春味は菜花から プーリア州・チーマディラーパ
オレキエッテの菜花和え"Orecchiette con Cima Di Rapa"
チーマ・ディ・ラーパはアブラナ科の蕪の花の一種らしい。
私の住む街の近くは菜の花祭りがある程の名産地だ。元は観賞用がメインだったが、最近は従来の菜の花以外も小松菜やら白菜やらいろいろな菜花が売られるようになった。
どれもほろ苦さが春らしい味で美味しい。
にんにくとオリーブ油でくったりと蒸し煮にした菜花で和えた手打ちパスタは、南イタリア プーリアの名物。
イタリアの中でも野菜料理が豊富で美味しいプーリアの菜花の蒸し煮は、パスタに和えずに付け合わせやパンに載せたり、前菜としてそのまま食べるのも人気だ。
菜花の蒸し煮の作り方
潰したにんにく、オリーブ油、種を取った赤唐辛子をフライパンに入れ弱火にかける。にんにくが色づいたら、水に晒した菜花をざく切りにして入れて蓋をしてくったり柔らかくなるまで蒸し煮にする。
材料(2人分くらい)
菜花 両手にいっぱいくらい
にんにく 1片
赤唐辛子 1本
オリーブ油 大匙2くらい
オレキエッテ"Orecchiette"
耳と言う名前が着いたオレキエッテはセモリナ粉と水だけで作るプーリア名物のパスタ。現地ではコシがありつつ柔らかく食べやすいのだが私のはコシが強すぎてしまう。
うーん…難しいな。
バーリの海沿いの朝市にて
賑わっていた朝市の夕方の風景
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?