【ライブレポ】『U̲NDERBAR ONEMAN LIVE~動員100人達成できなかったら即解散~』 @ 渋谷Milkyway 2022年12月30日
はじめに
いよいよこの日がやってきた(やってきてしまった)。2022年9月17日の前身グループLogiNeoN解散&U̲NDERBARお披露目公演(『B.U.D vol.44』)のなかで発表されたこの、”動員100人達成できなかったら即解散”という、1グループの命運を握るミッションの結果が今日発表されます。
LogiNeoN解散&U̲NDERBARお披露目公演『B.U.D vol.44』の模様や、
LogiNeon解散からU̲NDERBAR発足に関しての考察や僕自身の想いなどを以下リンクで詳しく触れています。
◇
U̲NDERBARのライブは基本的に動・静の撮影が可能ということもあって、今回の公演もありがたいことに全編動画撮影されたものがYoutubeに上がっています。
僭越ながら、そのYoutube動画を時折交えながら今回のライブを振り返っていこうと思います。まずはじめに、動画を撮影、編集しYoutubeにアップしていただいたゆらのおやぢさんにここでお礼申し上げます。
ゆらのおやぢさんのYoutubeチャンネルは以下のリンクです。2022年9月におこなわれた、U̲NDERBARのデビューライブや、更に遡ってとても貴重な2021年8月、赤羽ReNYでおこなわれたLogiNeoNのデビューライブの映像も残っています。
今公演は上述のとおり全編動画が残っていますので、本記事は蛇足になってしまうかもしれませんが少しばかりお付き合いいただけると幸いです。せめて、文章はすっ飛ばしてリンクからライブの動画だけでも見てこの日の空気を感じていただけたら本望です。
さてそれではそろそろ今公演について書いていこうとおもいます。
公演概要
■日時 2022年12月30日 金曜日
■会場 渋谷Milkyway
■時間 OPEN 19:00 / START 19:30
■料金 ・VIP¥10,000・一般¥2,000 ※それぞれ+1D
■公演 『U̲NDERBAR ONEMAN LIVE~動員100人達成できなかったら即解散~』
■出演 U̲NDERBAR (鳴虫 ゆら、金無 ひさか、炎魔 るう、紫徒・アヤナミ、ひぐるま おりえ)
■その他 VIPチケット:優先入場,円陣参加,ポスター全員サイン,集合チェキ,スペシャル映像(データ)
ライブメモ
開演前
今日時間を作ってライブを観に来てくれた友人と一緒に、18時過ぎまで近くの居酒屋でお酒を飲みながら開場時間を待ちました。開場時間が近づき、Milkywayのビルのところまで行くと、「え?この人たち全員3Fに行くの!?」と思うぐらいすでにたくさんの人が集まっていました。
こんなにたくさんの人が待っている光景を今までのU̲NDERBARのライブで見たことが無かったので、同じビルに入っているB1のチェルホや1Fのスターラウンジのお客さんも混ざっているんじゃないのかなって思う程でした。正直びっくりしました。
◇
僕は数量10枚限定のVIPチケットを取っていたので、開場時間より少し早めに渋谷Milkywayに入場しました。
最前の上手側に場所を取って両隣の方たちと話していると、程なくしてメンバーがフロアに出てきて、フロアの真ん中でメンバー5人とVIPチケットを持っているみんなで円陣を組みました。色んなアイドルグループがライブ前のステージ裏で円陣を組んでいるシーンを映像で見るたびに羨ましかったので、とっても楽しみにしていました。
もしかしたらU̲NDERBARのメンバーと肩を組む機会なんてもうないかもしれない・・・そう思いながら、四十肩で上がらない肩を”ぐぎぎぎぎ”と錆びたブリキのおもちゃみたいに無理やり上げて右隣にいたゆらちゃんと肩を組みました。短い時間でしたが、とてもGROOVIEな瞬間でしたし、これで少しでもメンバーの心を鼓舞できていたら良いなと思いました。
いよいよ開演
円陣のあと、一般チケットの人たちが続々と入場してきて、あっという間にフロアが埋まっていきました。多分最終的に、動員は実数ベースで60人は超えていたんじゃないかなっていうぐらい入っていました。
ついに待ちに待ったワンマンライブが始まりました。LogiNeoNの時から数えて1年ものあいだ現場で応援してきたグループが初めてワンマンのステージに立ちます。
1曲目の『無慈悲的感情』は、U̲NDERBARを代表する楽曲です。無慈悲的感情というタイトルとは相反するように、感情を全面に出したデスボイスやステージパフォーマンスでフロアの心をガシガシと揺さぶってくる戦闘的な曲です。
綺麗事やうわべなんて脱ぎ捨てて、無我夢中で上を目指していく。そんな意志がこの歌詞に込められているようで、LogiNeoNから一歩先の未来へ進むエポックメイキングな一面も窺えます。
この曲は現場で見るたびにパフォーマンスが確実にブラッシュアップされていて、この先もまだまだ伸び代があるなと感じさせてくれます。
特に間奏部分のステップやアウトロの振りが回を重ねるごとに力強くなっていくのを見ていて、今夜のそれも例外ではありませんでした。僕はこの無慈悲的感情の間奏のステップを見るたびに自分自身が勇気づけられていることに気付かされます。
2曲目『LogiNeoN』、この楽曲はそのタイトルが示すようにLogiNeoN時代にあった『閃光ランナー』という曲のタイトルを変えてU̲NDERBARでも歌い継がれている楽曲。
この曲に関しては何度もこのカッコよさを書いてきているので今さら付け足すこともないのですが、個人的な想いとしてはLogiNeoN時代は3人のステージしか見てこれていなかったこの曲をまたメンバー5人の状態で観ることができて嬉しい!これに尽きます。
作詞はあの怠田ユニさんがされていて、LogiNeoN時代を代表するカッコいい楽曲なのでとにかく一度現場で観て欲しいし、もっと評価されてもいいぐらい良曲。
中盤
3曲目『Positive+Connect』も前述の『LogiNeoN』と同様にLogiNeoN時代から歌い継がれた楽曲の1つ。
歌詞のなかに”5つの色感じていたいんだ”という部分が2Aメロにあるのですが、LogiNeoN時代にメンバー3人がずっとこれを歌っているのを見ていて、「5つの色はもう揃わないのかな・・」ってずっと考えながらステージを観ていました。
だから、U̲NDERBARになってまた5人でちゃんと5つの色5つの声が揃っている状態でこの曲が聴けることがなんて幸せなことか・・・。加入してきてくれた紫徒・アヤナミさんとひぐるまおりえさんには感謝しかないです。
あとはですね~振りコピがしやすくて楽しい!
4曲目『パラレリアル』、これも『LogiNeoN』(閃光ランナー)同様、怠田ユニさん作詞の楽曲。
今日、この3曲目『Positive+Connect』と『パラレリアル』を最前の柵に引っ付きながら観ていて、LogiNeoN時代のステージパフォーマンスと重ねている自分がいました。
けれど、やっぱり全然もう違う曲として昇華しているんですよね。同じ楽曲のハズなのにアヤナミさんとおりえさんが加わることによって、よりメンバーの粒が立つし、凄く魅力が増すんです。
◇
中盤戦最後は、『大好きがすぎる。』→『大好きがすぎる。』→動員発表→『F.O.G』→『無慈悲的感情』でフィニッシュ。最後は怒涛のU̲NDERBAR楽曲のラッシュでした。
どうして『大好きがすぎる。』が2回連続で入っているのかは是非動画を御覧ください。
この『大好きがすぎる。』は曲もさることながら、僕のようなおじの心の奥底に沈んでいた甘酸っぱい感情をサルベージするような、可愛く切ない歌詞がぎっしりと詰まっています。
この歌詞の大部分を書いたというのが、メンバーの金無ひさかちゃん。別に身内贔屓とかじゃなく、歌詞書くの上手い!って思いました。この先もっとひさかちゃんの世界観を歌詞で表現して欲しいです。
動員発表
結果は動員111人ということで、100人を越えたため解散回避となりました!
しかし喜びもつかの間、さらなるミッションが課されます。なんと非情なことでしょうか・・・。
同じここMilkywayで200人の動員が課されます。この”動員”が今回と同じくチケ売りベースなのか当日の実動員数なのかはハッキリとしていませんが、ミルキーで200人・・・。
後半
後半戦、アンコールは『LogiNeoN』と『F.O.G』でした。今日販売されたばかりのU̲NDERBAR公式白Tシャツを着てメンバーが登場し、ここまでの疲れを微塵も見せないステージを魅せてくれました。
このとき白Tを着ていたからその青がより目立ったお陰で気がついたのですが、鳴虫ゆらちゃんが付けているブルーの髪飾り、これってLogiNeoNのデビューライブの時にも同じの付けてなかったっけ?ということに気が付きました。
なんか、それを見つけたときちょっとぐっと胸にくるものがありました。なんでだろう、僕LogiNeoNのデビューライブ行ってないんですけどね。なんか、きちゃいましたね。
そんな僕の衝動を察するようにフロアのボルテージもなんだか凄いことになっていて、リフトもバンバン上がるしサーフもしてるし、ホント久々に景気の良いフロアだったなって今振り返って思います。
MC2
『F.O.G』を歌い終えて全員がMilkywayのお立ち台に登りました。
このあと、メンバーそれぞれに花束の贈呈がファンから送られました。
そしてワンマンライブはいよいよラストへ向けて進みます。
M11 無慈悲的感情
本当にこれがワンマン最後のパフォーマンス、おりえさんの煽りがまあカッコいいことカッコいいこと。
そして、このフロアの熱気。
少しでも臨場感が伝わったら嬉しいです。
※ジンさん沢山ツイート引用させて頂きました、ありがとうございます。
歌い終わって下手に捌ける様子はホントいつものU̲NDERBARだなっていうぐらいあっさりとステージの外へ消えていって、フロアに取り残された僕はなんだかずっと夢を見ていたようにこのとき身体がずっとふわふわしていました。
メンバーのみなさんデビューから今日までお疲れ様でした。思い出に残るとっても良いライブでした。
セットリスト
終演後特典会
特典会のはじめにVIPチケット特典の集合チェキと、サイン入りポスターの贈呈がありました。衣装を着た5人と囲みを撮るのは初めてだったのでとっても良い記念になりました。
ポスターもA2サイズの立派なやつで全員のサインやイラスト、コメントが書かれていて凄く嬉しかったです。
ポスターは後日ポスターフレームに入れて部屋に飾りました。
終演後の各メンバーのツイート
炎魔るう
鳴虫ゆら
金無ひさか
ひぐるまおりえ
紫徒・アヤナミ
アフタートーク
LogiNeoN時代まで遡っても今夜ほどフロアが埋まった日を僕は知らない。
なんとか今回のミッションでもある動員100人(チケ売り100枚)以上は達成することができた。しかし次のミッションが明かされ、2023年7月16日にここ同じMilkywayで動員200人という倍の動員が課されている。
Milkywayで200人なんて何かの冗談かと思ったけれど、可能性も伸び代もたっぷりある今のU̲NDERBARならそこへ向かって歩みを緩めず突っ走って行ってくれるんだろうなという期待感は今日確かに感じました。
そしてこのライブレポートをきっかけに少しでもU̲NDERBARというグループとU̲NDERBARの楽曲に興味を持って、現場に足を運んでくれる人が1人でも増えたらいいな~と思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。U̲NDERBAR関連の記事は以下マガジンにまとめてあります。
万が一サポートして頂けるような神がいらっしゃいましたら、取材費としてありがたく使わせていただきます。