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高見え写真で内覧倍増!?プロが教える物件写真が見違える3つのポイント

こんにちは。ちゃんカジです。
普段は利回り144%の75万のアパートや想定利回り240%の30万の戸建など激安戸建不動産投資をやっているちゃんカジですが、実は不動産物件に特化したプロの物件フォトグラファーでもあります。

ちゃんカジが撮った物件写真については『物件Photo』というマガジンにまとめていますのでそちらをご覧ください。

写真掲載当日に反響、写真納品後4日で賃貸契約、写真掲載後物件内覧無しで売買決済(1ヶ月以内)などの実績を生み出した写真撮影の3つの基本テクニックをここに書こうと思います。

Point.1 晴れた日に撮影する

ハッキリ言います。晴れた日に撮れと。
論より証拠。下の写真を見てください。

同じ物件ですが空が青いだけで印象が大きく変わります。
曇りの日の撮影だと建物の立体感が乏しく全体的にのっぺりした印象ですが、晴れた日の撮影だと建物に立体感があり、パリッとした写真に仕上がります。

晴れていても建物の背景を雲が覆っていると青空が少なくなるので、時間があるときは雲が流れて青空が顔を出すまで「青空待ち」をしましょう。

Point.2 水平・垂直を意識する

物件写真を撮るときは水平を意識して撮影しましょう。建物が傾いて見えるのは良くありません。

特に物件内部を撮影する時は水平だけでなく垂直も意識してみましょう。人間の目は室内を見る時には柱は垂直、梁は水平に認識しているので、人間の目で見たとおりに写真に撮れると違和感がありません。

参考になるのは分譲マンションなどの内部写真です。

ゴージャスなステージングはさておき、ご覧の通り、柱はすべて垂直になるように撮影されていますね。こうすることで他の賃貸物件写真とは一線を画したプロっぽい仕上がりの写真に仕上げることが出来ます。

実際にワタクシの5号区分の写真で見ていただきましょう。
一番上が普通に立った目線で撮った写真。不動産屋さんが撮った写真もこういう構図が多いと思います。
二番目は床付近のローアングルから煽ったような写真。オーナーさんが撮る写真にこういう構図を時々見ます。
一番下はワタクシが普段撮っている構図です。三脚を用いて高さが125cmぐらいになるように撮っています。決定権のある女性の目の高さからやや低めです。天井の高さが240~250cmなのでちょうど中間になります。
柱が垂直になっている写真はとても自然に感じられると思いませんか?

ではどうやって撮影すれば良いのでしょうか。
具体的にはグリッド表示をすると水平・垂直が出しやすくなります。

グリッド表示とはこんなの。縦横にラインが入っていて水平・垂直を合わせやすくなります。
このときは左右の縦線と壁と建具の垂直を合わせています。
撮影時に三脚があると比較的ラクに合わせられます。

ただしこのテクニック、スマホ+外付け広角レンズの組み合わせでは使えないんです。レンズの性能が良くないせいで画像の端の方では柱が大きく湾曲してしまいます。デジカメ+広角レンズの組み合わせを推奨します。

Point.3 露出を+に調整する

これは室内写真のテクニックなのですが、露出を+(ハイキー)に調整しましょう。露出を+に振ると写真全体が明るくなります。

賃貸向けの物件の場合、画面の大部分を占める壁と天井は白系のクロスを使っていることが多いです。
色の白いは七難隠すと言いますが、これは物件にも当てはまります。見比べてみれば判りますが、露出を+に調整した写真のほうが開放的で広く清潔に見えます。

露出修正前

露出修正後

露出を+に調整するメリットは他に物件の汚れや傷をうまく隠してくれる点が挙げられます。内装リフォーム前でもかなりキレイな写真に仕上がります。

写真のプロは白トビ(明るい部分の階調が失われ真っ白になっていること)を嫌いますが、物件写真に関しては気にする必要はありません。経験的に白トビするぐらい露出過多の方がお客さんの反応が良いです。
真っ白すぎて何が写っているのか分からないのはまずいですが、少々明るすぎるぐらいを狙っていきましょう。

まとめ

外観写真は晴れた日に撮ろう!
水平と垂直を意識するだけでプロっぽい写真に仕上がるよ!
内部写真は露出を+で。色の白いは七難隠すだよ!

良いカメラライフを!

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