ヨークはヨーカではなかった。
5月のある日。
近所の食料品売り場しかないイトーヨーカドーが「ヨークフーズ」に変わった。
売り場には張り紙がいろいろあったがまぁ会社が分割されるんでしょ?ぐらいに思っていたし、大して売り場も変わらなかった。
iDもペイペイも、もちろんnanacoも使えるようだ。
コロナ対策による営業時間短縮も緩和されたので、先日行ってみた。
うん、ひとまず変わってない。安心して買い物してレジに並んだ。
ところが、事件は精算の時に起こった。
まぁ頻繁に、とは言わずともちょくちょく通っていたのでポイントカードのアプリは登録して(なかなか何にも交換できないねぇ、とか思いつつも)使っていた。だから当然のように、nanacoで払う前にポイントカードを見せたのだ。
イトーヨーカドーアプリを。
そうしたらレジの方に言われた。
「ヨーカドーじゃないのでそのアプリは使えないんですよー」
マジか。
そこに落とし穴があったか。
そして大してポイントの交換もしたことないのにここに買いに来るモチベーションが数%落ちた。(おいおい)
しかしさ、分社化してそこだけ区別するんだwとか思い、そしてぼんやりと思ってた「7pay(の大失敗)以降、なんか変な流れだよね、セブン&アイは」という気分が確信になってしまった。
やぁ、ヒトの気持ちはこんな小さいことで移ろうんだなぁ。
気をつけよう(何を?)(もう遅いかも)(だから何が?)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?