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【Tableau Tips】顧客毎の初回オーダー日を算出する(FIXED)

noteをお読みいただきありがとうございます!
Tableau女子会web担当のishiakiです。
この記事ではBIツールTableauのTipsをご紹介します。今回はTipsというよりはTableauで使用できる関数のひとつ、FIXED関数の使い方の紹介です。

FIXED関数とは?

Tableauで使用する関数のひとつで、名称の通り、ディメンションを固定して集計を行います。使い慣れないうちは難しいように感じてしまいますが、サンプルスーパーストアを使った例を交えながら、FIXED関数を使用する例をご紹介します。

顧客毎の初回オーダー日を算出したい

まず、顧客毎のオーダー日一覧を出してみましょう。

スクリーンショット 2019-09-22 23.20.08

次に、FIXEDは使わずにシンプルに初回オーダー日を出してみましょう。

スクリーンショット 2019-09-22 23.23.52

初回オーダー日は、オーダー日の中の最も小さい日付となりますので、MIN()関数を使用します。逆に、最終オーダー日を算出する場合はMAX()関数を使用します。
では、最初に作ったクロス集計表に、今作った初回オーダー日を入れてみます。

スクリーンショット 2019-09-22 23.47.47

すると、顧客毎の初回オーダー日ではなく、行毎の初回オーダー日が出てしまいます。2015年1月21日の初回オーダー日は2015/1/21、2015年11月15日の初回オーダー日は2015/11/15。そりゃそうです。

FIXED関数を使用して初回オーダー日を出す

顧客毎の初回オーダー日をFIXED関数を使用して算出してみます。

スクリーンショット 2019-09-22 23.43.11

関数の意味は後ほど解説しますので、まずは作成したFIXED初回オーダー日をクロス集計に入れてみましょう。

スクリーンショット 2019-09-22 23.48.42

すると、顧客毎の初回オーダ日が入りました!

作成した関数の意味は?

FIXED関数は、関数内に入れたディメンション以外の影響を受けないという特徴を持ちます。

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今回は関数の中のディメンションに顧客名だけを入れたので、オーダー日の影響を受けなかったということです。

スクリーンショット 2019-09-22 23.48.42

なので、他のディメンションを入れてみても、FIXEDを使った計算は影響を受けません。

スクリーンショット 2019-09-23 0.38.47

私個人の意見ですが、使い慣れていない関数や複雑な関数を使用するときには、今回のように算出される数値を一度クロス集計で確認してから可視化を行っています。手間のように感じますが、間違った数値を出さない為に必要な作業だと思っています。

LOD表現トップ15

他にも、FIXEDを含むLOD表現を使った計算方法はこちらにも紹介されていますので、是非ご覧ください。

1.顧客のオーダー頻度
2.コホート分析:2013年に初回購入した顧客の、2014年の売上は?
3.毎日の利益KPI
4.合計に対する割合
5.新規顧客の獲得:地域毎の合計顧客獲得数の日時推移は?
6.売上の比較分析
7.営業担当者毎の上位取引の平均値
8.実績と目標
9.ある期間での最終日の値
10.コホートによる再購入
11.ある範囲での平均との%差
12.相対期間のフィルタリング
13.ユーザーのログイン頻度
14.プロポーショナルブラッシング:抽出した項目と全体の合計値を比較
15.顧客コホートによる年間購入頻度

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