眼鏡いじり:育児日記
8月のある日、娘が2歳になった。
公園を散歩中、僕の眼鏡を奪い取り、石ころを挟んで掛けてみる。
大人からしたら何がしたいのかさっぱりだけど、本人は全神経を集中している。
パパの眼鏡、買ったばかりなんだよね。
もちろんそんなことはお構いなし。
砂が目に入らないかハラハラする。
もちろんそんなことはお構いなし。
成長するにつれて、謎な行動も減っていくだろう。
そう思うと寂しくもある。
危険でない限り、なるべく見守ってやりたい。
本人が気の済むまでやってみて、ポイッと捨てて次へ走り出す。
その背中を追いかけていたい。
足下に落ちた眼鏡を拾って。
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