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もう限界!!【特殊部隊式】パワハラ撃退法!

NICKSです。
先日、あるご質問をいただきました。

特殊部隊員でもパワハラはキツイですか?
という質問です。

質問をくださった方、ありがとうございます。

とてもいい質問なので、この質問にお答えしつつ、私自身のパワハラやマウンティングされた経験を基に、これらを一撃で打ち破る方法について説明します。

最近ではネット上の誹謗中傷や、マウンティング、職場でのひどいパワハラなどで悩む方も多いですね。

法的に多くの規制が入ってきているとはいえ、目に見えないところでまだまだ多くのパワハラは存在しているはず。

きっと泣き寝入りしている人も多いでしょう。

今日はこんな方のためにも、私なりの対処法をご紹介します。

実は、私自身パワハラやマウンティングにあった経験が多数あります。

ですが、これは特殊部隊での出来事ではありません。

 特殊部隊員でもパワハラはキツイのか?

この答えは私の主観も入っていますのであくまで参考にしてください。

パワハラがキツイかきつくないか、

結論から言うと

 キツイ

です。

なぜキツイのか、理由は2つ。

一つは、そこには

 信頼関係が存在しない

と言うこと。

難しい任務や高度な仕事をチームでこなすには信頼関係が不可欠。

ですが、パワハラする上司や先輩とは、当然信頼関係など作れるわけがありません。

現場ではスピーディな判断が求められたり、危機的状況にも臨機応変に対応する必要があります。

こんな信頼感がない状態で物事を進めるとなれば、任務遂行や業務がとどこおり、何かしらの犠牲を生じることになります。

そして、パワハラがキツイもう一つの理由は、

 時間とエネルギーを消耗する

と言うこと。

パワハラやマウンティングがポジティヴなものを生み出すことは、まずありえません。

となると、パワハラをする側もされる側も、

 時間とエネルギーの無駄

でしかないわけです。

組織としても個人としても、日々新たなことに挑戦して向上すべきなのに
こんなことをやっている場合じゃない。

ちなみに、私が所属していた特殊部隊SBUでは、こういったパワハラやマウンティングというのは一切ありませんでした。

なかった理由は明確です。

そもそも、

 そんな無駄なことをやってる人間が存在しない

から。

そういった人間は、そもそも厳しい訓練を通過することができません。

つまり特殊部隊員になることは不可能。

特殊部隊員になるには、日々自分としっかり向き合って弱点を潰して行かなければならない。

そうしないと毎日向上しないし、任務に適する自分に仕上げていくことができないから。

とはいえ、どんなに技量を磨いても、他の人と比べて得意不得意は存在します。

こんな時は、チームメイト同士で互いをカバーします。

自分の特技を生かして仲間を助け、逆に自分が至らないところは
仲間がカバーする。

これは甘えるということではありません。

日々自分の弱点を克服しようとする姿を、お互いが認めていて、信頼関係でつながっているからできること。

普段、努力もしない人間をカバーする気になんて誰もなれません。

特殊部隊員は必然的に毎日毎日、自分自身の弱点と向き合うことになります。

そしていつも昨日の自分を越えようとするので、常に自分しだい。

毎日自分を越えようとするからこそ

 NO   EASY   DAY   、MORE   THAN   YESTERDAY

つまり「昨日より楽な日はない」と言えます。

比較するのは常に自分自身だから、それを毎日超えていけばいい。

ところが、パワハラやマウンティングをしてくる人間というのは、自分自身と全く向き合おうとしません。

当然、自分の弱点に目を向けようともしないので、全く向上しないし、最初から向上心を持っていない。

だからこそ、自分より相手が優れていたり、実力差を感じてしまうと、階級や立場を利用して潰しにかかります。

自分よりも弱いと判断すれば、つけこんでくる。

自分が向上するのではなく、相手を下へ押し下げることで、自分の立ち位置を上にするんです。

これが奴らの戦い方。
いや、もはや戦いですらない…。

私が強烈なパワハラを受けたのは、自衛隊を除隊してからの警察官時代と
民間企業に入ってからでした。

警察官時代は、パワハラへの正しい対処法も知らず、縦社会なので、当時は従順にただひたすら耐えていました。

そして1年を過ぎたころ、その上司は転勤していきました。

この時私は、ただ耐える事しか考えていなかったので、今思えば色々と手段は思いつくんですが、自衛隊で「絶対服従」を経験していた身にとって、当時はそれしか思いつかなかった。

次にパワハラにあったのは、民間企業で保険調査員という仕事をしていた時です。

保険調査員というのは、保険金の請求が伴うような事件や事故が起きると、保険金の支払いができるか否か、その詳細を調べたり、そもそも嘘の事件や事故をでっちあげて保険金をだまし取ろうとしていないか詳しく調べる仕事です。

英国陸軍SAS上がりの保険調査員が活躍する、「マスターキートン」という漫画を読んだことがある方は知っているかもしれませんね。

別の機会に詳しく書きますが、私は、保険調査員になる前の特殊部隊員とその後の警察官の経験の中で、「観察力」を磨いていました。

この観察力は非常に強い武器になります。

この観察力を使って、当時、私は保険調査員として新人でありながら、嘘の保険金請求を暴き、その証拠を何件もつかんでいました。

ところがある日、新人指導の上司である、インストラクター調査員が、私が行なっている調査にイチャモンをつけ始めたんです。

私がどうやってその証拠を掴んでくるのか、インストラクターには理解できない。

私は単に
 
 誰もができる観察力

を駆使しただけだったんですが、インストラクターにはそれは理解できないようでした。

自分の実力と立場に不安を感じ始めたその上司は、私を潰しにかかります。

深夜の業務メール、意味のない執拗で無駄な指示、しまいには会議室に呼び出し、「人格を否定する内容の文書」を上司の面前で黙読させられるという事もありました。

ところが私がその後、完膚なきまでの

 ある方法

で徹底抗戦したしたため、上司自身が会社に絞られ、潰れ、その上司はこの日を境にうつ状態の抜け殻になったんです。

私の経験上、パワハラに悩む場合というのは、2つのパターンがあります。

一つは、上下関係の立場など、弱みにつけ込まれ、

 自分が折れそうになってしまう

パターン。

そしてもう一つは、怒り心頭して「いい加減にしろ!」と
 
 ブチギレ寸前になってしまう

パターン。

私はこのどちらも経験しました。

実は、これらは

  どれも同じ方法で対処することができる

んです。

その対処法は、一度で効果があり、なおかつ二度とパワハラやマウンティングに合わない方法。

しかも、今後の新たな場面でのパワハラ防止にもなります。

その対処法とは、相手に

 心理的ダメージ

を与えるもの。

とはいえ、暴言やブチギレることで直接相手にダメージを加えるものではありません。

もっと間接的に、かつ、ショッキングな方法です。

その方法とは、

 圧倒的な実力差を見せつける

ということ。

私が、業務外のメールや人格否定のお手紙に悩まされていた時はこの手法を使いました。

具体的に言うと、当時からの私の武器である、観察力、証拠収集力などあらゆる手段を駆使して、上司の行なってきた行為がいかに法令や会社規則を逸脱しているかを全て提示したんです。

その結果、本社の人事課までが震え上がり、支社長自らが私に謝罪しました。

おかげで、私は一流ホテルのラウンジで高級なコーヒーを
会社の経費でご馳走になっています。

この時使った、私の武器は、

 観察力
 法的思考力
 証拠収集力

です。

実力を出せるということは、普段それだけの積み上げをしているから。

ここで、じゃあ、そもそもそんな実力がない自分には無理だろう…。

そう考えている人もいませんか?

自分には特別な能力がない、そう思った人ほど、この先を読んでください。

もし、自分には特技がないという人でも、少しでも「好き」や「得意」があるはず。

もしあるなら、それをどんどん磨き、どんな状況にも使える武器にカスタマイズしてみます。

たとえば、あなたがカメラ好きなら毎日のように写真を撮ることでしょう。

このとき、毎日1枚

 同じ場所で
 同じものを
 数日間

撮り続けてみてください。

そしてその写真を見比べてみる。

そうすると、微妙な変化に気がつくはずです。

例えば花の写真なら、花の開き方、花びらの色、葉の表面の質感など。

その花が毎日どんな変化を経ているかに気がつきます。

毎日こうしているだけで観察力が磨かれ、そのうちパッと見るだけでその種類の花が成長過程のどの段階にあるのか、栄養は足りているか、水分は足りているか、温度管理は適切かまで察知できるかも知れません。

変化に気がつけばつくほど、いつの間にか観察力が身につきます。

単なる「好き」や「ちょっと得意」の程度でも、こうして応用とカスタマイズをすれば大きな武器になるんです。

これが、いざというときの

 圧倒的な強い武器

になります。

自分が活動する分野、もしくはそれに近い場面で常に自分の能力を磨いておけば、どんな能力でもどこかで必ず役に立てることができます。

直接役立てることができなくても、何かしらカスタマイズすることで
実力を前面に出すことは可能です。

大事なのは、普段から自分の能力は何かを把握して、どう生かすか。

武器は使い方が命。

せっかく実力があるのに活かし方がわからないのはもったいない。

 必ずあなたの中にも武器が眠っている

ということ。

それを見つけてちゃんと磨いてください。

ときには自分の武器を前面に出し、圧倒的な力の差を見せることは
自分のためにも相手のためにもなります。

これは、武器をこれ見よがしに「見せつける」のとは違う。

実力を見せらた相手は、いざというとき、この人に頼ることができると言う安心感を得ることになる。

自分に安心感を与えてくれる人間を、すすんで攻撃してくることはありません。

そこには、「自分を手助けしてくれる味方だ」という意識が生まれます。

特技が思い当たらない人でも悲観する必要はまったくない。

特別な能力を持つ必要はないんです。

誰もができることでも、他の人より圧倒的に早くこなしたり、
圧倒的な量をこなせるのいなら、それはあなたの立派な武器。

 どんな小さなことでもOK

小さなことでも、日頃からこまめに努力を行なっていれば、
気がついた時には他人の追随を許さないほど向上しています。

小さなナイフでも切れ味抜群の鋭さがあれば、刃こぼれした銘刀よりよっぽど役に立つ。

そのためには、普段から自分の能力を知って、それを磨き上げ、

 いつでも使える状態にしておく

ことが大事。

能力を磨く努力は、決して自分を裏切ることはありません。

現代は、常に進化を求められる時代です。

これは、裏を返せば、

 全員が同じスタートラインにいる

ということ。

誰が優れていて誰が劣っているという話ではない。

今までと同じやり方が通用しないなら、一人一人が常に向上心を持って進化すればいい。

そんな中で、変化する努力をせず、いまだにパワハラやマウンティングに頼っている人間は、現場から取り残され消えて行くだけ。

年功序列という世界が消え去った今、努力しない者は淘汰されていきます。

あなたも自分の得意な能力を磨き上げ、他人の追随が及ばないほど高めてみてください。

あなたが

 今からでもできること

に集中すればいいんです。

小さなことでいい。

失敗してもOK。

小さなことなら失敗してもダメージが小さい。

小さなステップは踏み外しても怪我が少ない。

だから逆に小さい方がいい。

小さなことも、磨いてくことで強力な武器になる。

一つでも得意技ができれば、不思議と他の複数の能力も上がっていきます。

能力を磨くプロセスが、他の能力をも押し上げる力になるからです。

 自分の武器を作り上げてください。

そうやって武器を作り上げている間に、ある日こう思います。

 そういえば最近アイツ、絡んでこないなあ…。

パワハラしてくる人間というものは、いずれ消えて行く人間です。

そして消えたことにすら気づかれないほど存在感がない。

そんなもの。

だから、かまわずに毎日自分の得意を磨いてください。

あなたオリジナルの強い武器を作り出し、磨き上げ、それを駆使して人生を縦横無人に走り抜けてください。

 あなたの豊かな人生を心から応援しています!


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