20.簿記3・2・1級の受験タイミング(清水さん)
今回はみなさんが迷っているであろう簿記検定試験の受験タイミングについて清水さんに伺いました。
日商簿記試験は学習を進めるにあたって指標になるので受験することをオススメします。
簿記3級
まず3級については入門期が終了した時点で対策・受験を考えられた方がいいと思います。
内容としても入門期の内容と3級の内容は被っているところが多いです。
そのため記憶が鮮明なうちに受験される方がいいと思います。
簿記2級
次に2級については財務会計基礎マスターⅠ・Ⅱと管理会計の基礎マスターが終了した時点で対策・受験を考えられた方がいいと思います。
2級に関しては財務会計に加えて管理会計の基礎的な分野が問われます。
基礎マスターで学習した内容を固める意味でもこの時期に2級の対策をされた方がいいかと思います。
簿記1級
最後に1級についてです。
1級に関しては例年6月・11月に受験が限定されます。
そのため基本的には1級を受験できる状態になる頃には短答式・論文式の受験の直前となってしまいます。
短答式・論文式の対策に不安を覚えている方は無理に受験することはないと思います。
また過年度の方に関しては緊張した状態で試験を受ける経験を積んだ方がいいと思いますので、積極的に受験を検討された方がいいと思います。
編集部山口より
簿記3級受験に当たっては、入門講義終了後に「3級対策補講」を実施しています。
また、1級に関しては「簿記1級対策講座」(と税理士試験対策)が特別オプションとして申し込み可能になっています。
清水さんが書いている通り、1級は受験タイミングが悩みの種ですので、よくご検討頂いた上で受験してください。
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