【ライブレポ】アンスリューム『いろつきちぎの胃炎にぴえん公演』2022.01.30【大阪遠征】
お昼から始まった新アルバム『4色が消える前に』のリリースイベント。特典会が終わったのが14時50分頃。
次のライブの開場時間(16時)まで1時間程時間があったので、周辺を散策してきました。玉造から1駅先の鶴橋方面まで足を延ばしたのですが、適度に下町感が残っていて散歩していて楽しかったですね。
では早速ライブのレポートやらせて頂きます。
公演データ
■ 会場 TAKARA OSAKA
■ 時間 OPEN 16:00 / START 16:30
■ 料金
・前売 ¥1,000
・当日 ¥1,500
■ 出演 アンスリューム(通常衣装)
■その他 天神・大天使・閻魔:休演
開催予定のリクエストアワードは3月9日に延期
開場~開演
リリースイベントのレポート記事内にも書きましたが、昨晩記憶が飛ぶぐらい酔っぱらったまま朝を迎えたので、この振り替え公演のチケットが昨夜の22時から発売されている事を知らず、玉造駅に向かう途中に本公演のチケットを慌てて購入しました。
なので、整理番号は結構後ろの方でした。どちらにせよ後方の柵付近が観るのにとても具合が良いということがお昼のリリイベの時点で既に分かっていたので、ほぼ同じ立ち位置に行くことにしました。
フロア内は、お昼のリリイベの時よりも2割ぐらいお客さんの人数は増えていました。チケットの整理番号は100番台後半ぐらいまで出ていたと思うのですが、フロアをざっと見まわして恐らく実数ベースで70~80人ぐらい入っていたかな~っていう感じでした。
開演~
公式の告知にあったように、今公演は久しぶりにいろちゃん(黒木いろ)・月ちゃん(月埜ヒスイ)・ちぎちゃん(ちぎら)3人のソロ曲がそろい踏みをした。それといろちゃんとちぎちゃんのユニット曲『君夢物語』も披露されるというある意味レアなセットリストに仕上がっていました。
『君夢物語』は、11月28日のいろちゃんの生誕祭と先日1月20日のちぎちゃんの生誕祭でも披露されていて、こんなに立て続けに聞けるなんて結構貴重なことだと思う。
しかも『君夢物語』は現在公式で音源を聴くこともできなし、いろちゃんとちぎちゃん二人揃っていて初めて成立する曲なので、もう目にする期間が刻一刻と少なくなってきている。
この曲に関しての僕個人的な願望としては、更にユニットで新曲を1つ作って、この『君夢物語』とセットでシングルカットして卒業記念で音源リリースしてくれないかな~なんて。
セットリストは以下のようになっています。
セットリスト
se
M1恋せよ!!ぱらぱら半チャーハン
M2ネバーランド
M3メランコリー
mc
M4契れ!魔法少女☆ぽめらちゃん
M5しゃぼん玉
M6BLACKOUT!!♡
M7君夢物語
mc
M8だだだっ!!!!
M9口下手ナイトメール
M10はいどあんどしーく
endmc
2曲目『ネバーランド』は、いろちゃんの初年度(2019年)生誕曲。昨日の『IDO-LIVE!! -New Year Night-』でも披露されて,二日連続で聞けたのはいろちゃんオタとしては非常に嬉しい。のだけれど、曲のラストにいつもならメンバー4人で☆の形を作るんですね(画像参照)。
今回閻魔ちゃんのポジションにちぎちゃんが入ってたかな?だから☆の形の下部分が欠けてしまっていて、「ああやっぱり4人でアンスなんだよな・・。」と改めて思い知らされてしまう。
それでもこの『ネバーランド』もそうだし、次曲の『メランコリー』でも3人でちゃんと閻魔ちゃんの穴をカバーして一生懸命フロアのオーディエンスに魅せ、想いを届けてくれていた。と、僕は感じた。
それに、自分のパートの後にサラッと閻魔ちゃんのポジションに入って歌唱を入れて、またサラッと自分のポジションに戻っていくのって、運動量も増えるしめちゃくちゃ大変だろうに・・・。良くやってたと思うよホント。しかも今日2ステージ目ですからね。
◇
mcを入れてから中盤戦。ここからソロ曲とユニット曲が続いた。
『契れ!魔法少女☆ぽめらちゃん』は先日のちぎらちゃん生誕祭でも披露されていて、その時久しぶりに観て「そうそう、こんな振り付けだったよな~」って思ってたばかりでまた観れてしまった。
『契れ!魔法少女☆ぽめらちゃん』はPVもとても可愛く仕上がっていて、そしてなによりもちぎらちゃんが綴る歌詞の魅力に是非ハマっていただきたい。
アンスリュームの全楽曲のうち約1/3の歌詞を手掛けるちぎちゃんの魅力にきっとあなたも魅了されるハズ。
◇
『契れ!魔法少女☆ぽめらちゃん』に続いて、次もソロ曲『しゃぼん玉』。
先日特典会列に並んでいる時に隣に並んでいるオタクの人と、
「最近全然『しゃぼん玉』やらないですよね~」って話していたばかり。
今日の終演後特典会の時にいろちゃんに聞いてみたら去年の札幌公演以来とのことだったので、セトリを遡ってみました。
確かにクレジットされていました。この時もソロ曲そろい踏みでしたね。もうなんか懐かしい。なので実に約4ヵ月振りの披露ということになります。
この時はまさかもう4人で札幌に来ることが無いなんて露とも思って無かったな。
さてステージが暗転し、ちぎちゃんが捌けた後にいろちゃんが登場。『しゃぼん玉』を久々に目に出来る喜びと、ステージ上に一人立ち、照明とフロアの視線を独り占めしている彼女を眺めている。ただそれだけでなんでこんなに幸せなかけがえのない気持ちに包まれるのだろう。
こうしてステージのど真ん中でスポットライトを浴びている彼女を見つめていると、本当に本当に綺麗で、そしてこの『しゃぼん玉』の歌詞にある揺れ動く気持ちや葛藤、それらを吹き飛ばして前へ未来へと進もうとしているかの様な力強い振り付け。まさに今の彼女自身を表現しているんじゃないかなって。
儚さと、美しさと、力強さが渾然一体となった、とても心に沁みる『しゃぼん玉』でした。彼女の堂々と歌い上げる姿も見ていて勇気を貰えたし、ありがとう。
◇
続いて月ちゃんのソロ曲『BLACKOUT!!♡』。現衣装のPOPな印象から一転して実にアダルトな曲と振り付けで、名曲『口下手ナイトメール』とはまた違った多彩な表情を見せてくれます。
そしてなによりもその唯一無二の歌声。ステージ上での手足の長さスタイルの良さに目線が引っ張られてしまうのだけれど、月ちゃんのこの歌声のユニークさはアンスに欠かすことのできないピース。だから今日みたいにソロ曲をじっくり生で聴けるのは本当に嬉しい。
◇
次曲『君夢物語』、僕はにわかオタクだからそこまで強い思い入れのある曲ではないが、昔から二人を推してきた人達には積み重ねてきた思い出の分、この曲への想いは深いものがあると思う。もちろん、いろちゃんとちぎちゃんの関係性や、歌詞に乗せられているメッセージ性の強さに僕達オタクはシンパシーを感じ、共鳴するものが多くあるという点にもこの『君夢物語』が名曲たる所以だろう。
この『君夢物語』は今回のNEWアルバム『4色が消える前に』にクレジットされていても良かったんじゃないかなと個人的には感じている。
自身強い思い入れが無いとは言え、この曲が演じられているあいだ、
気が付くとペンライトを振る手が止まりただただじっとステージ上の二人の姿を、何かこう古のおとぎ話でも見ている様な面持ちで眺めていて、
「このまま夢から醒めないでいて欲しい」という不思議な気持ちに包まれる。
まるでフロア全体がいつの間にか二人の魔法に掛けられている様なそんな楽曲『君夢物語』。
ここでMCを挟み、後半戦畳み掛けていきます。最後はやはり、アンスリュームらしくゴリッゴリに上げていく『だだだっ!!!!』からスタート。
閻魔ちゃんが不在の分は3人のメンバーだけじゃなくて、僕らオーディエンスも一緒になって埋めてやるぐらいの気持ちで、会場の気持ちが一つになっていく様でした。
このままラストの曲まで走り抜けるのかと思いきや、月ちゃんを代表する曲と言って過言ではない『口下手ナイトメール』のイントロと同時に、凛と響く月ちゃんのボーカルが入る。
今から来月2月22日の月ちゃん生誕祭での『口下手ナイトメール』を想像してしまう。
僕ね、この曲めちゃくちゃ好きなんですよね。ですし、この歌詞を書いた月ちゃんは本当に凄いと思ういつも。
もうラスト。最後は『はいどあんどしーく!』。まるでジェットコースターのようなセットリスト、アンスリュームらしいなって。
そして、今日の箱はたっぷりとスペースが空いていたので、横移動もし易かったし、ラストは言わずもがなです。楽しいね、アンスは楽しいね。
終演特典会
ライブも良かったし、今日の特典会もリリイベの時からずっと楽しかったんですよね。なんでだろう、メンバーもオタクもみんな終始ニコニコしていたからかな。とても和やかで楽しい時間が流れていました。遠征特有のまったり感みたいなものってありますね。
それと、ギチギチの限られたスペースで行う特典会はどうしても列形成するとぎゅうぎゅうになってしまい、列に並ぶのが時間と共にドンドン辛くなってくるのですが、今回のTakaraOsakaは比較的ゆったりとスペースが取られていてとても良かったです。
途中列から離れて適度に休憩できるスペースも各所に充分あったし、これぐらい余裕を取ってくれると人混みが苦手な僕でもなんとか特典会の最後まで居ることができるかなと思いました。
今回の大阪遠征、月ちゃん、ちぎちゃん、いろちゃん、本当にお疲れ様でした。閻魔ちゃんが胃炎でぴえんで不在という緊急事態のなかでも、楽しい時間と思い出をありがとうございました。
ではそろそろ記事の方も締めさせて頂きます。最後までお読み頂きありがとうございました。
あとがき
本来ならば今日の公演はリクエストアワードだったのですが、急きょ差し替え&順延となってしまい、リクエストアワードは3月9日に心斎橋のMusic Club JANUSに決定しています。
キャパがTakaraOsakaが800人なのに対して、Music Club JANUSは500人。この状況下でぎっちぎちに詰めることは無いにしても、この箱のサイズダウンどうなるんでしょうね。
僕は当初3月の8日~9日の大阪遠征は参加しない予定だったのですが、リクエストアワードが順延になり、手元に確保してあるリクエストアワードのチケットもそのまま日付がスライドする形で残ってしまったので、結局3月も大阪に来ることになりそうです。
今日は日曜日だったからこそリクエストアワードに来れるっていう人もきっと少なからずいたと思います。ですが、3月9日はど平日なんです。
胃炎にぴえんなアクシデントが起こった結果の順延だし、今更どうすることも出来ないのは理解してはいるものの、やっぱり胃炎にぴえんで順延になった結果、来れなくなってしまったファンも絶対にいたハズなので、少し残念な気持ちが残ってしまいました。
現体制最後のリクエストアワードですから、他に良い着地方法は無かったものかという気持ちは正直ありますねえ。
今回閻魔ちゃんが不在の状態で2日間の公演を乗り切ったわけですが、やはり閻魔ちゃんのエッセンスが入ってこそのアンスリュームだな~っていうのは改めて感じました。4色の個性があってこその現体制。
ただ、怪我の功名ではないですがメンバーのソロ曲が聴けたのは嬉しかったですね。メンバー達はソロ曲をあまりやりたがらないのだけれど、こうしてメンバーそれぞれが1人で自分のやりたい表現をステージ上で演じられるのっておいしいと思うんです。ただ練習時間の問題なのか、やはりソロ曲の方までブラッシュアップしていく余裕が今の状態ではなかなか持てないのが現状なのかもしれませんね。
◇
リリイベと公演の開場時間の合間にぷらぷらと知らない街を散歩してきました。環状線の玉造駅から鶴橋駅まで1駅程の距離で、徒歩で向かっても散歩するにはちょうど良い距離です。
玉造駅から鶴橋と同じぐらいの距離を北上すると大阪城公園があり、どっちに行こうか迷ったのだけれど、玉造周辺の街並みが下町感溢れていて歩いていると楽しいし落ち着くので、もっと下町感が溢れているであろう鶴橋方面へと足を延ばしてみました。
鶴橋は僕がイメージしていたそれよりもだいぶ区画整理というか再開発が進んでいる感じで、古い街並みに新しいマンションなどが徐々に浸食していっている様な、まさに今変わり続けているといった印象を受ける場所でした。
観光ガイドなどに掲載されている韓国のお店が軒を連ねている区画には全く寄らずに、ただ駅周辺の道をぷらぷらして玉造駅に戻りました。
僕は旅行に行くとガイドに載っているような場所よりも、その現地に暮らしている人の生活感が漂っている様な場所にふらっと立ち寄るのが好きです。
3月にまた大阪に来たときはこうやって知らない街を適当にぷらぷらしてみようと思います。そういえば去年の夏に江坂のライブハウスまで行ったのですが、江坂も駅から少し離れると生活感のある住宅街が広がっていて結構好きな雰囲気でしたね。
そこから更に北上して関大の千里山キャンパスの周辺まで行くと更に下町っぽくなるんですかね。僕は20年近く昔に千里山にちょっとした思い出があるのですがそれはまた別の機会にどこかで書こうと思います。
もともと関西には知り合いもほとんどおらず、旅行で何度か訪れた程度のものなんですけれど、今こうしていろちゃんのオタクになり、いろちゃんが生まれ育った大阪に来ているとですね、とても親しみを感じるんですね。街そのものに。不思議ですよね。縁ができる、縁が繋がるっていうのはこういうことなのかもしれないですね。
◇
さて、20時前には特典会も終わり会場の外に出れたのですが、もたもたしているうちにどんどんお店が閉まっていってしまい、結局夕飯難民と化して しまいました。
もし間に合えば、アメ村にある【きりん寺】という油そば屋さんに行ってみたかったのですが、残念ながら20時閉店ということで訪問は叶いませんでした。
この【きりん寺】アメ村店さん、
NightOwl御用達らしく、店内にメンバーのサイン色紙などが飾ってあるようで、一度訪問して見たかったのです。
ちなみに、NightOwlの伊桜さんは僕と誕生日一緒なんですよ。あと、芸能人で有名な人だとX JAPANのYOSHIKIさんとか小池栄子さんとかですかね。
まだステージで2回ぐらいしか観てないですけど、伊桜さんカッコいいですよね~。
というわけできりん寺さんには3月にリベンジを誓い(頼むからその頃には緊急事態宣言やまん防収まっててくれ!)、仕方なく近くのコンビニで夕飯を買い、夜行バスのラウンジで夕食を取ってから夜行バスで岐路に。そういえば今回の遠征、特に大阪らしいものって何も食べてないな~。とほほ。
そうあと!梅田ね梅田。あそこはいつ行っても本当に迷子になるし、慣れない。難波、日本橋、心斎橋辺りはだいぶ歩けるようになってきたけれど、梅田だけはわからない。何か良い攻略法ないですかね?
あ、いろちゃんに大阪でおススメのラーメン屋さんとかご飯屋さん聞くの忘れたな。
とまあ、いくらでもダラダラとあとがきが続きそうなので、そろそろ本当に締めさせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。
万が一サポートして頂けるような神がいらっしゃいましたら、取材費としてありがたく使わせていただきます。