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光、降り注ぐ神社

熊野速玉大社をお参りして、車で数分のところにある「神倉神社」へ移動。
ここもすぐそばに駐車場があり、待たずに停められた。
神倉神社の石段が大変…との事前の情報があったので、登山用ステッキを持参して向かいました。


観光場所9:神倉神社

熊野三山の元宮。高さ80m近い断崖絶壁にあり天磐盾として崇められてきました。ここは神の磐座と崇拝されてきた巨石があり、「ゴトビキ」岩と呼ばれています。「ゴトビキ」とは熊野地方の方言で「ヒキガエル」の意。538段の仰ぎ見るような自然石の石段を登りつめた先には、御神体のゴトビキ岩と新宮一望の景色があります。

観光協会のチラシより


住宅街で近くに学校もあるのどかな場所から
別世界へと渡る橋


「天磐盾(あまのたていわ)」の解説碑
日本神話を知ってたら良かったな

鳥居をくぐり、いよいよ石段を登り始めます。

えっ、本当に急勾配!
しかも石段が不揃いで、「端に寄ると転げ落ちるから危険」という注意書きもあり恐怖心がわいてくる。

数メートル登ったところで、下をチラリ。やば…。
そういえば、高所恐怖症だったかも…、だめだ降りよう…。
と、もの凄く葛藤した。
葛藤はしたものの、ここまで来たし、みんな登っているし…と己に言い聞かせ恐る恐る登る。あまりの怖さに、途中では写真は撮れなかった。


ほら、あそこまで行けば一休み。
みんな登れてる!と自分に言い聞かせる。


急な石段が終わったところで、周りを見る余裕が。


軽い登山です。
そう、ここは神倉山なのだ。


途中、すれ違う人が「もう少しで着きますよ」などと声を掛けてくれて、励まされる。



ようやく神社前の鳥居に到着


鳥居を別角度から



ゴトビキ岩と神社です


御神体の岩が覆いかぶさってる


神社から熊野川河口の眺望

すると、ここでガイドをしている風なおじさん(よくみなかったが、名札をつけていた)が順番に写真を撮ってくれていたので、私たちも撮ってもらった。




「顔を上げて手を広げて」という指示で。
持ち上げている感じ?


白い石。
花の窟神社にあったような石


ゴトビキ岩の手前のところにも岩があって、ここも気になった。



さきほどのおじさんが、こっちでも撮ってくれた。


光が写ってる。
さすがですね!


これもおじさん撮影。

たくさん撮ってくれてありがとうございました📷
ボランティアで撮ってるみたいです。
毎日ここまで登ってくるのかなぁ。



途中に登山口もあった。
(登りは気がつかなかったけど)


ひ~こら言いながら降りてる姿を撮ってもらった。
ストックあって良かったけど、入り口に杖も「ご自由に」ってたくさん置いてあった。


あとちょっとで到着だよ。


猿田彦神社、神倉三宝荒神社


スニーカーを履き替えたおかげで、足を痛くすることもなく無事にお参りできました。

後日調べてみると、神倉のゴトビキ岩が「陽石」で、「花の窟」の巨石が「陰石」と、セットとなっているという記述を見つけました。
可能であれば両方を行かれると、陰陽でまとまりよく、より熊野の自然・巨岩信仰が体感できることと思います😊


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