ねころんでロンゴ(論語)~今だけ知ってもね
原文
子曰「温故而知新。可以爲師矣」
書き下し
子曰く「故きを温(たず)ねて新しきを知れば、以って師(し)為べし。」
訳
孔子がぼやいた。
「“今”を作っている歴史的背景を理解して、今の事を考える。それができれば、まぁデキるヤツって言えるだろうがな…┐(´д`)┌ヤレヤレ」
寸感
昔、中国史の講義に「海外で商売するとき、その国の歴史的背景がわからないと、国そのものを理解できないし、タブーとかがわからなくて、商社マンとしては怖いから」といって聞きに来ていた商社の若手日本人がいたが、たぶんソレもコウ言うことだと思う。
あと、個人的な偏見だが
・とにかく相手国の背景を知らないで、とにかく「市場成長が」、「消費能力が」という言葉で海外事業を語る
・自国の伝統文化や歴史に興味を持たず「IT技術はすごい」、「国際都市だ」、「先進国だ」と自慢げに語る
人って意外に多い、ような気がする。
はたしてそれで、皆さんお好きな「ぐろーばる」な人に成れるのだろうか…。
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