身長170cm。女バスのエースでケンカでも男子に負けたことがない。
昔から女子同士の話や集まったりする事が苦手。必然的に独りか男子といる場が多いので、同性からはよく思われていない。
キチジョウジ=トウキョウに住む中学生。



⚪︎ケンジ・デリック・シザーズ(16)
リナの兄。学業優秀で進学率トップの高校へ通う。幼い頃から両親の期待と信頼が厚い。



⚪︎ハル・メッタ・グレイモール(29)
元ネット記事のルポライター。アウターグリッドから仕掛けられた今回の騒動を記事にして、一山当てようと企む。
外見はイケメン男性だが、本人いわく心は少女との事。取材能力を駆使して情報を提供してくれる役目を負う。



⚪︎アン・バレット・イーグル(12)
女バスのキャプテン。いつも自分達とつるまないリナを敵視している。基本的運動能力が高い。



⚪︎ミオ・ステファン・フォックス(12)
潜在的ギャル系。自分を楽しませてくれる男子といる事が好きで、女子とは一緒にいない。リナとの共通点から変に親しみを持たれる。



⚪︎カズヤ・テイタム・ティータ(12)
物事をいつも真正面からしかとらえない単純男子。常に一直線に突進する。
リナのストレートさにグッときているが、特に異性を意識しているわけではない。



⚪︎タダミチ・アービング・シャーク(12)
バスケ大好きの男子。変わり者とされがちだが捻りの効いた考え方も出来るので、窮地を脱出する時に力を発揮するタイプ。



⚪︎ショウタロー・デイビス・グラウアー(12)
体が大きいが割と繊細で、傷つきやすいタイプ。出来る時とそうでない時の差が大きい。



⚪︎マサノリ・イングラム・ライナー(12)
ごつい体格で皆から怖がられているが、とてもおとなしく優しい男子。



⚪︎トシロウ・ポール・ジャッカル(12)
リナの学年でトップの知性派、と言うか計略家。うっかり深入りすると足下をすくってくるタイプ。



⚪︎ゲン・ラウリー・タートル(12)
お人好しで疑う事を知らない。動作は常にゆっくりゆっくりしている。



⚪︎シンタ・デュラント・クロスリバー(23)
カイの右腕。身体能力も経験値も高く、リナ達を追い込んでいく。



⚪︎カイ・ジョーダン・ポイニクス
通称フレアと呼ばれるオルタナティブのゲームマスター。
物語のラスボス。


世界観の設定


⚪︎並行世界と並行世界には、互いを認識出来るものと出来ないものがある。


⚪︎物体の知覚にその知識を必要とする事と同様に、並行世界においても概念についての研究が確立された世界同士だけが互いを認識出来る。


⚪︎研究が先行する世界からは、各々を行き来できる技術が生み出されている。


⚪︎似ているようで全く異なる世界の存在。既知の感情を持たない人類と世界の存在。


⚪︎主人公達のいる世界はキチジョウジ=トウキョウが中心。
独自の地理と歴史がある。


登場する用語

⚪︎グリッド
並行世界上の1単位。一つの世界を表す。〈このグリッド〉〈向こうのグリッド〉といった使われ方をする。


⚪︎オルタナティブ
ゲームマスターが口にした言葉で、殺人ゲームの名称。その後プレイヤー達もこの呼び名を使う。
放課後の鐘の音と共にゲームスタートとなる。


⚪︎オルトリング
ゲームマスターより〈オルタナティブ〉に招待された者の利き腕中指にコネクトされる指環型デバイス。着け変える事が可能で、着ける指によって発動するインパクトの種類や性質が大きく変わる。


⚪︎オルトクリーチャーズ
リング内に生息する夢限生物。プレイヤーに力を与える。「オルタナ」とコールするとリングから召喚されプレイヤーと融合する。


⚪︎ボール
オルトクリーチャーズが与える光の球。通常は1つだが、用途によりディフェンス・ボールとオフェンス・ボールに分離する。オフェンスの上位ボールをインパクト、更に上をファイナルインパクトと呼ぶ。

オ ル ト リ ン グ

ゲームルール


⚪︎オルタナティブ
ゲームマスターであるジョーダンが口にした言葉で、殺人ゲームの名称。
その後プレイヤー達もこの呼び名を使う。
放課後の鐘の音と共にゲームスタートとなる。 


⚪︎ゲームの基本
単独とチーム連携によるボールを撃ち合う対戦バトル。
これにフェイクと呼ばれる騙し合い戦が絡む。相手と自身の残ライフゲージを読み合い、適切なタイミングで攻撃した場合にのみ勝利出来る。


⚪︎ゲームの勝敗
勝者は生存可能。敗者は全てのグリッドより消滅。


⚪︎オルトリング
ジョーダンからゲームに招待された者の利き腕中指にコネクトされる指環型デバイス。


⚪︎ゲームの開始
「オルタナ」とコールするとリングから夢限生物が召喚されプレイヤーと融合する。


⚪︎オルトクリーチャーズ
リング内に生息する夢限生物。プレイヤーに力を与える。


⚪︎ボール
リングより発現する光の球。通常は1つだが、用途によりディフェンス・ボールとオフェンス・ボールに分離する。
オフェンスの上位ボールをインパクト、ファイナルインパクトと呼ぶ。


⚪︎オフェンス
条件が整えば、インパクトで瀕死、ファイナルインパクトで即死ダメージを与えられる。
この場合の条件とは、対戦相手と自身ライフゲージが共に10以下に減っている事。それ以上だと不発となり、大きく不利になる。


⚪︎フェイク
自身のライフゲージ値を、対戦相手に故意に誤解させるプレイを指す。
オルタナティブにおいては基本動作の一つであり、自身のライフゲージを知られる事は敗北につながる。
また、リングを着ける指によって発動インパクトが異なる為、リングの位置を誤認させる高等フェイクも使われる。


⚪︎プレイヤーステイタス
侵入した側をアウターグリッド。侵入を受けた側をインナーグリッドと呼ぶ。
アウターグリッドはハイスキル側とみなされハンデを背負う。
インパクトの威力が1/3に換算される。


⚪︎対戦不可能
異なるグリッドの同一存在とは戦えない。
両者消滅の危険性あり。


⚪︎スキルの変動
戦闘経験値で細かくスキル変動。スキル減ステージもあり。
属性が近い仲間との連携より、遠い仲間との連携がよりスキルアップ&発動インパクトクラスも増大。

⚪︎スキルの変動例①
対戦して倒した相手のオルトリングを吸収。自己のスキルと出来る。


⚪︎スキルの変動例②
戦闘力を温存して戦うより、全力を出し切った場合の方がより経験値スキルを獲得出来る。
ペース配分を調整するゲーム展開が必須。


以下ルール追加予定です。

オ ル タ ナ

物語の展開


リナはバスケが大好きで、クラスの男子が追いつけない運動神経を持った女の子。

まだ12歳だけれど、高校一年生のお兄ちゃんと身長もそんなに変わらない。

そんなリナは学校からの帰り道で、赤とんぼの大群を見る。

「赤とんぼが空を埋め尽くした時に彼らは来る」

お兄ちゃんの学校の先生が前にそう言っていた。

アウター・グリッドの支配者〈ゲームマスター〉が、無機質な笑いを浮かべるとデスゲームが始まる。

赤とんぼの群れは、並行して存在する別の世界からの侵略の合図だった。

避けようのない強制力でスタートしたそのゲームの中で、リナのお兄ちゃんは殺されてしまう。

EDイメージ曲

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