ソニック・アーキテクト(音の総合建築家) ー タクト株式会社

「音=周波数はヒトの感情に影響を与え、記憶に残り、行動を喚起する。」私たちは「音やサウンド」を分析・構築するコンサルタントです。企業の音やサウンド・コンテンツを科学的・戦略的・総合的に構築し知財・無形資産としての付加価値を高め、ブランド力・企業価値向上のご支援をします。

ソニック・アーキテクト(音の総合建築家) ー タクト株式会社

「音=周波数はヒトの感情に影響を与え、記憶に残り、行動を喚起する。」私たちは「音やサウンド」を分析・構築するコンサルタントです。企業の音やサウンド・コンテンツを科学的・戦略的・総合的に構築し知財・無形資産としての付加価値を高め、ブランド力・企業価値向上のご支援をします。

    最近の記事

    第32回:シュガーレスガム売上No.1に導いたCMのソニック戦術とは?

    筆者はBluetoothのイヤホンやヘッドフォンを何個かもっています。もちろん、それらは初めて使うイヤホンやヘッドフォンでもなく、少なくとも過去15年以上は同じメーカーのものを買い換えて使っています。これはネガティブな批判のお話ではなく、「愛」のお話ですから、お名前を出しても差支えないでしょう。ゼンハイザーさんです。私はきっとこの先一生他のメーカーさんに浮気をすることはないでしょうし、他社製品との購入を迷っている方が私に質問をしてきたら、ゼンハイザーさんを熱心に勧めるでしょう

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      • 第31回:特別編!オフィスの意外なBGNバスター

        さて、前号ではみなさんのオフィスでもすでにおなじみかもしれない「オフィスのBGN(Background Noise)低減対策」を5つお伝えしました。 今日は意外なオフィスのBGNバスターをご紹介したいと思います。 1.植物を設置する 実は植物も吸音に効果的です。オフィス内の酸素レベルの改善や湿度調整など、空気正常の役割があるばかりでなく、オフィスデザインを豊かにし、リラックス効果をもたらし、ストレスの緩和にも一役買うのが植物です。 2.BGNをマスキングする ノイズに別

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        • 第30回:オフィスのBGNレベルを減らす5つの方法

          オープンプランのオフィスが社員の生産性と心身面の健全性を低下させるという様々な研究結果をお伝えしました。 開放的で明るく、社員同士がコミュニケーションの取りやすいオープンプランのオフィスを、そこで働く社員の生産性や健康面のリスクをなるべく排除しながら導入する7つの方法をソニック・アーキテクト=「音の総合建築家」の視点からご紹介します。 オフィスのBGN(Background Noise)のレベルを下げる5つの方法1.フローリングの素材を柔らかく 木材やタイルのフローリング

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          • 第29回:オープンプランのオフィスはリスクだらけ?

            最近流行りのフリーシーティングや社員のコラボレーションを促進するパーテーションの低いオープン・プランのオフィス。 もしせっかく改築したオフィスが開放的でコラボレーションを促進するどころか、社員の生産性と心身面での健全性を低下させていたらどうでしょうか? 残念ながら実際そのような事が起こってしまっています。仕切りのないオフィスはあらゆる音・会話・ノイズは反射反響し、よく聞こえてしまうのです。 今回はオープンプランのオフィスが社員の生産性と心身面での健全性を低下させていると

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            • 第28回:騒がしいオフィスは健康を害し、生産性を下げる

              さて、前回の投稿ではパーティションのないオープンオフィス内のBGN(Background Noise)がどのように発生するかお話をしました。 さて、スチールケースとイプソスの調査(注¹)ではオフィスのBGN(Background Noise)が原因で社員は1日あたり86分を無断にしているとのこと。 更に、WHO(世界保健機構)の発表では、職場での騒音、BGNが原因とされるうつ病などの身体不調による休職やそれにともなう医療費・生産性の低下は、イギリスにおいては年間約300億

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              • 第27回 生産性と健康を提供するはずのオフィスが実は・・・!?

                敢えて申し上げてしまうと、「従業員の生産性と健康を高めるオフィス」とは、少~し耳にタコができるほど聞いてきたフレーズでありつつも、建築家、家具メーカー様、不動産サービス会社様、総務部のみなさまが日々頭を悩ませておられる課題です。 ここで、「ソニック・アーキテクト=音の総合建築家」は何をご提供できるのでしょうか。音響科学や防音の専門家による「騒音の制御」だけではない付加価値がここにはあります。 ちょっとその前に、近頃流行りのフリーシーティング。 パーテーションはあっても限

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                • 第26回:これからのオフィスの付加価値 - ソニックアーキテクトの視点

                  さて、前回の投稿の通り(そしてあえてここで申し上げるまでもなく)コロナ禍で働き方が変わり、オフィスの在り方も変わってきました。 ソニック・アーキテクトが「音の環境づくり」の視点から考えるオフィスの付加価値はこうです。 「自宅で働くよりも、オフィスに来た方が音響環境が良い。すなわち、Background Noise(BGN: バックグラウンドノイズ)、雑音、機械音、低周波音が制御されているため、生産性も高くなり、心身面の健康リスクが低減する」快適な空間である、ということです

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                  • 第25回:これからのオフィスってどうなるんだろう?

                    この質問は筆者などが問うまでもなく、家具メーカー様、建築会社様、不動産サービス会社様から、企業経営者、総務部の方まで日々試行錯誤しながら取り組んでおられる課題かと思います。また、著名なCEOが当社の社員は出社すべきだと言ったりはたまたその逆の意見が出たり・・。 出社するのかしないのか、ソーシャル・ディスタンスはどうなるのか、何人出社して何人おきに座るのか そしてそもそも出社しないのならば会社のオフィス席数を減らして交流スペースに改築してはどうか、いやあるいはもうこのスペース

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                    • 第24回:企業が音を通じてSDGs課題を解決する未来はもう来ている

                      バイオレンスやメンタルへのネガティブな影響を軽減する「企業の社会的責任」 わたしたちは今、大変ストレスの高い社会環境に暮らしています。 就職するため東京に出てきたもののコロナ禍で一度も出社せず自宅から一人孤独に仕事をする新入社員、ワンオペで3人のお子さんを育てるお母さん、家庭内モラハラやDVや虐待、親御さんの介護、ヤングケアラーの問題、適応障害に苦しむ会社員、終わりの見えない飲食業界の低迷に膨らむ借金、摂食障害やパニック障害。生きる辛さやストレスからアルコールに依存する方

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                      • 第23回:「聞こえない音のリスク」をチャンスに変える

                        さて、前回は高BGN(Background Noise:バックグラウンドノイズ)の高い環境が引き起こすビジネスリスクや心身面での不調など、「聞こえる」リスクについてお話をしました。 でも、音には「聞こえていなくても、気づいていなくても」ヒトの心身にネガティブな影響を及ぼしたり、バイオレンスの後押しをしてしまうことすらあるのです 気が付かないかもしれません、低周波音 蛍光灯がうなる音。冷蔵庫が夜中にぶーん。ということ。室外機が回っていること。このようなBGNレベルがあまり

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                        • 第22回:騒音ストレスによる健康悪化と生産性低下

                          さて、前回までの投稿ではSonic=音=周波数がマネタイズの手段となるばかりでなく、リスクや課題にもなってしまうことがある。例えば、高いBGN(Background Noise)空間の飲食店はビジネスチャンスを失う可能性があることをお話しました。 でも、今日はさらに深刻なお話。 ビジネスチャンスを失うだけでなく、「音がヒトの健康と生産性を悪化させる」リスクについてのお話です。 BGNレベルが85デシベル以上の環境で働く人たちは、騒音ストレスによる頭痛、自律神経の乱れ、高

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                          • 第21回:うるさいレストランはリスク食堂?

                            筆者はSonic=音は機会やチャンスにもなりうる、マネタイズの手段として活用もできるというお話を継続してお伝えしつつも、前回の投稿では、Sonicは形容詞であり、機会やチャンスだけではなく、Sonic Risk、Sonic Issueとしてリスクや課題、コストにすらもなりうるのだというお話をいたしました。 本日はその具体例をご紹介しましょう。 BGN(Background Noise):高バックグラウンドノイズ空間は快適ではないのでビジネスチャンスを失うことがある 法令

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                            • 第20回:大音量だけではない音のリスク

                              前回までの記事では<Sonic = 音やサウンドがヒトの「感情」を引き出し、動かし、「記憶」を呼び起こし、「行動」を喚起する>ポジティブな側面を述べてきました。すなわち購買・消費行動を導き、売上を上げたり、お店の滞在時間を長くしたり、お客様と企業の間に特別な心のつながりを生み出したり、といった音を使った、言うならば「Sonic Opportunity:音の機会やチャンス」の話をしてきました。 しかしながら、ESG(環境・社会・ガバナンス)に機会やチャンスばかりでなくリスクや

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                              • 第19回:その音、「事業を通じて社会課題」を解決していますか?

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                                • 第18回:スーパーマーケットの音環境づくりの成功事例 vol.2

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                                  • 第17回:スーパーマーケットの音環境づくりの成功事例 vol.1

                                    さて、前回小売店やスーパーマーケットに行っても、特売日の歌やお店のテーマ曲を覚えてしまうばかりで、購買行動につながっているのかどうか疑問・・という問題提起をさせて頂きました。問題提起をしたからには解決方法を、ということで今日は・・・ アメリカのスーパーマーケットの音環境づくりの成功事例をご紹介! まずスーパーマーケットの入口を思い浮かべてみてください。 アップテンポでリズミカル、明るく情熱的なラテンミュージックに少量のホワイトノイズを加え、適切な音量レベルにします。これ

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