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常に最高のパフォーマンスを発揮するための心の整え方

こんにちは!

たこらいすです。

先月のnote読んで頂いた方、ありがとうございました!
反響が多かったのも嬉しかったのですが、特に個人の方からの熱いメッセージが多くて刺激になりました。
拙い内容で恐縮ですが、引き続きゆるーく書いてくのでよろです!

さて、今回のnoteですが、
僕が影響を受けたある本の内容を元に、

「常に最高のパフォーマンスを発揮するための心の整え方」

を題材に書いてみました!
具体的には、

・なぜ「心の状態」を維持する事が重要なのか
・どうすれば「心の状態」をコントロールするための「ライフスキル」が身につくのか

について、「応用スポーツ心理学」の観点からまとめてみました。

特に、

・気分によってパフォーマンスが左右されてしまう
・日常的な感情の波が激しくてしんどい
・モチベーションの維持が難しい

という方には読んで欲しいです。
特に今回の記事は仕事だけでなくスポーツや勉強にも応用できる内容になってるので、学生さんも何か一つでも持って帰ってもらえたら嬉しい限りです!

さて、早速内容に入っていきます。

今回紹介させて頂くのは、
かの有名なスポーツドクターの辻秀一さんが書かれてる

「スポーツドクターが教える、一瞬で心を切り替える技術」

という本です。

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(作者の辻さんについては他にも書籍を出されてるのでご関心ある方はそちらも見て頂けたらと思います)


いや改めて題名なげえ!
僕が友達に勧めるときは「辻さんの青い表紙のやーつ」と紹介する事で人生の貴重な時間を2秒セーブしてます。
お忙しい皆様もぜひ活用頂ければと思います。

また、今回の記事ではあくまで本の大枠と自分の中の学びだけ共有させて頂くので
具体的な手段については実際に本を手にとって学んで頂ければと思います。

こちらの本ですが、一言で言うと

パフォーマンスを最大化するためのメンタルコントロール

についての本です。
なでしこジャパンやプロゴルファーの事例を元に、「プロフェッショナル」が
どのようにメンタルとパフォーマンスを安定させているかについて書かれています。

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分野でいうと、「応用スポーツ心理学」という学問になります。
この「応用スポーツ心理学」というのは、「スポーツにおける心に関する学問」である「スポーツ心理学」の考え方を、ビジネスに横展開した学問になります。
(つまり応用しちゃいましたよーって話です)

僕も読む前は

「いやスポーツと仕事ってゆーても全然違うゾ?」
「どうせ精神論だろ(クソ失礼)」

と思っていたのですが、これがまあ実践しやすいんです。笑
僕は競技をやってる時から今までずっとメンタルコントロールが苦手なのですが、
普通に学生の時から読んでおけばよかったなーって思う一冊でした。

今回伝えたいメッセージですが、一言で言うと

「心の状態」は脳を通じてコントロールできるものであり、
そのスキルは後天的に身に付けられる

と言う事です。
そうなんです、これ、ガチで後天的に習得できるっぽいです。ビビるよね。
(そこのメンヘラさん、ご安心ください)

ここに一つの式があります。

「パフォーマンス」=「行動」×「心の状態」

当たり前のことですが、式にしてみると分かりやすいですよね。
これは掛け算の数式になってるので、ようは何が言いたいかと言うと

「どんなに行動だけ磨いても心の状態を疎かにしてると成果は出ないよー」

ってことです。
この行動って言葉は「スキル」や「アウトプット」に言い換えてもしっくりきますね。

こんな一見誰でも分かるような当たり前のことですが、まだまだ「心の状態」に対する知見や理解は少ない人が多んじゃないかなと思ってますし、
逆に言えばこの「心の状態」を磨く込むだけで貴重な武器になると感じています。

なぜ「心の状態」は軽視される傾向があるのか?
僕の中で答えはシンプルで、「よくわからないから」です。

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「心の状態」は「行動」と比べて成果が見えにくいし、変化も感じにくいし、
そもそも人によって違うから正解がない。。
それに加えて、この「心の状態」には色んな要素が絡んでるし、外部の影響もあるからどうしようもない....

ですよね?うんうん、分かります。
だって人間だもの。
辛いときは辛いし、だるいときはだるいし、そんなのどうしようもないよね。

でも違うんです。辻先生曰く。

感情はコントロールできるのです。

正確には、人間は誰しも感情は揺らぎますが、
この「揺らぎ」はコントロールできるのです。

この「揺らぎ」をコントロールする能力こそが、この本で紹介されている
「ライフスキル」というものです。
(繋がってきましたね。ドヤッ)

人には大きく分けて、

「フロー状態」と「ノンフロー状態」

の二つがあります。
一言で言うと、

機嫌がいい(揺らぎがコントロールできてる)か
機嫌が悪い(揺らぎがコントロールできていない)か

の二つです。
この状態は「ライフスキル脳」「認知脳」のバランスにより決まります。

人には自分の感情を認知する「ライフスキル脳」と、
外的事象を認知する「認知能」の二つの機能があります。
ざっくり言うと、前者が「内向きの矢印」で後者が
「外向きの矢印」です。

このライフスキル脳を使う時間が増えると心は「フロー状態」に傾くし、
逆に外の事象ばかりに目がいき認知脳が機能すると「ノンフロー状態」に傾きます。

例えば、ドライブに行く予定の日に豪雨が降ってたとしましょう。
まあ、普通に嫌ですよね。
(たまにいる雨が大好き!みたいな人は今だけ静かにお願いしますっ)
認知脳を使ってしまう人は、

「うわ、雨だ、、、ドライブしても楽しくないな、、萎え」

と不機嫌(ノンフロー状態)になってしまうのに対して、
ライフスキルを身につけている人は

「うわ雨か、、、萎え。
まあでもこれは雨が降ってる事に萎えてるだけだから、ほかの楽しい事探そっ」

と言う風に機嫌をコントロールできる、
みたいなイメージです。
(あれ、伝わる?伝わっててくれよ?なあ)

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後者のポイントとしては、無理してポジティブに解釈をしているわけでなく、あくまで事象とそれに対しての感情を受け入れた上で、次の行動に意識を集中しています。

世の中に「嫌な雨」なんてものはなく、
ただあなたが雨を「嫌」と認識してるだけなんです。
(アドラー心理学に近いアプローチですね)

ライフスキルには様々な段階がありますが、一つ目の段階はまず自身の感情をこのように客観的に認識する事です。
この「感情を見つめる」感覚を覚える事が何より大事みたいです。

その具体的な手段を「手帳」を通じて与えてくれるのがこちらの本です。
詳しくは本を読んでもらえたらと思うのですが、
簡単に言うと「手帳」を通じて日々の感情を振り返り、認識する方法がいくつか紹介されています。
(全部を全部実践するのは難しいと思うのでピックアップしてもらいながら
やって貰えればと思います)

僕の場合は項目だけ決めて、寝る前に5分〜10分だけその日の感情を書き出す時間を作っています。

ポイントはあくまで起きた「事象」ではなく「感情」を振り返る事です。
この「感情」を振り返る習慣を身につける事で「ライフスキル脳」
磨かれていきます。

これはあくまで一つのやり方なので、手段に関しては実際に本を読んでいただければと思います。

さて、締めに入ります。
伝えたかったのは、大きく分けて以下の二つのポイントです!

・パフォーマンス=行動×心の状態
→「感情」の揺らぎのコントロールこそが高い成果に繋がる
・感情の「揺らぎ」はライフスキルを通じて後天的にコントロールできる
→まずは手帳を通じて日常的に感情と向き合う癖をつけましょう

本を読んでもらうために手段の話はあえてざっくり書かせて頂きました。
何をやるにしても「心の状態」を整えることは最優先事項だと思うので、ぜひ
ご活用いただければと思います!

これにて本記事を締めさせて頂きますね。
ご愛読ありがとうございました!
(毎度の事ですが、スキ・感想・アドバイスお待ちしております!mm)

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