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名古屋に開発拠点を作ります!〜新卒2年目拠点長の挑戦〜

こんにちは!マネーフォワード広報部の田淵です。

マネーフォワードは2022年1月に国内4つ目となる開発拠点を名古屋に開設いたします!
新たな拠点長として立ち上げに取り組んでいるのは、新卒2年目の長島さんです。拠点長として名古屋に拠点を作ることになった背景には、長島さんのチャレンジ精神がありました。

プロフィール

長島 圭祐
九州大学大学院総合理工学府修士課程在籍中にマネーフォワード福岡開発拠点にインターン入社。同大学院修了後、2020年4月にマネーフォワードに新卒入社。クラウド型債務管理システム 『マネーフォワード クラウド債務支払』の立ち上げから現在に至るまでの開発を担当。2021年8月より名古屋開発拠点の立ち上げ責任者を務める。

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写真はマネーフォワード本社にて撮影

「拠点長」という新たな挑戦

ーはじめに、名古屋開発拠点長になった経緯を教えていただけますか?

長島:まず、僕は常に困難なチャレンジをし続けたいと思っています。新卒1年目には『マネーフォワード クラウド経費』から『マネーフォワード クラウド債務支払』の機能を切り出すプロジェクトの主担当にチャレンジをしました。初めての主担当で、かつプロダクトを分離するという経験もありません。知見がない中での開発は大変でしたが、経験豊富な先輩方に助けてもらいながらやり遂げることができました。

『マネーフォワード クラウド債務支払』の開発が落ち着いた新卒1年目の終わりに、メンターであるビジネスカンパニーVPoEの渋谷さんに、2年目のチャレンジについて相談したところ、拠点長をやってみないかという話をいただきました。

ビジネスカンパニーVPoE渋谷さんのコメント
会社としては若手にチャレンジの機会を提供することを責務と考えていましたし、長島くんもさらなるチャレンジの場を求めていました。マネーフォワードの地方拠点は、本社のコピーではありません。開発するプロダクトや、メンバーのタイプによって、より働きやすい環境にするために自ら考えて文化や組織を作っています。独自の文化・組織づくりが必要という点で、拠点の立ち上げは子会社立ち上げと同じぐらい難しいミッションです。
長島くんは、技術力だけではなくて、マネーフォワードの「ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー」を体現しています。文化づくり・組織づくりに必要なスキルを備えていると感じたので、長島くんであれば拠点長を安心して任せられると思いました。

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↑ 長島さんは今年、マネーフォワードのカルチャーを体現しているメンバーに贈られるカルチャーヒーロー(Speed)を受賞しました。受賞の際のメダルを指差す長島さん。新卒1年目で、新人賞も受賞しています!

長島:エンジニアとして開発をしているからこそ、人材不足は身近に感じていましたし、もっと人材不足の解消に貢献したいという想いを持っていました。拠点長としてエンジニア不足に貢献できるのは嬉しいです。名古屋は人口が多く、有名な大学もたくさんあります。最初は他の都市も候補にありましたが、最終的には採用面を重視して名古屋に拠点を作ることに決めました

拠点の立ち上げは、オフィスの選定や技術の選定、採用など、まさに初チャレンジの連続です。特に大変だったのは採用イベントの登壇でした。まず、社外イベントの登壇自体が初めてで、元々どちらかというと大勢の前で話すのは苦手な性格です。なおかつ新卒2年目なので、他社さんの登壇者に比べるとエンジニアとしての経験も少なく、話す内容についても悩みました。悩んだ結果、名古屋のITを盛り上げていきたいという想いや、チャレンジを奨励する文化を作りたいという今後のビジョンに重点を置いて話すように工夫をしました。常にビジョンはブレないように気をつけています。

ー長島さんは昔からチャレンジ精神旺盛な性格だったんですか?

長島:いえ、もともとは冒険気質な人間ではありませんでした。挑戦思考になったのは、大学2年生のときの短期留学がきっかけですね。いわゆる「アントレプレナーシップ」のようなもので、シリコンバレーの起業家に話を聞く機会がありました。留学で出会った人達の「これから君たちが日本を背負っていくんだよ」というメッセージを受けて、もっともっと挑戦したいという気持ちが湧いてきました。

ーそんな長島さんがITエンジニアとしてマネーフォワードに入社したのはどうしてですか?

長島:ITエンジニアに興味を持ったのは、大学3年生の終わりから1年間、スペインでインターンをした経験からです。スペインの自動車会社で電気自動車のプロジェクトに携わっていました。当時は全くスペイン語を話せなかったので、これも当時の僕にとっては大きな挑戦ですね。インターンでは、プログラミングとは別の仕事をしていました。ただ、当時チームで重宝されていたのはプログラミング経験があるITエンジニアの人だったんです。なりたい将来像や、これから必要とされるスキルについて自分なりに考えた結果が、ITエンジニアでした

IT企業の中でもマネーフォワードへ入社した一番の理由は働く人に惹かれたからです。僕は、大学院の1年生の時にインターンとして福岡拠点で働きはじめました。就活時は他社の選考も受けていましたが、拠点長の黒田さん初め、福岡拠点のメンバーのあたたかい雰囲気がとても好きだったので、最終的にマネーフォワードへ入社することを決めました。

名古屋拠点のコンセプトについて

ーマネーフォワードは拠点ごとにコンセプトを作成しています。名古屋拠点のコンセプトは決まりましたか?

長島:名古屋拠点のコンセプトは「Growth Engine」に決まりました。愛知県は古くから自動車産業が盛んな土地です。そういう経緯もあって、コンセプトには「Engine」という言葉を採用しました。エンジンは自動車を動かす重要な部品ですよね。名古屋拠点では今後『マネーフォワード クラウド』の新サービスを開発していきます。『マネーフォワード クラウド』を盛り上げるハブとしての存在になりたいという想いや、優秀な人材を輩出する拠点を目指すという目標がこのコンセプトの背景にあります。また、マネーフォワードだけに留まらず、名古屋自体を盛り上げていきたいという願望もあります。

↑他の地方拠点のコンセプトについてはこちらのnoteもご覧ください

ー名古屋自体を盛り上げていくという想いについて、詳しく教えていただけますか?

長島:名古屋は有名な大学もあって、エンジニアとして優秀な方もたくさんいるのですが、いざ就職しようと考えるときに、まず東京の会社を見る方が多いそうです。名古屋から優秀な人材が流出してくのはすごくもったいないと感じています。他社さんでも名古屋にITのイメージが少なく、採用に困っていることが多い印象です。マネーフォワードの名古屋拠点は、自社はもちろんですが、名古屋のIT業界全体を盛り上げていきたいと思っています。すでに他社さんと一緒に採用イベントをしたり、エンジニアコミュニティに参加したりしていますが、今後も名古屋のITを盛り上げるために活動していきたいです。

名古屋拠点のこれからについて

ー今後長島さんはどのようなチャレンジをしていきたいですか?

長島:「名古屋でITエンジニアとして働くならマネーフォワード」と言ってもらえるような魅力的な組織にしたいですね。具体的には、チャレンジが奨励される文化を作りたいです。僕がこれまで働いていた福岡拠点はいつでもチャレンジができて、周りの人も自然と応援してくれるような組織でした。名古屋拠点でもそうした文化を作りたいです。僕にとっては拠点作りは初めての経験ですが、途方にくれることはありません。常にマネーフォワードの誰かが助けてくれるのでとても心強いです。拠点は一人では作るのではなく、みんなで作るものだとつくづく感じていますね。

ー今後どういう人に名古屋拠点にジョインしてほしいですか?

長島:まず、名古屋のITを盛り上げていく気概のある方ですね。エンジニアとしては、良いプロダクトを作ることにこだわりを持っていて、プロダクトを愛してくださる方だと嬉しいです!そして、まだまだ新しい拠点なので、シニアの方は若手を育てる気持ち、経験が浅い方は成長意欲を持って開発に取り組むなど、チームで助け合って開発を進めていける方にぜひジョインしていただきたいです。

名古屋拠点に今ジョインしていただくと、拠点の立ち上げをしつつ、新プロダクトの開発をするというレアな経験ができます。地方拠点だからできることが限られるということは全くありません。急成長している『マネーフォワード クラウド』の新プロダクト開発に携われるというのは大きな魅力だと思います。あと、4月に入居予定のオフィスは名古屋駅前のミッドランドスクエアというビルで、とても立派です(笑) 採用においてはオフィスの選定がとても重要だと認識しているので、立地にはこだわりました

あとがき

留学、海外インターン、エンジニアとしての仕事、名古屋拠点設立など、1時間のインタビューでたくさんの「チャレンジ」を聞くことができました。長島さんは名古屋拠点長の先の将来は新プロダクトを企画するプロダクトマネージャーになりたいそうです。明確な将来の目標に向けて一つ一つ挑戦を続けていく姿にとても刺激を受けました。長島さんはまだ新卒2年目です。これからどんな社会人人生を過ごしていくのか楽しみになりました。私も長島さんのチャレンジを応援していきたいと思います!

マネーフォワードの名古屋拠点では、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。詳細は以下をご覧ください。


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