ねころんでロンゴ(論語)~ワイルドとスタイリッシュの間
雍也第六
原文
子曰、「質勝文則野、文勝質則史。文質彬彬、然後君子」
書き下し
子曰く「質、文に勝てば則ち野。文、質に勝てば則ち史。文質彬彬(ひんぴん)として、然る後に君子」
訳
孔子がぼやいて言うには
「自分らしさが装いに勝っちまうと、雑なイメージ。
でも、装いが過ぎて自分らしさが隠れちまうと、今度はインテリもどき。
ようはバランスを取ることができるってことじゃないのかな、本当にデキるヤツってのは」
寸感
上海では前者が多かったけど、日本はどちらかっていうと後者が多いよね。
若いくせにきれいな言葉できれいにまとめ用とするタイプ。
でもそれじゃぁ、薄く見えるんだよね。
そのキレイゴトの下に据わった肝っ玉があるかどうかなんじゃないのかな。まぁ、あんまり粗野でも困るけど。
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