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雪予報の前夜、下北沢でシングル水風呂にしびれる

下北沢駅から、徒歩数分。
街中の、空き地にできたSAUNALAND UNDER NORTH HEAVEN - サウナランド下北沢 -へ行ってきました。
仕事終わりに、小田急線に揺られ70分。
着いたのは事前に予約をした19時ちょうど。明日から雪予報も出ている今夜は、とにかく寒い。風も強く、アウトドアサウナ、少しだけ心配。いくつかのテントサウナが出ている、水風呂は冷たいらしい、その程度の前情報しかなかった。
支払いもすでに終わっていたので、受付では簡単な説明を受けただけ。

更衣室
ここで水着に着替える

水着に着替え、まずはシャワーで全身を洗い流す。

シャワー室は2室
清潔

用意されたサンダルを履き、会場へ。
さすがに寒い。
外にはテントサウナが4基用意されていた。客は10人程度か。とりあえず小さなテントサウナへ飛び込んだ。
寒さで鳥肌が立っていたが、中のベンチに腰掛けるとヒバのいい香りに深呼吸。体が一気に温まるのがわかる。
薪ストーブのサウナの特徴は、この「温まる」感覚だと思う。電気やガスのストーブと違い、やはり直接的な火力による熱が、室内を包む。それは、鈍角な熱となり体を温める。単に、熱い、とは違った感覚だ。
汗も、じんわりと溢れ出てくる。芯から、温まる。

ヒバの香りのロウリュが楽しめるテント
中はほぼ真っ暗
温度計は105℃を示していた
自分で好きなアロマを選べるテント
僕は定番のレモングラスを選んだ
このテントは光が全て床下からライトアップ
幻想的な空間
室内はこんな感じ

水風呂は、凶悪な冷たさだった。体感的に、8℃程度か。30秒も入れば、足先から感覚を失う。痛みによる快感が、身体中の感覚を研ぎ澄ませる。

無造作に置かれた水シャワーで汗を流してから入る
最強クラスの冷たさ

1番大きなテントサウナに入っていると、ゲリラ熱波が突如開催された。熱波師は、下町熱波師HEY!ショウヘイさん。
学園天国、お祭りマンボ、ソーラン節をBGMに使用して、会場を笑顔に変えていく。
あとで話を聞くと、まだデビューして2ヶ月程度だという。寒さも一気に吹き飛んだ。

オリオンビール
私の人生史上、最も早く4秒程度で飲み干した
東京の空き地
しかも真冬にこんな経験をするとは

3月まで開催されているという。これ、施設ごと全国を回っても面白そうだと感じた。地域ごと、季節ごと、美味いものと組み合わせながら。イベントとコラボすることだってできるし、フェスとか。
気持ちよかった。ビールが美味かった。
でもやっぱり、水着サウナより全裸サウナの方が気持ちいいんだよなあ。

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