見出し画像

離婚、失恋、婚活、転職、ぜんぶ他人のせい(My story 2)

「よし、1回結婚とやらをしてみよう!」

元夫とは私が社会人2年目の時、合コンで知り合い元夫も私もお互いを気に入っていてすぐに付き合うことになりました。

元夫とは長年付き合ったり別れたりを繰り返していました。

結婚を匂わせるくせに絶対プロポーズしてこない元夫に愛想をつかし別れたり、私が別れると言い出してから結婚しようと言い出す元夫とくっついたり離れたりしながら、最終的には結婚することに。

冒頭のセリフの勢いで結婚しました。

「そんな簡単に結婚するなんて信じられない」という声が聞こえてきそうですが、それでも入籍日のことはよく覚えています。

真冬の平日、会社は休みをとって元夫と2人で役所に行き婚姻届けを提出。
役所の方に写真を撮ってもらいました。

その後、おしゃれなカフェでコーヒーを飲みながらじんわりと幸せをかみしめたことはまぎれもない事実でした。

でも、簡単に手に入ったものは(簡単…というには山あり谷ありでしたが)簡単に壊れます。

すぐ壊れます。

結婚から半年で夫の浮気が発覚。

持ち物チェックをしていたら消費者金融からの借金履歴もゴロゴロ出てきました。

何一つ認めない夫に

この人と一緒に生きるのは危険すぎる

と判断し

離婚調停の末、きちんと婚姻費用と慰謝料をいただき別れました。

結婚、離婚を経て自分は人として成長したと思っていたし、人の心の痛みに寄り添える人間になれたと思い込んでいました。

多少は変わったのかもしれませんが、基本的に私は昔の私のまま。

子供のからの出来事で共通することとしては私って自分のことしか考えて
いなかったんです。

自分が好きになったから付き合いたい
自分は好きじゃないから避けたい
自分の思い通りにならないと気に入らない

など…。

なぜ男性がそのような言動をするのか、男性の気持ちに寄り添うことをしていませんでした。

私が、私は、私なら…。

そりゃあ長続きもしないし、長年付き合ってくれた彼らの気持ちもわかろうとしないなら必ず終わりが来るんですよね。

だから、結婚がしたくて真剣に婚活を始めたつもりでいても、実際は自分のことばかり考えていたから

男性に楽しませて欲しい
お金も払ってほしい
私は頑張らなくても愛してほしい
運命の男性はたくさん出会ううちに現れるはずだ。

人に依存した考え方で活動していました。

男性も、馬鹿じゃありません。
むしろ、この頃の私の様に何かと男性に求めてくる女性に敏感なんですよね。

私の婚活の、いえ、生き方の人任せな姿勢を察した男性たちは必ず離れていきました。

今の私のままで婚活を続けてもどんなに頑張っても絶対結婚できない

と悟った日から、私は人任せな生き方をやめることにしました。

そして、この頃から仕事への考え方も大きく変化をし始めました。

実は、私は新卒で働き始めてから4回転職をしていて、さらにWワークをしていた時代もあったので社会人になってからだけでも7社にお世話になってきました。
(学生時代はそれ以上の数の会社でバイトしていました)

仕事にやりがいをもって一生懸命働きたい気持ちはあったものの、どの会社に転職してもどの職種に就いても納得いく働き方ができず、よりやる気になれる会社を求めて転職をしてきました。

でも、婚活で気づきを得て人任せな生き方をやめたことで、気づいたんです。

どの会社、環境、職種だろうと、自分自身がそこで何をしていくのかという軸がなければ、やはり他人のせいにして文句を言ってしまう。
私が本来目指していたはずのやりがいをもって働くこととは対極のことを、10数年間もし続けてしまいました。

他人のせいにすることをやめて、自分の人生を生き始めたことで、見え始めた世界があります。

次回は、その世界についてお話したいと思います。



アメブロ https://ameblo.jp/happyluckypinklife

Instagram https://www.instagram.com/haruo.konkatsu/

  X   https://twitter.com/haruohappy

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?