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はじまり

自分は何者なのかとか
何のために生きてるのかとか

そんなこと考え始めたのは小学4年生の頃

1番初めに抱いたのは、

なぜ私はここに生まれたんだろうという疑問
どうしてあの子の家じゃなくて、この家に、この場所に生まれたんだろう?

不幸だったわけじゃないけれど、それなりに葛藤していた時期で。
少なくとも周りの友達よりは不遇だと思っていた。

自分の境遇に意味を見出さないと、頑張れなかった。
つらくて悔しくて
悪いことなんて何もしていないのに
どうしてこんなに苦しまなきゃいけないのか全然納得できなくて。

その時の私にはどうしても答えが必要だった。

玄関の前の窓ガラスに、何度も何度も同じことを書いた。



『生きるいみってなんだろう』



小さな頭で考えて考えて考えて、
考えた末にたどり着いたのは、

私たちは“りんねてんせい“を繰り返していて、生まれたことに意味はあって、人それぞれの使命がきっとあって、この場所を自ら選んできたんだということ。


根拠とかそんなものなくて、
ただただそう思いたかっただけかもしれない。


でも21歳になった今、考え方は少し違えど
その頃出した自分の答えが、間違っていたとは思わない。


はみ出し者になるのが怖くて、
人の目を気にして、
ずっと言えなかったことがたくさんある。

本当の意味で自分に正直になろうと決めたから、
臆せず表現していく覚悟がついた。



これはその始まりにする。




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