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週末タコス2020年3月21日

週末は3連休だった。
毎年この時期の休日は、我が家がホストとなり花見パーティーを開催しているのだが、コロナウイルスによる自粛ムードのため今年は全て見送ることにした。予定ではここで友人や家族にぼくのタコスを食べて貰い、タコス屋開業に向けた宣言の場とする予定だった。残念ながら、やむを得ずそれは先送りすることにした。オリンピック関係者に比べれば大した被害ではない。1日も早く色々な物事が前進する事を心から祈っている。夏のBBQまでにはさすがに落ち着いているだろう。そこでかましてやろうと思っている。

この三連休の予定 

初日:特になし 

2日目:友人宅で食事 

3日目:特になし 

そこで、初日にタコスを作ることを決断した。

昼間は出掛ける事にしたため、朝の段階でトルティージャのタネを仕込んでおく。分量は以下の通りである。

マサ 150g
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1
水 240g

水は250g用意したが、240g投入したあたりで限界を感じたため10gは飲み干してやった。この連休は湿度42%ほどとかなり乾燥していたので、時期によっては240gでも多いかもしれない。適度な硬さになるまで水を加えながら捏ね、一塊のボール状にしてラップに包んで冷蔵庫で寝かせた。そういえば砂糖は初投入だが、入れても入れなくても大差無かった。

タネを仕込んだ後、下北沢に出かけた。目的は3つあり、1つ目は妻の不要な服を売ってみる事、2つ目はスパイスラーメンなるものを食べる事、3つ目は以前に紹介した「下北沢空き地」の実地調査である。小春日和の連休初日なので、丁度良い。
まずは妻の不要な服を査定に出して、スパイスラーメンを食す。スパイスラーメンは非常に美味かった。これはまた別の機会に紹介したいと思う。下北沢空き地は2時過ぎだったためか、ざっと見る限りフードトラックや物販もそれほど人がいない。また、コンテナは奥まっていて中々気付かれない。この状況下なのではっきりとはわからないが、全体の集客と、そこからにさらにコンテナに引っ張っていく仕組みの二つを考える必要があるだろう。

さて、下北沢からは早々に帰宅し、タコスを食すべく準備を始めた。
サルサは以下の通り

玉ねぎ 中玉半分
トマト 中玉2個
ハラペーニョ 酢漬け1本
ニンニク ひとかけ

玉ねぎは微塵切りにし、お酢を大さじ1杯入れた水に晒し辛みを抜く。ハラペーニョは我が家は種を抜くが、辛いのが好きであれば抜かなくても良いと思う。トマト、ハラペーニョは適当に切り、全てをフードプロセッサに投入して適当な大きさになるまでチョップするだけである。最後にレモン汁と塩で味を調えて出来上がり。


食感を考えると、まずはハラペーニョとニンニクだけでプロセッサーを回し、その後、みじん切りにした玉ねぎを入れてプロセッサー。最後にトマトを加えてプロセッサーを回すと良いかもしれない。トマトの食感が少しあるほうが良い。次回はその順番で試してみたい。
サルサには鶏もも肉を焼いたものと、冷蔵庫で長らく眠っていたキノコたちをバターで炒めたものに合わせる事にした。

妻はエビが食べたいからと、ニンニクを刻んだものと鷹の爪を炒めてそこに油を足し、温度が上がったところでエビを大量に投入してアヒージョ状にしたものを作ってくれた。当たり前だが、これ単体でメチャメチャ美味かった。

いい感じにアヒージょられたエビ

上記の作業と並行してトルティージャを焼いた。タネはいい感じである。20gづつくらいの団子状にまとめ、おなじみのパンダちゃんに挟んでちょっと潰して位置を調整したのちプレスする。最初にちょっと潰す事、プレスする前に位置を調整する事、力加減を調整して潰し切らない事で、いい感じの厚みを保った美しい円になることがわかってきた。まだまだトルティージャにも課題を感じるが、前進している手応えも感じれている。

パンダ。ちょっとブレる。

心なしか岡本太郎の絵画を彷彿とさせる膨らみ。

今回は、鶏ももキノコとエビの2種類である。エビだけでは寂しいのでアボカドを添えてボリュームを出した。
いずれも、最高に美味かった。かなりの前進である。

上:鶏もも肉とキノコ
下:エビアボカド

総評
全体的に大きく前進したおかげで、細かなところの改善点が見えるようになってきた。サルサの刻み方、トルティージャの伸ばし方など、微調整をかけてベストを作りたい。こういった感覚的な作業は週一では心もとない。もう少し作成の頻度を増やして行きたい。

妻から評価
今までの中で圧倒的に良かった。トルティージャの細かい点などは言われてみれば気付く程度だが、細部をつめて行って欲しい。あと、何度も言っているがトルティージャを1回に1枚しか焼けないのは非常に効率が悪い。ホットプレートを買うなり、早急に対策を取って欲しい。また、鶏肉は裂かれているほうが食べやすい。コスト的にも胸肉のほうが優れているし、脂っぽくないので好きだ。胸肉を美味しく調理出来るようにして欲しい。

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