ヨシノオフ2024-spring-追記
当初の結果報告記事には書きませんでしたが、もう少し書きたくなったので追記します。
パーティ紹介
こちらをアレンジ↓
看板エースについては、詳しくはこちら↓
子どものころ持っていたポケモンのなぞなぞ本に「イワークの本当のタイプは何でしょう?」という問題があり、「いわ・あく」タイプと解答があったのを思い出してこのNNに。
(しょうもないから変えようと思っている。)
個人的にWAのもう片方は基本選出の3匹が決まってからサブエースとして決めたいのだが、メロみがエレブーは対応不可能な相手が結構多く、バンギラスはサブエースというよりはサポメンを共有して戦う相方エースという表現がしっくりくる立ち位置となり、この採用順となった。
(元となるパーティがあるので採用順も何もないのだが、2番目にWAを誰にしようかと考えていたという意味。)
個人的にサポメンを共有できる=受け役割が似ているエースの組み合わせは好きであり、こういうパーティを今後も使っていきたいと密かに考えている。
大好きな記事↓
技については岩雪崩と爆裂パンチは必須だと考えている。
バンギラスについては下の動画の2時間15分辺りでも解説されているのだが、「爆裂パンチ/何か/何か/何か」の説明は個人的にはツボであった(笑)
残りの2枠は地面対策に波乗りと迷ったが冷凍ビームを選択、最後の1枠はライコウ対策に地震もいいのだが、嚙み砕くのポテンシャルにも期待しており、サポメンが全体的にライコウに強めなので嚙み砕くはそのまま残すことにした。
サイクル戦で嚙み砕くの一貫性が生き、追加効果も相まってシミュレータではミルタンクなど意外な相手を崩すこともできた。
余談だが、個人的にできるだけ追加効果のある技を選びたいといつも考えている。
理由は単純で、急所以外に上振れがない技よりある技の方が強いからである。
少しでも運勝ちの可能性を残したいという思いから、攻撃範囲は優秀だが追加効果のない地震という技はあまり積極的には採用したくないと考えている。(地震が弱いとは言っていない。)
ずっと使いたかった所謂爪カビ。
先制の爪を持たせると特殊アタッカーに対する受け役割能力が大きく損なわれることになるが、今回のようにエースが電気タイプに強めな場合は爪カビを採用しやすいのではないかと思う。
メインウェポンには伸し掛かりの方が安定してていいのだろうが、捨て身タックルの威力・アニメーション・効果音全てが痛快で、実は金銀の中で一番好きな技である。
あのバクフーンの大文字よりも好きである🔥
サブウェポンには役割破壊技の代表格である大文字を採用。
このカビゴンのコンセプトはあわよくばイージーウィンであり、大文字はそれに最も近いサブウェポンだと思っての採用である。
爪カビについて詳しくはこちら↓
これまた大好きな記事である。
注目は 後述のケンタロスさん戦で、文字通り大暴れした。
繰り返しになるが、上振れればそのままイージーウィンに繋がる、面白いポケモンである。
本戦・フリー対戦とすべての試合で選出した今回のMVP。
バンギラスとの相性補完は言うまでもなく、メロみがエレブーとのタイプ補完・戦術面でのシナジーもとてもよかった。
一つ課題に感じたのは、相手を眠らせたり宿り木の種を植えたりした後にやることがなくなること。
例えば相手の眠っている55ライコウとの対面でこちらは宿り木の種を植え終え、バンギラスに引きたいが寝言で雷を引かれるのが怖く、フシギバナをステイさせるが試合に動きが見られないという状況。
こういうときに光の壁があれば安心してバンギラスで受けられるのになと思った。
光の壁やリフレクターを入れるとまた違った動きができて面白そうである。
(と、クラヴハンマーさんが教えてくれた。)
残りの2枠は地面対策枠とノーマル耐性枠、そしてライコウに勝てる地面枠。
それぞれエアームドとガラガラでもよかったのだが、多様性を持たせるためレンタルパとのバランスを考え、この2匹にした。
が、パルシェンはフシギバナに役割を取られ、本戦では一度も選出しなかった。
ハガネールは持ち物が余っておらず、薄荷の実を持たせたが発動する機会はなかった。
この2枠はアレンジの余地ありである。
対戦振り返り
強くなるにはやはり振り返りが必要ですね。
一試合目 モリシタさん 勝ち
初戦はワカバタウンから来てくれた初参加のモリシタさん。
たこ:ハガネール、55バンギラス、フシギバナ/55エレブーパルシェン、カビゴン
相手:マルマイン、カビゴン、55ガラガラ/55ニドキング、ドーブル、ナッシー
クラヴハンマーさん考案のレンタルパーティ。
自分で使ったことはないので詳しくはないが、とにかく避けなければいけないのがバトンタッチからのガラガラ降臨からの3タテ。
ハガネールに薄荷の実を持たせているのでマルマインとドーブルをまとめて対策できるかなと思い、先発で選出。
同じくドーブルとガラガラの組み合わせに強めなフシギバナ、そしてガラガラとのタイマンに勝てる冷凍ビームを覚えたバンギラスの選出。
お相手初手はマルマインで光の壁を貼り、ガラガラ降臨かなと予測。
素直に地震を打ち、その後爆破でマルマイン退場。
カビゴンを死に出ししてきたため、枚数差を生かそうとこちらも大爆発でハガネール退場。
大きく削れたカビゴンにバンギラスでとどめを指し、最後に出てきたガラガラに冷凍ビームを打つ。
光の壁が残っているがこちらには裏にフシギバナも控えていたためバンギラスが落とされても問題なしと判断しての行動だが、バンギラスの冷凍ビームでガラガラが凍結。
これが追加効果のある技の強みである。
運も相まって早期決着となった。
二試合目 文字さん 勝ち
たこ:カビゴン、フシギバナ、55エレブー/55バンギラス、パルシェン、ハガネール
相手:ガラガラ、カビゴン、55ヘラクロス/55スターミー、ムウマ、サンダー
次の対戦相手はヨシノシティの文字さん。
今回の私のパーティはもちろんメロみがエレブーがメインだが、裏メインは先制の爪を持った自爆カビゴン。
何を初手に出していいかよくわからなかったので、とりあえず荒らしてもらおうと裏メインを選出。
運が良ければそのままイージーウィン✌️
エースはバンギラスだと不利すぎるのでエレブー、そして残りは満遍なく戦えそうなフシギバナ選出。
相手は初手ガラガラ、こちらカビゴン。
初手は鈍いを選択。
運が良ければ先制して、殴ってきた場合威力を下げることができるメリットもある。
いきなり爪発動で鈍いを積んだが、相手は剣の舞でお互いに能力アップという静かな立ち上がり。
2ターン目で相手がホネブーメランを選択し、それが急所にヒット。
先制の爪を発動させて鈍いを積んだだけで何もできなかったカビゴン…。
まあこれは負けても仕方ないかなと半ば諦めモードだったが、ここから看板エースが本領を発揮した。
ガラガラを止めるためにフシギバナを繰り出して眠らせようと試みるが、相手のカビゴンに眠り粉を受けられてしまう。
宿り木の種で様子を見ると相手は寝言を選択。
これはフシギバナでは突破は難しいと踏み、思い切ってエレブーを受け出し。
寝言で伸し掛かりを引かれてさらに麻痺させられたら一巻の終わりであったが、どうせ劣勢であったし寝言で伸し掛かりを引かれる確率は3割程度、そこから麻痺を引かれる確率も2~3割程度でかなり低い確率と踏み、思い切ってエレブーでメロみがを仕掛けることに。
運よく寝言で伸し掛かりを引かれることはなく、メロメロを選択。
それをガラガラで受けられてしまう。
相手のメインウェポンが地震ならそのままメロみがを仕掛けていたが、序盤にホネブーメランを見ていたのでここはフシギバナにバック。
ホネブーメラン外しに賭けて光合成で粘ってみたがそう簡単に外れるわけなく、体力が限界になったところで死に際に葉っぱカッターを当てる。
その後死に出ししたエレブーの冷凍パンチでガラガラを突破。
眠ったカビゴンが出てきたため、メロみがを仕掛けて突破。
その後に出てきたエースのヘラクロスも身代わりを残した状態でメロメロを仕掛けることができ、3タテ。
これは同じタイプのエースヒエラルキーのトップに位置するライコウにはできない芸当で、メロみがエレブーの真価を発揮できた試合であった。
三試合目 ケンタロスさん 勝ち
相手:マルマイン、ハッサム、55カビゴン/55ハッサム、ムウマ、スターミー
次の試合は同じくジョウトのコガネシティから来ていただいたケンタロスさん。
本日最もひどい試合でした。
1ターン目
相手マルマイン リフレクター
こちらカビゴン 鈍い
2ターン目
こちらカビゴン 鈍い(爪発動)
相手マルマイン 大爆発
3ターン目
相手ハッサム 剣の舞
こちらカビゴン 大文字
4ターン目
こちらカビゴン 自爆(爪発動)
相手55カビゴン ダウン
構築も何も関係ない試合😅
これが爪自爆カビの強さか。
yasuさんの記事にもありますが、鈍いがポイントですね、やはり。
ある意味初心者が上級者に勝つのに適した型ですね、はい。
四試合目 まここさん 勝ち
ワカバタウンのまここさん。
たこ:カビゴン、55エレブー、フシギバナ/55バンギラス、パルシェン、ハガネール
相手:エアームド、55ライコウ、ナッシー/55ヘラクロス、カビゴン、ゴローニャ
私が貸し出したレンタルパーティ。
まさかライコウヘラが3組もいたとは…。
この試合はライコウに鈍いを一回積んだカビゴンの捨て身タックルが運よく急所にヒットして突破できたおかげで勝てた。
残ったナッシーとエアームドはエレブーで2タテ。
カビゴンでライコウを突破できなかったらどうしていたのか…。
ライコウの構築はやはり鬼門である。
五試合目 きっしーさん 負け
たこ:フシギバナ、55エレブー、カビゴン/55バンギラス、パルシェン、ハガネール
相手:カビゴン、スイクン、55ポリゴン2/55ライコウ、パルシェン、ハガネール
ライコウとポリゴン2がいるのでバンギラスを出したいのだが、スイクンがいるとどうしても躊躇してしまう。
結局スイクンの圧力に押されてエレブー選出。
フシギバナでポリゴン2に宿り木の種を植えてなんとかエレブーで対処しようとしたが、結局交代で解除されてしまう。
バンギラスに釣られて出てきたスイクンをエレブーの起点にしたはいいが、身代わりを貼ってもメロメロできず、ポリゴン2に自己再生と鈍いを繰り返されて負け。
「スイクン入り」で「相手のエースがバンギラスじゃない方のこちらのエースより強い」構築は大きな課題であると感じた。
解決策としては、ゴローニャなどの威力の高い爆破で受け出してきたスイクンを倒してバンギラスを通す、間接役割破壊か。
上手くエースを隠し、いかにスイクン入りを突破するか、これを考えることで強くなれるのだろう。
第六試合 PKマスタさん 負け
予選最後の試合はカントー地方から来ていただいたPKマスタさんがお相手。
今回配信においてご協力もいただき改めて感謝申し上げます😊
いつも予想外のポケモンを使ってくる方で、今回は何かなと思っていたらイノムーとゲンガーのWA。
たこ:カビゴン、フシギバナ、55バンギラス/55エレブー、パルシェン、ハガネール
相手:カメックス、ナッシー♀、55イノムー/55ゲンガー、カビゴン、マグカルゴ♀
フシギバナとカビゴンをナッシーで、バンギラスをカメックスで受けられて攻めあぐねていた。
最後はカビゴンの爪に期待して殴ったが発動せず、ナッシーにカビゴンを落とされてしまう。
しかしよく考えてみるとナッシーが役割過多になっており、カビゴンで自爆していればその後はフシギバナでカメックスもイノムーもなんとかなったのではないか。
爪の上振れに期待しすぎて目がくらんでしまった。
変に期待しすぎるのはよくないですね。
感想
今回は後半の失速がきっかけで予選通過はできませんでしたが、参加者のみなさんと対戦できてとても楽しかった!
欲を言うと反対側のブロックの方とはあまり対戦できなかったので、人数多くて大変だけど1ブロックの総当たりでやってもよかったかなと。
みなさん対戦ありがとうございました!
レンタルパに入れたかったけど入れられなかったポケモン
1.50カビゴン@光の粉 伸し掛かり、爆裂パンチ、眠る、寝言
最強の状態異常受けだが、同じ役割をある程度担えて決定力も持てる50自爆カビゴンにどうしても軍配が上がり、こちらをレンタルパに入れることにした。
しかしPKマスタさんの動画にあるように、特殊アタッカーだけでなく、鈍いを覚えていない物理アタッカーの足止めもでき、さらに相手に回復技がなければそのまま突破してしまう可能性もあることに気づくことができた。
ラス1残しの鈍い持ちの相手への対処を十分にできるのであれば、まだまだ強いポケモンだと再認識させられたと同時に自分の視野の狭さを反省した。
2.フォレトス
役割がどうしても足りないというか、カビゴン受けのはずなんだけど大文字でのワンパンが怖すぎて構築に入れられなかった。
3.55ファイヤー
シミュレータでパーティを組んで試してみたが全く勝てなかった。
勝てない構築を初参加者に貸すのは申し訳ないので断念。
4.50サンダー、ファイヤー
55カビパに入れたかったが、取説がせっかくあるキチカビをほぼそのまま再現した方が初参加の方にはいいかなと思い、今回は入れなかった。
いつか入れて構築を組んでみたい。
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