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ヨガ哲学の学び方①

よく「ヨガ哲学は難しい」
と言われますが
確かにその通りだと思います。

インドという
(いい意味で)ヘンテコな国の
思想や宗教観を学問にしたものが
ヨガ哲学ですから
難しいのは当然です。

ただ
理解するコツさえ掴めば
そのヨガ哲学を
自分のポッケにしまって
いつでも取り出して
日常生活で使えるようになります。

ヨガ哲学は
超実践的な教えなので
得るものと言うよりは
「使用するもの」です。

今回は
難しいヨガ哲学を理解するためのコツを掴んで
それをいつでも使用できるように
お勉強していくシリーズです。


コツその1「薄目でぼんやり観る」

たしかにヨガ哲学は難しいですが
ちょっと視点を変えて考えてみると
「ヨガ哲学が難しいのではなく
自分が勝手に
難しく理解しようとしているだけなのではないか?」
という見方も出来ます。

そう考えたら
ヨガ哲学をもっと簡単に
もっと大雑把に理解することは可能です。

難しいものを
難しく考えても
難しいだけ終わります。

難しいものを
簡単に考えたら
少しは自分のものになります。

例えば
「猿も木から落ちる」ということわざは
みなさんご存知だと思います。

その道のプロでも失敗することがある
という意味です。

このことわざを
今初めて知ったとしましょう。

そのとき
猿?
それってニホンザル?
アカゲザル?
木?
その木の高さはどれくらい?
いや
猿だったら木から落ちても
上手に着地出来るんじゃない?

みたいことを考える人はいませんよね。
これは
本質からずれまくっていて
どうでもいいことに疑問を抱いている状態です。

このように
知っていることわざを例に挙げたら
「考えすぎでしょ!」とか
「大事なのはそこじゃないでしょ!」と
すぐわかるのですが
これ、意外とヨガのお勉強のときに
やっている人が多いのです。

つまり
ヨガ哲学を隅々まで理解しようとし過ぎて
本質からずれた部分にまで疑問が行き渡り
悩まなくていい所で悩んでしまった結果
「ヨガ哲学難しい。つまらない。やーめた。」
となってしまうのです。

猿の種類や木の高さなんかどうでもいいのと同じで
ヨガの勉強も隅々まで鮮明に観れば良いというわけではなく
まずは薄目でぼんやり観るくらいの方が
ヨガの学びを深まりやすいのです。

つづく

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