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【体験談②】自律神経失調症の原因は"ストレス"以外にもある
こんにちは。たぶよしです。
今回は自分が自律神経失調症になった原因について、お話しします。
※大前提として私は別に専門家ではないので、一体験談としてあくまで参考までに
前回の記事では、症状についてまとめているので、よければそちらからご確認ください。
自分自身もかなり困ったんですが、ネットで【自律神経失調症 原因】で調べると、かなり曖昧なことばかり書かれていますよね。
でもそれって多分しょうがなくて。人それぞれ環境が違うので原因も様々だと。
とはいえ自分の中では「これが原因だな」っていうのがあります。
皆様が自分の原因とフィットするかはわかりませんが、もしかしたら「同じ状況だ」という方もいらっしゃるかと思うので、ぜひとも参考までに。
原因①.常にモードがONになっている
自分の中ではこれが原因だと思っています。
ずばり『ONとOFFの切り替えがない』という事です。
自律神経失調症の事を調べると、まず間違いなく『交感神経(ON)・服交感神経(OFF)』というワードが出てくると思いますが、まさにこれです。
言葉自体はどうでもいいんですが、ここをわかりやすく理解する事が改善への第一歩だと思ってます。
ONの状態とは具体的に何かというと『興奮状態』『緊張状態』『不安状態』などを指しています。皆さんはきっとこういった何かしらの感情を、常に抱え続けているという事です。
想像しやすくするために、具体例を挙げるとするならば
・来週会社で大きなプレゼンがある
・結婚式のスピーチを頼まれた
・満員電車でおじさんに睨まれた
等々。
そういう時って体がいつも通りに動かなくなったり、震えたり、お腹が痛くなったり、頭痛がしたり。人によっては吐き気がでたり、体に様々な症状がでた経験があるかと思います。
実際は別に何も起きてないのに想いだけで体に支障がでる。よく考えればかなり不思議な状態ですよね。
そういうシチュエーションを思い浮かべれば、なんとなく理解しやすいと思うのですが、似たような状態が日常でも微量に続いているという事です。
そのようなONモードを、時折OFFってあげる事が大事だと個人的には思います。
ONになってしまう具体例
もう少し具体例を参考までに、自分の話をします。
自分自身、自律神経失調症のような症状は23歳くらいまでは全くの無縁でした。
自律神経失調症という存在すらも知らないような感じだったのですが、そんな少年も社会人の洗礼を浴びることに。
新卒の一年目から、じわじわとそういった症状が出てきました。
ベンチャー企業だったのですが、新卒は私一人。当時は上司がとにかく怖く、常にビビって生活をしていました。
もちろん物理的に怖いわけじゃなくて、会話ひとつでもめちゃめちゃ詰められたりして、上手く喋れないという日々が続きました。
ビビリながら喋ると、人って何言ってるかわからないじゃないですか。笑
なので『ビビりながら喋る → 何言ってるかわからない → 怒られる → ビビる』という、見事な負のルーティンを繰り返していました。
あとはイケイケのベンチャーだったので、平日は当たり前に終電までありましたし、それが常識と化していたのでその働き方に特に違和感も感じませんでした。土曜日も仕事があったり、実質休みは日曜だけどそれまでの復習とか、来週怒られないように準備したりと。
そうなってくると頭の中は常に上司や仕事でいっぱいに。リラックスとは無縁の日々を過ごし『物理的にも精神的にもOFFがない状態』が続きました。
そしてそんな日々が続いた矢先、まずは呼吸が浅くなってきました。朝出社しようと会社に近づくと、会社に近づくごとに呼吸が浅くなります。笑 俗に言うヒステリー球というやつです。
そんな異常自体も「自分のメンタルが雑魚なだけなんだな」と自己解決しつつ、思い過ごしていると、今度は左半身が痺れるようになりました。
ちょっとした段差もつまづいたりするようになって「これはいよいよやばいかも」と思い、向かいに座ってる仲の良かった先輩に相談してみました。
すると「私は右腕が痺れるんだよね」とまさかの似た症状のカウンターがきました。これは一切話を盛っていないのですが、要するに怖がっていた先輩がいる方の身体(先輩にとっては右、私にとっては左)に二人して痺れが発生していたということです。笑
その時に心身はまじで連動してるんだな、と深く感じたのと、人間が持ってる力は良くも悪くもすごいなと感じました。嫌いとか怖いとかいう想いが、身体に伝わってアラートを発生してたわけです。その人が存在しているだけで、自分に心身にダメージ受けるって相当なことです。笑
ずっと「自分が弱いだけか」と思ってましたが、10年近く経った今「やっぱそれは違うわ」と言えます。いや、正確に言えば「まあ確かに自分が弱い部分もあるけど、そんな想いをさせる人間がそもそもOUTだね」って感じです
とまあ、大抵の人はそんな感じじゃないでしょうか?
家庭とか友人とか職場とか、基本的には人間関係の悩みから派生してると思います。
ちなみに私の場合は全ての関わりを経って、フィリピン留学に行ったら一発で治りました。
その後色々あって、また復活するんですが笑、一時的に超回復した経験があるので、やはり環境は大事なんだなというのを再確認する出来事でした。当時の話と、再発した話は長くなるのでまた別記事でお伝えします。
もし仮に「人間関係は特に原因ではなさそう」という人がいれば、将来に対する漠然とした不安や体調が悪いことに対しての不安、なども考えられます。
原因②.運動不足からくる凝り
YouTubeでダルビッシュさんも言ってますけど、背骨とか骨盤周りの歪みが原因で、体に不調をきたしてるというケースもあると思います。
これもよく言われますが、シンプルに運動不足が原因ですよね。
自分自身も調子が悪い時は、肩が凝ったり、背中が固かったりという感じでした。
自分は2年近くパーソナルトレーナーの経験もあって、自律神経失調症の悩みを抱えてるお客さんも多くみてきましが、大抵の人は全く運動をしていない上に、背中をさわるとガチガチな状態の人が多かったです。
その人達は元々ダイエット目的の人が多いのですが、背中の可動を増やしつつ対応することで、自律神経失調症の症状もほとんどの人が和らいで行きました。
とはいえ「筋トレすればなんでも解決する」というわけでもありません。パーソナルトレーニングというのは、2分トレーニングして2分休んで、みたいな繰り返しで、フリートークの時間が結構あります。
私のように自律神経がイカれた経験がある人間とその手の話をしていたら、軽くカウンセリングの要素も入ってます。笑
正しい運動をしつつ、なおかつ悩みも共有できる、という点でプラスになったのかと思います。みなさまも適度な運動と、正直に悩みをぶちまけられる存在というのは非常に重要になってくると思います。
まとめ
それ以外にも色々とあるのですが、まとめ次第こちらの記事にどんどん追記していこうと思います。気になる方はちょいちょいご確認ください。
以前に比べると自分の周りでも不調を訴える人が、本当に多くなった気がします。実際に自分がこういった発信をしてることもあって、リアルな知り合いからかなり相談を受けます。
そこまでひどい症状がないと言う人でも「毎日ちょっとお腹がゆるいな」とか「ふわっとしためまいがするな」という日々が続く人は、危険信号だと受け取るべきかと思います。
今回は自律神経失調症の原因として『常にONモード』『運動不足』という可能性をお伝えしました。ではそれらをどうやって改善するべきか、という部分をまた次回お伝えできればと思います。
※↑半年ぶりに更新しましたんで、ぜひ笑
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