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Going to Your Funeral Part I - Eels (1998)

叫び出しそうな気持ちを抑えながら
君の葬式に向かってる
「すべてが遠ざかって行く」
ハイウェイを飛ばしてると
夢みたいに晴れ渡った青空
痛みしかない今に ぴったりの日だよ

花を手にした人たちがいるだろ
箱の上に花を手向けて
その上からどんどん砂がかけられて
あの箱には・・・
あの箱の中には・・・
かつて君だった人が入ってる

まるでホノルルを襲ったハリケーン
君が狂ってなんかいないって僕は分かってた
狂ってるのはこの世界の方だろ
大したことないって言いたげに微笑んでたけど
かさぶたの下で傷は全く治ってなかった
ただの女の子のまま 大人になったんだ

みんな俯いて顔を覆ってる
こっちは自分の感情すら
理解が追いついてないのにさ
つまり 何て言うか・・・
本当は淋しさを覚えるはずなのに
戻ってほしいと僕が絶対思うはずの相手は
君なのに

君の葬式に向かいながら 自分が馬鹿に思えてる
誰のせいでもないさ
学校をサボってほっつき歩いてた日々を思い出しながら
すべてが遠ざかって行く



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