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第16回: お店の音の環境を見直してみませんか?

お店や施設全体の音やBGMの環境を科学的、総合的に見直し、再構築してみませんか?

そうすることで、お客様の滞在時間が長くなり、売り上げアップに貢献できます。次回からの投稿では具体的に、レストランやスーパーマーケットの音の環境づくりの事例についてご紹介します。

結局スローテンポの曲とアップテンポの曲とどっちのBGMを流したらいいんじゃ~い!という疑問にもお答えします。答えはソニック・アーキテクトがもっています。

重要なのは、例えばレストランであれば、レストランを訪れるお客様は「居心地の良い場所」を求められているということ。

そして居心地の良い場所というものは、「音楽やサウンドはもちろんのこと、その空間に存在するすべての音やノイズが、そのレストランのスタイルやイメージ、ブランド、雰囲気とマッチしていること」から創られるわけです。ですから、スーパーマーケットの音の環境づくりに関しても、冒頭から申し上げているように「〇〇だけを流せばよい。」という答えはなく、我々ソニック・アーキテクトが、空間に存在するあらゆる音やサウンドや音楽を分析、構築、改善し、居心地良い空間を創り、「お客様が長居したくなり、また戻ってきたくなる空間」、つまりその場所の価値を高めるお手伝いをするというわけです。

これは、「複合的・戦略的」な音の有効活用であり、「万能な〇〇のBGMがあるのでそれだけ流す」「〇〇だけを大音量で連呼する」「〇〇の特売日のメロディーだけ流し続ける」ということでは決してないということなのです。

次回より、いよいよアメリカでのスーパーマーケットの「複合的・戦略的音の活用事例」をご紹介をはじめますね。もう少しお待ちくださいね!


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