生花注入
こんにちは。
和紙職人見習いの舛田です。
本日は、和紙に花を入れてみましたので、
その様子をご紹介したいと思います。
こちら、先生に教わってやってみたのですが、なんとも古風でいい感じのハガキが仕上がりました。
こちら↓
うん。私のおばあちゃんが大好きそう。笑
他地域の和紙では、押花を入れることが多いそうなのですが、ここでは、生花をいれています。
鮮やかな色が出て綺麗です。
物によっては、花の色が紙に滲んでしまうこともあるようで、どの種類の花や草が使えるのか、探る必要があるようです。
この花は、
繊維と繊維の間に挟まっている形になります。
つまり、
通常のハガキサイズの紙を漉いた後に、
花をその上に乗せ、
その後、うすーい紙をもう一枚上から重ねて、サンドイッチ状態にすることで
花を固定します。
詳しい和紙の製作手順は、また1つの回としてお届けしたいと思いますので、楽しみにお待ちください。
乾燥後には袋詰めして製品に。
パッケージや梱包材などは、過去使っていたものをそのまま使わせてもらいました。
自分で漉いた和紙製品第一号です。
紙の出来もまだまだですし、梱包や見せ方等も、改善の余地ありかもしれませんが、とりあえず、一歩です。
いろいろなことがありますが、
一つ一つ勉強して、吸収して、自分のものにして、消化して、
よりよいものが、よりよい形で世に出るよう、
精一杯頑張りたいと思います。
修行の旅は続きます。
それでは。
【追伸】
先日は中秋の名月でした。
こんな綺麗なお月が見れるのも、田舎ならではなのかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?