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うどん県民と言えど 香川、愛媛の食の記録

先日の四国日帰り旅行の食の振り返り。

短い滞在時間なのでその土地ならでは、かつある程度日常的なものを食べたかった。
ガイドブックの中には地元ブランド牛の鉄板焼きや、高級魚を使った豪華海鮮丼なども紹介されているが、それだけお金を出せばどこでも食べられるのではという気になってしまう。

高松ではやはりうどん。
8時頃に駅に着く予定だったので、早朝からやっているお店を調べて、「さか枝うどん」さんに行った。

店内は広めで、システムははなまるうどんや丸亀製麺と概ね同じ。
天ぷらを選びつつうどんを頼んで受け取り、お会計をするという流れだった。

香川ならでは、と感じたのはかけうどんにあつ、ひや、ひやあつを選べるということ。
ひやあつ、というのは水で締めたうどんを温かい出汁にいれていただくことで、コシを残した食感で温かいうどんが楽しめるとのこと。
これまで香川に来た時に、かけうどんはあつあつしか食べなかったので、讃岐うどんに持っていたイメージとちょっと違うなと感じていた。
今回ひやあつで食べてみてこれだと感じた。適度にもっちりしつつ、優しい出汁を楽しめて大変満足。
うどん県民と言えど、もっちりしたのが好きだったりふんわりしたのが好きだったり人それぞれ好みはあり、むしろそれぞれのニーズに細やかに応えられるようなカスタマイズができるようになっているのだなと思った。

松山では、松山駅降りてすぐにある「寿司花」さんでお昼を食べた。
駅前だったので観光客向けとばかり思っていたが、松山駅自体繁華街の中心というわけではないようで、地元住民もよく利用するお寿司屋さん、という感じでアットホームな雰囲気だった。


たまたまなのか、前回忘れ物をとりに来た常連と思しきお客さんが3人ほど入れ替わり立ち替わり訪れておかしかった。
何かにつけて一言コメントをくれる、ちゃきちゃき行動する女将さんは女性客にはふわふわの膝掛けをあてがってあげていた。

お値段も土曜でもやっているランチメニューが、サラダ、赤だし付きで握りの並が1200円と大変リーズナブル。
ネタもシャリも多めで満腹になった。
お会計の時にみかんをくれたのがまた、愛媛らしさを感じられて嬉しい。

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