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【ライブレポ】「功夫少女 春東名阪ツアー in 東京」 @ 渋谷近未来会館 2023年04月26日

3月5日に名古屋公演(Y-CITY HALL) を皮切りにスタートした、グループ初の東名阪ツアーが4月26日に東京公演でファイナルを迎えました。このツアーを経て一回り大きく成長した6人のメンバーがラストにどんなステージを魅せてくれるのかとても楽しみです。

公演概要

■日時 2023年04月26日 水曜日
■会場 渋谷近未来会館
■時間 OPEN 18:40 / START 19:00
■料金 ・優先¥2,000・一般¥Free  ※それぞれ+1D
■公演 「功夫少女 春東名阪ツアー in 東京」
■出演 功夫少女(藍谷 依茉/宮瀬 由菜/白城 胡桃/姫翠 瑛梨依/緑川 希星/咲月 仁乃)
■その他 ・優先チケット入場特典:ご当地ワイド集合チェキ
     ・東名阪全通特典:全メンバー直筆サイン入りTシャツ

ライブメモ

今回このツアーファイナルの地となった渋谷近未来会館は、ご存知のとおりフロアの内装イメージが香港の廃墟をコンセプトとしてデザインされていて、まるで功夫少女のために作られたかのような場所。

简体字の「涩谷近未来会馆」ネオン管がカッコいいし、功夫少女の横断幕との相性もばっちり

もうこのライブハウスをホームグラウンドにしてもいいんじゃないかと思えるほど功夫少女にぴったりの場所だ。

開演

オープニングは普段のSEをかなり長くしたようなバージョンが流れた(恐らくSEだけで2分以上はあったような気がする)。続けて各メンバーが一人ずつ名乗りを上げて、最後に「功夫少女行くぞ!」の掛け声。そこからメンバーが1人ずつ登場してくる。演者もオーディエンスも一番ドキドキが高まる瞬間。

1曲目は「功夫物語」からスタート。東名阪公演ラストの口火を切るのはやはりこの曲しかない。
続いて「虎虎老虎」へと繋ぐ。この「虎虎老虎」は初期曲を除いて一番最初に追加された曲ながら、息の長い人気曲だし湧ける曲の一角を担っている。
今夜も『歌え!踊れ!狙え!天下一』のパートでハートを狙い撃ちされたヲタクが沢山いたんだろうなと思うとにやにやが止まりません。

そしてこの曲、なぜか未だにサブスク未配信曲なので、サブスクリリースを首を長くして待っています。

3曲目の「愛仁豆腐」は振りコピが楽しい楽曲。中華音とピコピコ電子音が融合したRYO-PサウンドにDemi.さんのアンニュイでガーリな歌詞が乗った甘酸っぱいデザートのようなこの曲。一口食べると脳の奥が瞬く間に侵食されてしまう中毒性の高いナンバー。
サビパートで一緒にゆらゆら揺れながらメンバーとシンクロしているときの高揚感はアディクト間違いなし。

1曲目からここまで、コールMIXをフロア中央が一貫して先導してくれていて、気持ちよく振りコピしながら声が出せてとにかく楽しい。

オープニングから怒涛の3曲を披露した功夫少女、6人体制になり編成やパートが変化した当初と比べてステージパフォーマンスが全体的に安定感が増してきたのが目に見えて分かる。それが見て取れて嬉しかったし、成長の軌跡を追えているという実感が湧きファン冥利に尽きるというもの。

続いてMCパートへ。

MC

「東名阪ツアーファイナルへお越しのみなさん、こんばんわー!!」
という元気いっぱいの挨拶から始まり、続いて各メンバーの自己紹介がおこなわれました。今夜はツアーファイナルということもあってか、自己紹介の後のメンバーへの声援もいつもよりも熱が籠もっていたように感じました。

自己紹介が終わりトークテーマは、この東名阪ツアーの思い出について。

東名阪ツアーがあっという間だったという緑川 希星さん、「千葉県から来ました」という小ボケを入れつつ、「何か思い出とかある?」とメンバーへ話題を振る希星さん。

「今回はめっちゃ観光した」という藍谷 依茉さん、「ほぼ全パーキングエリアに寄ってるんじゃないかな」と希星さんが応える。

と、ここでステージ天井のプロジェクター本体両脇にぶら下がっていた赤いフェルト細工のランタンが1つぽとりと音もなく落ちてきて、ステージから悲鳴が上がる。

どうやらこのフェルト細工の装飾品たちはメンバーが事前に飾り付けをしてくれた様で、きっとその時に付け方が甘かったのか、はたまたヲタク達の魂の咆哮(コールMIX)の圧で落ちたのだろう。

続いてご当地ランチェキの話題へ。

渋谷のMEGAドンキの前で撮った話しや、由菜さん&依茉さんは今日ライブ前に浅草まで行って撮った話しや、鮎を食べた話しで盛り上がるステージ。「浅草まで行って偉い!」と他メンから褒められていました。

と、ここでまたこんどはステージ端に飾られていた華モチーフのフェルト細工がぽとりと落ちる。「それがんばってきらが付けたやつ~」と希星さん。対して瑛梨依さんが「これ斜めに付いてて一番センス無かった」と切り返す。「だってO型よりのA型だから」と希星さん(大雑把だからと言いたいらしい)。

ここからメンバーの血液型の話でまた盛り上がった。6人のメンバーが綺麗にA型2人B型2人O型2人と均等になっているのも珍しい。

最後にフロアみんなの声が出るかどうか確認したいから煽りたい、ということで曲振りの前に煽ることになった希星さん。

希星「盛り上がってますか?」
フロア「イエーイ!!」

希星「もっと声出せますか??」
フロア「イエーイ!!!」

希星「聞こえないぞっ!」
フロア「・・・・・・」

3回目の煽りでフロア全体が示し合わせたかのように声を出さなかったのが最高に面白かった。今日一番のハイライトといっても過言ではない。

希星さんが「もう無理!帰る!帰る!!」と言いながら大ダメージを受けている様子はとってもキュートでした。

そんな希星さんに変わって盟友の咲月 仁乃さんが曲振り前の煽りを代打。

仁乃「東京まだまだ一緒に遊べますか!?」
フロア「イエーイ!!」

仁乃「まだまだ声出せますか!!」
フロア「イエーイ!!」

仁乃「盛り上がって行きましょう、神龍闘人」

後半戦

最近セットリストによく上がるようになってきた「神龍闘人」から後半戦がスタート。そのまま「東方伝説」そして「獅子奮迅」へと繋ぎラストスパートをかける。

まだ6曲目で「獅子奮迅」が来るのは少し早いなあと思いつつも、横移動やサビパートの振りコピの楽しさでそんなことはどうでもよくなる。フロアもステージも盛り上がりが最高潮となった。

そしてラストは、「みんなお腹空いたよね?」というやや白々しく笑いを誘う振りからの「満漢全席」でした。

この「満漢全席」個人的には凄く大好きな曲なんですけど、これもサブスク未配信楽曲。しかも普段対バンでやることはなかなか無いので今日のような単独公演や定期公演で観ることが推奨されるレアな部類の曲。まだ観たことのない方は是非現場で体感して欲しい楽曲の1つです。

この曲の好きなところは、メンバーの色んな表情が見れるし、大体セットリストのラストかラスト1つ前に置かれる事が多い曲なので、ライブもう終わっちゃうの?終わらないでっ!という気持ちを喚起させられ、まるで映画のエンドロールを観ているような余韻を味わえるのがとても良い。

告知

アンコールが始まる前にステージ上のスクリーンで以下の告知がありました。

この1周年ライブの告知の他、新曲のお披露目や当日重大発表アリということも解禁されました。楽しみですね。

アンコール

告知映像が終わってからメンバー全員がツアー全通Tシャツを着て登場。

東名阪ツアーのラストを飾るのはやはりこの曲でした「棒棒棒鶏」。

この最終盤にきて、片足立ちでキックとチョップを連発するサビパートは体力的に結構キツイんですけど、そんなことを忘れてしまうぐらいの高揚感と楽しさ。

なんかね、ジェットコースターに乗ってるような楽しさがこの楽曲にはあって、楽しすぎて前に立ってる人の腰に両手を回してバックドロップしたくなるぐらい楽しい。こういう曲作るのさすがkatzさんだなあと。

END MC

単独公演恒例の記念撮影その1(撮ってもらう方)の後に今日は動画も撮ってから、記念撮影その2(撮る方)コーナーでした。

毎回思うんですけど、こういうときだけ一眼あったらな~って思います。
東名阪ツアーを走りきったメンバーみんなとっても良い表情でした。

特典会

特典会も引き続きメンバーはツアー全通Tシャツでの登場でした。今日の特典会から飛沫シートが無くなり、更にメンバーのフェイスシールドも遂に無くなりました。やっぱりこの方が断然いいです。飛沫シート無い方がおたがい会話が聞き取りやすいですし、フェイスシールド無い方がチェキの映りも全然いいですし。

そんな特典会は終始和やかなムードのまま終了時間の22時まで大盛況のうちに終わりました。

セットリスト

M0 SE(New Ver.)
M1 功夫物語
M2 虎虎老虎
M3 愛仁豆腐
MC
M4 神龍闘人
M5 東方伝説
M6 獅子奮迅(Live Ver.)
M7 満漢全席
---(告知映像)---
EN
M8 棒棒棒鶏
END MC

2023.04.26 Kungfu-Girls

ライブ後のツイート

藍谷 依茉さん


白城 胡桃 さん

咲月 仁乃さん

姫翠 瑛梨依さん

宮瀬 由菜さん

緑川 希星さん


アフタートーク

というわけで東名阪ツアーファイナル公演、あっという間の60分だったわけですけれどもいかがでしたでしょうか。

歌やダンス、ステージパフォーマンスなど着実に成長していながらも、功夫少女らしいわちゃわちゃしたMCや和やかな雰囲気の特典会など、楽しい時間を満喫できたのではないでしょうか。

さて、翌5月は7日に姫翠 瑛梨依さん生誕祭、翌週14日には咲月 仁乃さん生誕祭、そして21日はグループ1周年ライブ「次陣・一年周天」が控えています。21日の新曲も重大発表も気になります。2年目に突入する功夫少女、まだまだ目が離せません。

そんな功夫少女ちゃんの過去記事は以下リンクにまとめてありますので、よろしければぜひ。


おしらせ

さて、最後に個人的なことで恐縮なのですが、5月一杯は例年通り長期出張期間となってしまうため(6月まで伸びる可能性も…あるかな)、全てのライブに参加することができません。よって、ライブレポ関連の記事も一時的に全ての更新がストップします。

既述のとおり5月はグループにとって周年や生誕が重なっている大事な月ではありますが、そもそも5月にデビューした功夫少女を応援しようと決めた時点で覚悟していたことなので今更動揺したり落ち込んだりも特にないっちゃないのです(とはいえ推しの人生初の生誕祭に顔を出せないことはもちろん残念な気持ちです)。

普段から現場で仲良くさせてもらっている方々から心配して声を掛けていただいたりと気にかけていただいてホント恐縮です。ありがとうございます。

そんなわけで6月頃にまたひょっこり現場に戻って来ると思いますので、そのときはnote記事の方でも現場でもまた仲良くしていただけたら幸いです。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

万が一サポートして頂けるような神がいらっしゃいましたら、取材費としてありがたく使わせていただきます。