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【プロコーチ直伝】卓球の試合で勝つために必要な練習について

【🏓本記事はこんな方におすすめ】
•試合でなかなか勝てないとお悩みの方
•試合を控えていて何か役立つノウハウを知りたい方
•これから試合(大会)に出ようと考えている方

はじめに

「試合に出ているけど、なかなか勝てない」とお悩みの方や「試合に勝つためにはどんな練習をしていけばいいのかわからない」とお悩みの方は、多くいらっしゃると思います。

特に独学で卓球を始められた方や続けてきた方は、そういったお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では「試合で勝つためのおすすめの練習」について解説していきたいと思います。

ぜひ、最後までご覧ください。

※本記事は執筆者の個人の考えであり、会社の定めた指導法や理論ではないことをあらかじめご了承くださいませ。

【📝執筆者のプロフィール紹介】
手小由樹コーチ

卓球スクール・タクティブの現役プロコーチ。
駒澤大学出身で、インターハイ団体ベスト8や全日本クラブ選手権ベスト8などの実績を残している。戦型は両面に裏ラバーを使用しているドライブ主戦型。

手小コーチ

試合で勝つためのおすすめの練習

まず「試合で勝つためのおすすめの練習方法」を紹介していきます。

試合で勝つためにはさまざまな要素が絡み合うので、全ての要素は紹介し切れませんが、筆者が特に大事だと思うポイントを4つピックアップして解説していきます。

サーブ・レシーブの練習

1つ目は「サーブ・レシーブの練習」です。

卓球の試合においてサーブとレシーブは、非常に重要です。

どれだけラリー練習をやり込んだとしても、サーブ・レシーブがうまくいかなければ、そのやり込んだラリー練習の成果は発揮できずに負けてしまいます。

人によっては「サーブやレシーブの練習は退屈であまり好きじゃないからラリーの練習ばかりしてしまう。」という方もいると思いますが、次のデータを見てみてください。

引用:JTTA 第4回 「サービス、レシーブ、3球目などを 行っている割合から見た卓球ラリーの特徴」

こちらのグラフは世界のトップ選手たちの試合をもとにデータを集計したものなのですが、男女で多少の差はあるものの、5球目以降のラリーの出現率は50%を切っています。
このことからラリーが始まる手前のサーブ・レシーブの重要性がわかると思います。

「サーブ・レシーブの練習は退屈であまり好きじゃない」という方も「試合で勝ちたい!」と思っているなら、逃げずに練習に組み込んでいきましょう。

レシーブについて詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

サーブ3球目・レシーブ4球目の練習

2つ目は「サーブ3球目・レシーブ4球目の練習」です。

前述したようにサーブ・レシーブはとても重要で、その次の打球となる3球目・4球目も非常に大事です。

ポイントとしては、サーブ3球目・レシーブ4球目において「自分の得意なパターンを確立する」ことを念頭において練習していきましょう。

サーブ・レシーブに続く3球目・4球目は非常に重要

サーブ3球目・レシーブ4球目には、さまざまなパターンがあり、全てを満遍なく練習することも大事ですが、試合で勝つことを考えるなら、あれこれ練習するよりも得意なパターンを集中して練習し、それを確立していくことが重要になります。

パターンが確立していくと「これなら得点できる」という自信にも繋がり、試合中の精神状態にも良い影響が出てくると思います。

ランダム性を取り入れた練習

3つ目は「ランダム性を取り入れた練習」です。

卓球におけるラリーの練習は、大きく分けると以下の2つになると思います。

⑴規則性のある練習(あらかじめ返球コースを決めて行う練習)
⑵ランダム性のある練習(返球コースを決めずに行う練習)

規則性のある練習は、フォームを固めるためやフットワークを鍛えたりすることにおいて有効な練習ですが、それだけやっていても常にどこに返ってくるかわからない状況下の試合で勝つことは難しいと思います。

そのためランダム性のある練習を取り入れて、どこに返ってくるかわからない状況下で対応する力やコースを読んで打球する力を養う必要があります。

ランダム性のあるラリー練習でおすすめのものは以下の通りです。

⑴スタートは規則性があり、途中でランダムに切り替わる
例:フォアハンド2本・バックハンド2本の切替練習をしていて、〇球続いたら突然規則性を崩してもらう(2本ずつの規則性を崩すなど)

⑵スタートからランダム
例:自分は相手のバック面に全て返球し、相手には自分の全面に返球してもらう

ゲーム(試合)練習

4つ目は「ゲーム(試合)練習」です。

これまで紹介した3つの練習も大事ですが、実際にゲームを行うことも非常に重要です。

練習したサーブやレシーブ、サーブ3球目・レシーブ4球目のパターンを使ってみて、実際のゲームでうまくいくかどうか、相手の反応・返球はどのようになるのかというのを検証していくことが大事になります。

実際にゲーム練習を行い、検証を重ねていくことが重要

ゲーム練習から得た教訓を練習に活かしていくというループをつくっていくと、試合で勝ちにつながる上達ができると思います。

おわりに

今回は、卓球の試合で勝つための練習について解説しました。

本記事の内容は、試合で勝つためにやるべきことの一部になるので、試合で勝つためにはまだまだやるべきことがたくさんあり、色々な要素の組み合わせになるので、1人で練習方法などを考えて実行していくのは、かなり難しいです。

「1人で色々と頑張ってきたけどなかなか成果が出ない…」や「試合に勝つための練習を自分で組み立てるのはできるか不安…」といった方は、ぜひ、コーチの指導を受けることをおすすめします。

卓球スクール・タクティブでは、実績・指導経験ともに豊富なコーチが多数在籍しており、マンツーマンのパーソナルレッスンだからこそ、試合に勝つための練習に思う存分、打ち込めます。

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