所得税_表紙

税金納付のためだけに外出するの面倒くさくない?

所得税の納付方法には、次のようなものがあります。
・金融機関、税務署で現金納付
・クレジットカード納付
・e-taxで納付
・QRコードでコンビニ納付
・振替納税

QRコードは以前にまとめましたが、その他にもさまざま方法があります。

私は、普段の仕事ではその人に合った方法を進めますが
無料相談など「はじめましての方」には振替納税を勧めています。
今回は振替納税についてまとめていきます。

1.  概要

 振替納税は、納税者の預金口座からの口座引落により納付する手続
 きです。

 利用できる税目は、以下のとおりです。
 国税庁HPより

 利用可能税目(税金の種類)
 次の税金でご利用できます。
◇ 申告所得税及び復興特別所得税
 ・期限内に申告された確定申告(3期)分及び延納分
 ・予定納税(1期、2期)分
◇ 消費税及び地方消費税(個人事業者)
 ・期限内に申告された確定申告分及び中間申告分

所得税と消費税の2つとなっております。

QRコードのコンビニ納付と違い利用可能額の制限はありません。 

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2.  利用手続き

  振替納税をご利用される国税の納期限までに、振替依頼書の提出
  しましょう。
  提出先は、納税地を所轄する税務署又は振替依頼書に記載した
  金融機関です。

振替納税


3.  振替日

 振替納税にすると1ヶ月くらい現金納付などと比べて余裕があります。

 令和1年分の延期になっていなかった場合は
 所得税  法定納期限 3月16日    振替日  4月21日
 消費税  法定納期限 3月31日    振替日  4月23日
 
 という具合に余裕があります。


4. 振替納税にすると・・・

 ・口座から引き落とされるので納付に行かなくて済む。
 ・一度手続きすれば、その後は自動で引落し
  残高さえあれば納付忘れ防止に。
 ・納付日が原則より延びる。

 デメリットもありまして
 ・残高不足にならないようにきをつけなければならない。
  納付が遅れると延滞税が・・・

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 まあ、自分の納付しやすい楽な方法を選んでくれれば良いと思います。


情報の整理、共有から始めていきます。 後々、節税や経費削減などの戦術的な情報を提供できたらと思います。