『超』短期間で仕事を教える

今日の掘り起こし

テーマ：人が入れ替わる状況で仕事は回る？
予想：大きな誤差を生みクオリティの劣化
結果：『教える』クオリティの上昇で解決
今後：対策は小さなことからも始める

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人生の転機となった馬との出会い

21歳の時にオーストラリアの山奥で馬と一緒に生活をしていました。
16頭の馬とオーナーと数名のスタッフ。

日本人による日本人の為の乗馬クラブ

オーストラリアは日本人旅行客が多いので結構人気だったらしい。
私が行った頃（2008年）は右肩下がりでしたが。

スタッフは食住は提供されている代わりに給料は無し。
ファームステイという形です。
とはいえ馬に乗らせてくれるから待遇は良くないですか？（人による？）
ちなみにスタッフは私と一緒でワーホリメーカーばっかり。

そんなのでうまくいく？

って思いません？
オーナー以外は2か月ぐらいでいなくなり、
また新しい人が入って来るのを繰りかえし。

入ってくれば良いですが、
抜けていく一方の時は
オーナーと私だけという事もありました。

仕事が回るわけがないんですよ。

でも何とかしてお客さんに楽しんで貰わないとね。
（出来ればスタッフもまともな生活を送りながら・・）

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これから話すのは、
私がやっていた仕事の教え方（教育とは恥ずかしくて言えない）
出来るだけ早く自走して仕事が出来るようになってもらう方法
（恐らく中小企業にしか対応しない）

これは私が教えて貰った時に、
仕事が覚えやすかった先輩の指導方法が基ですが、

●まずは手本を見せる
出来るだけ簡単そうに
出来るだけ楽しそうに

●一緒にやる
始めは７割ぐらいを自分がやりながら
徐々にその割合を相手に増やしていく

●やってもらう
ケガをする可能性のあるものはかなり慎重に
始めは身近で見るけど
徐々に物理的に距離をおいていく
でも様子を見続ける

これでほとんど任せられます。
次に何をするかというと、
●たまに様子を見に行く
●出来高だけで判断する。

最期は、
●次のスタッフに教えているところを確認する。

これが私の教え方なんですけど、
ちょっと新しいものが生まれないから
今となってはこれが正解とも言えないなと思っています。

しかし、短期間で人が入れ替わる状況では
これが最善だと思っています。

それとこれは先人が作っていた資料ではあるんですが、
その日の仕事を時間毎、役割毎に記載しているノートがありました。

これは休みの日などに一緒に確認する。
ノートだけを見てもあまり腹落ちしないが、
ノートと実践を繰り返すと実践だけより覚えが良いです。

探し物の時間を極力減らす
その前に物の名前を覚えるのにも時間が掛かります。
この両方を対策するために、どうするか？

名前を書けばいいんです

扉の奥に収納している場合には
扉に、中に入っているものの名前を書けばいいんです。

びっくりしました？
この画期的な対策？

・・・でもね、

これ本当に時短になりますよ・・・

実はその牧場に行った初日、
(なぜこんなにあちらこちらに名前を張っている・・)
と思いました。

いざ働き始めるとこんなに大事なものとは知らずに。。

１週間教えていると、ちょっとずつ専門用語を覚えてくるので
（うまくいけば）楽しそうになってきます。
（スタッフには少しでも長く居てほしい私はここが勝負の一週間）

でもお客さんに楽しんで貰うためには、

・馬のコントロール
・乗馬のスキル

が必要になってきますが、
当然この時にはまだまだ修得出来ていません。
（これに関してはどうしても3週間欲しい。。）

時々接客力が神がかっているスタッフが入ってきて、
逆に勉強させてもらう事もありました。

人が入れ替わるから、良い所も悪い所も吸収できる場所でした。
（なんの話？）

ここまで掘り起こしてみて、
私は人に教えるのって好きです。（偉そう）
というのと
現状の改良については
自分の中で興味がある事なんだと思います。

動画編集者になってから思う事は、
乗馬インストラクターをやっている時は
仕事として楽しかったです。

今動画編集者が楽しいと言い切れないのはなぜ？
これって困った事に

人との関わる時間が減ったからなんですよね・・

掘り起こしはやってみると気付きが大きい！