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フジロック、苗場のテントサウナで逝く②

フジロック初日にも訪れた苗場ラ・ネージュのテントサウナ、最終日の日曜朝に再訪(2024.7.28)。
初日の様子はこちら

テントサウナを出た後に入る清流、初日に浴びたトップ画像で見える滝の上流にも、浸かるための素晴らしい場所があることを発見した。

滝のすぐ上、透き通る綺麗な川

まずは激アツの薪ストーブでしっかりと温まってから。
熱気でカメラが完全に曇ってしまう。

今日も中は熱い

早速、飛び込む。

し、死体?

水温は10℃以下。足の指先から痺れていく。
適度な深さがあるため、大自然の中、流離(さすらい)の浮遊感を味わえる。

引いて見ると、完全な水死体(火サス風)

自然と一体化できる瞬間だ。

木々のざわめき

最終日、雲行きは怪しい。きっと雨が降り出すだろう。
風が強く、雨の粒子を含んでいる。微睡(まどろみ)の中で見上げる木々が、一斉に揺れると、葉が音を立ててざわめきだす。緑の葉一枚一枚が、まとまり離れをくり返し、思考能力の停止した頭はそれを、一種のビジュアルアートにとらえた。

フジロックの3日間、まるで魔法をかけられた様に、一瞬にして過ぎ去ってしまう。それでも、例年よりも体調的に疲労困憊状態にないのは、毎朝のサウナ効果が大きいのではないかと分析している。
ここで得られた爽快感が長く続き、体の重さを感じたまま入場ゲートをくぐる日が1日もなかった。感謝。

さて、最終日。
僕にできることは、思い切り楽しむことだけだ。

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