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人は平等を嫌い、ものを考えたくない

今回僕が書くテーマは想像していなかった未来である。

しかし、僕の今の状況は生まれた時に僕がイメージした自分自身、想像していた未来なのである。

僕はこれまでも話してきた様に、生前の記憶がある。

今も僕の耳の側にいる幻聴が、僕が命を授かり、意識を持った瞬間についてきたのである。

それから色々話を聞かされた、僕の事や生まれて会う人の事、その話を聞いている内に僕と言う人間が分かってきて、大した事にならないなと思って生まれてきたのである。

生まれる前、幻聴と一緒にいるのが嫌で、50年経っても幻聴となるべくなら早くお別れしたい。

後、生まれてすぐ赤ちゃんの時に確か自分は大した事にならないんだよなと思った記憶がある。

幼稚園にあがると、幻聴がわんわんと鳴り響くな中で取り敢えず思う様に生きてみようと思ったのだった。

だから、今デイケアに通院しながら、自宅で母の介護をしている事について、余り自分の望む姿ではない。

ただ感じるのは、僕は不幸ではない、心はいつも穏やかで、他人への感謝もある。

しかし、今の僕の現状は赤ちゃんの頃に想像した僕の未来の範疇であり、心の範ちゅうを脱していない。

恐らくこれからも自分自身びっくりする様な事が起こる事はないだろう。

後、10年で還暦である。

今までの経験から10年なんてあっという間に経ってしまう。

社会情勢はどうだろう。

アメリカは僕が生まれ時は本当にいい時代で夢のある国として、世界に希望を照らしてくれた。

あれから半世紀、今アメリカは分断に騒いでいる。

明日は大統領選挙がある。

これからのアメリカ、2030年迄の未来を決定する大事な選択である。

アメリカの経済文明・軍事戦略・宇宙開発、アメリカ人の暮らしの中で、他人との関係性の作り方はどうなるのだろうか。

想像した未来かそれとも想像していなかった未来だろうか。

僕の心持ちでは、ハリスさんに大統領をして、バイデンさんの政治指針を継続して欲しい。

所得による貧富の問題やロシヤやイスラエル、北朝鮮の問題がある中で、どう世界のリーダーシップを取っていくのか、後中国の経済の問題がある。

ある本で興味のある事を読んだんだんだけれど、日本人は平等を嫌う。

そもそも平等なんてあるわけ無いと思っている。

人は必ず、支配されて生きていくものだと言うのだ。

日本人は士農工商という身分制度があった、自分の仕事でさえ自由に選択する事ができなかったのだ。

百姓に生まれれば、地主の為に働かなければいけなかった。

西洋にも奴隷がいた、人としての権利さえなかったのだ。

だから、日本人の多くが不平等の中で、何もかも自分で考え決定する事を望んでいなかった。

令和の時代、自分の生き方は自分で守っていく、未来を決定するのは自分自身だと言う風潮があるが、日本人の多くが社会というものはいつの時代も本質的に不平等なものであり、明治以降の戦後教育で生まれた、人生論を冷ややかな目で見ている人は多いと思う。

だから、日本人は平等を嫌う、そもそも社会に平等なんてないのである。

話を戻すと社会情勢が明日決定する。

人は平等を嫌い、ものを考えたくない。

社会の中枢がものを考えて、トップダウンで支配する。

実はそんな政治が人を1番落ち着かせ、未来が決まれば、その中で自由に活動出来る資本主義が1番望まれているのかもしれない。

今の中国の経済が中央集権でトップダウン方式、実際の経済は資本主義を敷いているのである。

アメリカの次の大統領も経済文明を成長させる為には中国と手を組むしかないだろう。

僕も後、10年で社会から引退する。

60になれば、働かなくて良い。

今も年金暮らしであるが、豊かさを感じさせない、ギリギリの生活で良い。

デイケアで信用される人であり、相談できる関係性でありたい。

noteは続けていくが、そんなに拘っていない。

もしかしたら、父のしている100円市の方にシフトしていくかもしれない。

今日は、想像していなかった未来について話してきたが、結果的に僕は嘉川の人であり、僕の周囲と相対的な比較をしても、想像していた未来に落ち着いているのである。

それはこれから亡くなるまで、変わることはないだろう。

そんなお話でした、それではまた。

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